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アトピーに玄米は避ける

■白い炭水化物と茶色い炭水化物

世の中には、ありとあらゆる炭水化物すなわち糖質をメインに含有する食べ物があるが、それらは主に

・白い炭水化物

・茶色い炭水化物

に分けられる。

白い炭水化物は、小麦粉(パン・パスタ・うどん・中華麺など)、白米などだ。


一方、茶色い炭水化物は、全粒粉・大麦・ライ麦・オート麦・キヌア・蕎麦粉・雑穀類・玄米などだ。

白い炭水化物は、精製されすぎており、食物繊維などがほとんど残されていないため、食べると血糖値を一気に跳ね上がらせることになる。精製白糖もこれに分類されるので、お菓子やジュースにも、気を付けなければいけない。

一方で、茶色い炭水化物は、食物繊維がそのまま残されているので、血糖値を急激に上昇させず、糖尿病の方には白い炭水化物よりも摂取すべきものと考えられる。

■玄米やふすまで激しい痒み

個人的な体験談で非常に申し訳ないのだが、僕はどうやら玄米などの茶色い炭水化物が合わないらしい。今では、日常生活上、ほとんど痒みや湿疹に悩まされずに生活している。以前とは比べ物にならない。

僕は、かつて74キロあった体重から58キロまでダイエットした時に非常にアトピーが改善し、一時的に

アトピーの改善は、痩せることにあった

と考えていた。確かに、間違っていない。痩せるためには食事量を減らしていたため、それが肌荒れ改善に大きく貢献したことは未だに実感する。

しかしながら、アトピーが再燃し始めたのはその後からで、痩せた体重を維持する時期に突入した時だった。

体重を維持すべく、ひたすらに体重の増えにくいものを摂取するようになった。

その中に

・玄米
・ふすまぱん(LAWSONで買えるもの)

を取り入れたが、これが悪夢の始まりだった。

「激しく痒い!」

こんな日々が続き、アトピーの改善は一時的なものだったのかとがっかりしたが、ふとその時期に変えた食習慣の玄米やふすまぱんを止めてみたら、また改善に向かった。

あの痒みが本当に玄米やふすまぱんに関係していたのか不思議だったので、最近になり再度LAWSONでふすまぱんを買って食べてみたところ

やはり

「激しく痒い!」

のだ。

■結局、白い炭水化物を少量に

ちまたでは、糖質制限ダイエットが流行っており、炭水化物を極端に減らすか、茶色い炭水化物を取り入れるみたいだが、僕の個人的な体験からすれば、

少しの白い炭水化物

で生活するのが、やはりアトピーには一番問題ない。白い炭水化物は、血糖値上昇に大きく関与するが、少量なら玄米やふすまぱんを食べるよりはるかに良い。

玄米やふすまぱんなどの茶色い炭水化物がすべてのアトピー患者さんに悪いというわけではないかもしれないので悪化するかもしれないが、一度試してみると良いと思う。