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Basil Poledouris - The Blue Lagoon / 青い珊瑚礁 - 1980

夏と言えば…な夏らしい映画、色々ありますけど…
少し前にこの映画について、とある動画が笑える取り上げ方をしていたので、思い出してみたのです。

いやさ、その取り上げられ方と言うのは、この映画が衛星放送で放映されるとき、たくさんの男性たちが放映を楽しみにしていたと言うのに…
(ブルックのヌードと、二人の初体験シーン)

映画の放映時、緊急速報が入ってしまったことで、肝心のシーンに字幕が見事にかぶってしまい、
多くの男性がガッカリさせられた…って、ハイwww

ぎゃははははっ! 残念デシタ~

こっちは地上波も衛星でも放映はムリっすね
AV界の聖子ちゃんこと寺島まゆみさん懐かしス

昔はそんな風に、女性の胸とかセクシーシーンは、結構テレビでも放送されていたと思うのですけど…今は引っかかってしまうから、無理なのかとは思います。
「時間ですよ」とか「お昼のワイドショー」での不倫再現ドラマとか、「ウィークエンダー」とか「トゥナイト」やら「11PM」に「ギルガメッシュナイト」とかとか…
セクシーバラエティも絶滅種ですもんね。

はい、それがこのシーンね。

そうですね~ AVとは違って、映画でのソレは、
とても綺麗にロマンティックに…
ときに爽やかに描かれていますからね。

女性にとっても違和感ないものです。
(現実はこんなんでないけどね)

何しろ女優さんが容姿もボディも美しいもの~
あとシュチエーションとかロケーションだなあ。

そして、この頃のブルックは本当に美しかった。
綺麗なんてもんじゃない、美少女って言葉だけで表せない。

「Pretty Baby / プリティ・ベイビー」1978

気品があって、美しいとしか言いようがなく… 
して、この時12歳ですよ!

12歳の娼婦役が何ていうか~
ハイ! 末恐ろしいわって感じでしたっっ

'80-95 ブルック・シールズCM集


さてさて「青い珊瑚礁」

いやさ、こっちじゃないっっ

この映画はリメイクになるのですが、もともとはヘンリー・ドヴィア・スタックプールが1901年に発表した、
小説「ブルー・ラグーン」が原作で、
1923年に最初の映画化がされます。

その後は1948年にも映画化されます。
ふたつともイギリス映画ですね~

で…最初の映画の動画は残念ながらUPされてなくて…

「The Blue Lagoon」 1948

1948年度版のがフルでUPされてるくらいかな。
ちなみにジーン・シモンズ(キッスのベーシストぢゃなくてね)が主演でしたなー 

俺は出てねぇよっっ!
一緒にしないでね
アテクシの方が芸歴長いのよっっ!

ブルック主演のは1980年。彼女が15歳の時のですね。
って言うか、撮影時はまだ14歳か…大人っぽいです。

初々しいです。14歳でこんなお色気シーン演じさせるなんて、今の時代の日本なら、人権なんとかやもしくはフェミ団体がうるさそうですねっっ

「The Blue Lagoon / 青い珊瑚礁」映画予告編 1980

いちおうこの映画の続編も作られたんですが…
主演二人(俳優)が違うのと、
物語に連続性がないので続編と言っていいのか疑問です。

「Return to the Blue Lagoon / 続・青い珊瑚礁」映画予告 1991

そして、まだ無名だった、ミラ・ジョヴォヴィッチが、
リリー役で出ていたりする。

なんか、顔が違うー

でもって、
映画では無いけどドラマとしてもリメイクされてます。

「Blue Lagoon: The Awakening / ブルーラグーン~恋の目覚め~」予告 2012

原作である小説からはずいぶん内容が離れてしまって、単なる非常時に世間から隔離されて二人っきりになってしまった、男女の初体験モノに成り下がっているなあ…

ようするに、昔から無人島に男と女が二人っきりでいたらこうなるっていう、そういう定番的な典型的ラブストーリー。
(そこに思春期の初体験モノが乗っかっている)

王道なんでしょうなっっ

そうした孤島モノと言えば、映画「ハリケーン」や「流されて」ではそれが成人した大人の男女(相手が犬猿の仲だったり、人妻というハンデもおまけでついてきてたか)
邦画だと「東京島」が少し近いけど、あれは二人きりではなく女性一人のハーレム争奪戦?だもんなあ。

円熟した男女ではなく、どちらも初めて同士で、
エロ本もアダルトビデオも見たことないよってな状況下で…
思春期の目覚め(それぞれが女で男ということを自覚する)と、初恋が被るから青春ドラマとして成り立つのよね。

単純に言い年した、
大人の女が無人島とか二人きりに閉じ込められての、
そういう仲に発展なら、こうはいかない。

「Swept Away / 流されて」1974

この映画もね、面白かったなあ。

さてさて音楽のハナシ…

Basil Poledouris「The Blue Lagoon Soundtrack / 青い珊瑚礁」サウンドトラック

音楽を担当したのは、アメリカの映画音楽作曲家ベイジル・ポールドゥリスで、なんでもテレビシリーズ「宇宙大作戦」(スタートレックの第一シリーズ)、これに数話出演したことがあるそうです。

映画音楽作曲家というだけあって、
「ビッグ・ウェンズデー」や「コナン・ザ・グレート」
「ロボコップ」「若き勇者たち」「ホワイト・ファング」
などなど、おなじみの映画も担当していたり。

「FREE WILLY: ESCAPE FROM PIRATE'S COVE / フリー・ウィリー」1993


「The Jungle Book / ジャングル・ブック」1994


「Hot Shots 2 / ホット・ショット2」1993


「Under Siege 2: Dark Territory / 暴走特急」1995

この辺りのサウンドトラックも彼が担当しています。

ただ、肝心の彼についてはちょっとよく解らないっっ
そして2006年に他界されているんですねっっ

ベイジル・ポールドゥリス

お顔はこういう方。

そうですね。
どうしても「青い珊瑚礁」って言うと、
ブルックと青い海と空、そして若々しい二人の眩しい肢体…が思い出されて、そっちばかりが思い出されるというかー

音楽ってどんなんだったっけ??ってのはあるんですがっっっ

その意味では映画の内容を壊さない脇役。良い意味での引き立て役としての音楽を作る方だったのかもと思ったり…


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/05/26 掲載記事より転載

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