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クダリの話

こんにちは。camelです。

実は最近試験とか面接とかを受けているお年頃なんですが、そんな僕が最近聴きまくっている曲の話をしたいと思います。

今日の曲は「クダリ」。毎回ファンの人はピンとくるんですが、そうでない人は?ってなりますよね笑。「クダリ」はMrs. GREEN APPLEのアルバム「Attitude」収録の1曲。前に書いた「なくもんか」と同じで社会の不条理、やるせなさを描いた曲です。

この曲は、歌詞もすごいんですが、大森さんの歌い方もすごい。
かぼそい歌い出し、でもサビ終わりには想いを吐き出すように叫びのように歌う姿、吹っ切れた2番、そしてやさしいラストの歌い方。

歌詞考察や、歌詞の意味ばかり考えている普段の私ですが、この曲ばかりは大森さんの歌い方に引き込まれました。

大森さんは広い音域を使えて、それを用いて幅広い表現をされる方です。「インフェルノ」や「僕のこと」でそれはもうすごさを実感しました。

でも「クダリ」で同じ高さで表現を変えるというすごさに出会いました。
大森さんにしかない最強の声という武器の使い方の広さに感激です。

そんな「クダリ」からお気に入りの一節を紹介します。それは「でも心のどっかでは見つけてほしいんだろうな」。自分のつらさを誰かに気づいてほしい。でもそんな気持ちが自分自身にあることを認めたくはない。そんなこじれた感情がこの「だろうな」に詰め込まれています。泣き叫ぶような大森さんの歌い方も最高に「クダリ」らしい一節です。

歌い方、って本当に大事ですよね。歌詞をどう歌うか、それを考えて曲を作っているプロの方ってすごいなって尊敬できます。
カラオケで意識したら点数上がるのかな笑。

というわけで、今回は「クダリ」の紹介でした。
それではまた。Have a nice music!

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