こばやしゆう

食べることへのしょーもないこだわりふと思いだす世界の路地自己肯定感つよめ

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最近の記事

わたしの旅した国たち

<高校1年>イギリス <大学4年>欧州旅行45日間フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコ オーストリア、イタリア、バチカン、フランス、スペイン、モロッコ <27歳>世界一周約5ヶ月半アメリカ、メキシコ、キューバ、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、ブラジル、 スペイン、一時帰国、ポルトガル、オランダ、ドイツ、ギリシャ、トルコ、 ヨルダン、イスラエル、インド、タイ <31歳>2泊3日韓国 画像:アプリ『been』で作成

    • 31歳、わたしの旅歴① 〜初海外旅行編〜

      高校1年の夏 イギリス 往復の飛行機はひとりで、 現地では駐在していた叔父と叔母のロンドンの家に滞在。 チケットの手配や資金も全て父持ちで、 まさに「かわいい子には旅をさせろ」の典型だったのだと思う。 初めての海外旅行なので、THE観光地をリクエストし バッキンガム、ビッグベン、ロンドンアイ、大英博物館、キングスクロス駅、、、 叔母に意欲的に連れて行ってもらい、その後の人生でも一番「観光」した国。 「飛行機でもロケットでも乗ってきなさい」 叔父も上手く休暇を取ってくれ、2週

      • 酢豚にパイナップルという罪

        スイーツと食事を分けすぎではないか。 正直この話がそんなにしたいわけではなく パインバーグディッシュ最高!と言いたいだけの話です。 フルーツソースをお肉に添えるのとか パイナップルをピザにトッピングするとか 創作料理界隈で不動の人気・桃モッツァレラも 冷麺に浮かぶ薄切りのりんごや梨。 これらがわたしは大好きだ。 「果物がしょっぱい料理に入ってるの許せない」 という人は多い。 でもそう言う人の多くは 「酢豚のパイナップルが嫌い」で止まっている。 それは本当に、本当に勿体

        • ひとり旅のデメリットと魔法の言葉

          おいおいnoteにも思い出を書いていくつもりなのだけど わたしはひとり旅が好き。 旅先でのごはんももちろん大好きで 世界中で色んなものを食べてきた。 ロンドンのチャイナタウンで食べた北京ダック ペルーのセビーチェ ブエノスアイレスの牛肉 エルサレムのファラフェルサンド ギリシャのムサカや魚介料理 インドで食べたキュウリとヨーグルト混ぜたサラダ、、、 簡単には食べに行けないから記憶の中で評価はどんどん上がり もう一度食べたい欲に苛まれる。 人と予定を合わせなくていいし、

        わたしの旅した国たち

          めんつゆだけは大目に見てほしい

          どうしても譲れない調味料がある。 結婚してから、稼ぎも多くなく慎ましく暮らす私たちは お努め品を選んだり、安いスーパーなどで済ますことも多い。 旦那さんはしっかり者で、 見切り品のワゴンにまっすぐ向かうタイプ。 わたしはパプリカ2色欲しいなぁ、なんて無駄遣いしちゃうタイプ。 調味料もこだわりなく、プライベートブランドの安い方を選ぶ旦那さんに わたしは勇気を出してお願いした。 めんつゆだけは「にんべん」がいい。 身の丈をわきまえて選ぶことに不満はない。 でもどうしても。

          めんつゆだけは大目に見てほしい

          出されたものを「黙って食べる」文化

          自分の実家に帰省していた際、 母の煮物に「なんか今日のは(味が)キマってないねぇ」 と言ったら、一緒に来ていた旦那さんが驚愕していた。 これはそれぞれの実家での文化の違いの話。 旦那さんの実家では、 美味しかろうが嫌いなものだろうが黙って食べるのが当たり前だったそうだ。 わたしの実家の場合、 思い返せばわたしと父だけだったかもしれないが 味が濃いとか薄いとか、好きとか嫌いとかを食卓で話すのが普通だった。 母曰く、父は嫌なものは黙って残していたらしい。 美味しいものはま

          出されたものを「黙って食べる」文化

          好きな食物と好きな料理は違うらしい

          会うたびに食べることについて話したり、 食べに行くことについて一緒にいなくても話す友達がいる。 彼もまた食いしん坊で。 待ち合わせに向かいながら 「今日何食べる?」とメッセージでやりとりする時間が わたしはたまらなく好きだ。 −「ナイフとフォークで食べたい気分」 −「エスニックかな。でも中華ではない」 −「肉!!!」 −「ワイン飲む感じのお店がいい」 −「メキシカンとかどう?ペルーでもいい」 などと、電車内で真顔でやりとりしてるから笑える。 ある日の夕食の帰り道。 好き

          好きな食物と好きな料理は違うらしい

          一番うまかった酒

          弱くもなく、強過ぎることもなく。 食べ物に比べるとこだわりは弱めのわたし。 ただ、甲類の焼酎を割ったような安酒を飲むくらいなら オレンジジュースかコーラでいいです、とは思っている。 今のところ人生で一番美味しかった、思い出深いお酒の話をしたいと思う。 大学生の頃、家族旅行で京都に行った。 父の退職祝いだったような気がする。 とにかく贅沢づくしの旅で、2日目の夜に先斗町のお高めのお店を予約していた。 確かフグだかカニだか海鮮系の鍋物だったと思う。 ところが店に着くと、座敷

          一番うまかった酒

          好きなたべもの、の話

          何が好きか、は別として 好きなたべものについて何時間語れるか? 存在や生き様を推し量るものさしとして わたしはこの話をもちかける。 最後の晩餐は何を食べたい? その人の未来を一緒に覗き、 時にはちょっぴり切なさも混じる質問。 体調、気分、シチュエーション、、、 様々な条件の上で選ぶごはん。 一つ一つ選んできた結果が今であり いつ死んでもいいような選択をしたい。 明日は何を食べようか。 明日はどんな味を思い出すだろうか。 ここにいる人とそこにいた人達と

          好きなたべもの、の話