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The Clash - White Riot / 白い暴動 - 1977

そして、アナーキーのとこでも名前出たクラッシュ。こちらも知ってるけど知らない(聞かない)バンドです。

ははは…

パンクと言えば、ピストルズ、クラッシュは創世記の双璧バンドって、そんな感じで抑えておけって感じなバンドかも。

バンドの成り立ちですが、1975年にミック・ジョーンズが参加していた、LONDON SSと言うバンドのボーカルオーディションにポール・シムノンが応募し、知り合い、翌年にバンドは解散するものの、マネージャーのバーニー・ローズとジョーンズとシムノンは、そのまま新たなバンドを結成しようと言う話になったと。

んでもって、セックスピストルズのライブを見たジョーンズが、ピストルズと同じ方向性のバンドを目指そうと思ったのでした。シムノンはベースに転向、新たなボーカルとして、パブロック・バンド“101'erで活躍していた、ジョー・ストラマーに声をかけ、彼が了承したことから、クラッシュ誕生と相成ります。

で、翌年1977年にはレコード会社と契約。デビューアルバム発売となるから、ここまでは結構順調。

「Janie Jones」1977

「Remote Control」1977

「I'm So Bored With The U.S.A. / 反アメリカ」1977

「Career Opportunities / 出世のチャンス」1977

デビューアルバム、セカンドアルバムと好調だったので、サード・アルバムは二枚組のアルバムを出したりして。

「London Calling」1978

「Spanish Bombs / スペイン戦争」1978

「Train in Vain」1978

この頃にはイギリスでも批評家を唸らせ、アメリカでも人気あるバンドになっていました。

それはピストルズとは違って、純粋なパンクと言うより、スタイルとしてはパンクだけど、音楽的には多様性があるというのかな…音的には、様々なジャンルを吸収した曲調にあったのかなって思います。

うん、他のパンクバンドより聞きやすいですもん。単調なリズムとリフの繰り返しになりやすいパンクの中で、豊かな音を作り出すバンドだと思うし。

でも、メンバーチェンジは結構あったり、追い出しとかアレコレねっっ そんなわけで出入りが激しいバンドの一つかなん。

「The Magnificent Seven / 7人の偉人」1980

「Rebel Waltz / 叛乱ワルツ」1980

「Should I Stay or Should I Go / ステイ・オア・ゴー」1982

「Rock the Casbah」1982

てなもんやで色々すったもんだあって、1986年にバンドは解散。残念でござる。

2002年にはロックの殿堂入りして、再結成の話も何回か出るものの、それも進まず、その理由も一般のファンが買えない値段のチケットの場所で、再結成ライブなんて嫌でござるってシムノンがごねたからという…パンクバンドらしいエピソードです。

で、再結成の話が進んでいたときにストラマーが急死。これにて永遠に活動停止となりました。

そうですね。クラッシュも活動期間はさほど長くなかったけれど、パンクでありながらパンクを超えたバンドって言うのかなあ? パンクというジャンルを批判していた人たちを唸らせる曲作りをした人たちで、パンクが市民権を得るのに多大なる貢献をしたバンドでもあり、パンクを聴きやすくもしてくれてハードルを下げてくれたバンドって感じかな。

スピリットやスタイルや歌詞はパンクだけど、音楽性は柔軟で豊かだった。うん、そんなバンドでした。

「White Riot / 白い暴動」1977

でもって、クラッシュと言うとやっぱコレかなあって感じ。曲についてはあえて語りませんがwwww もっともパンクらしいって思うので、代表曲としてあげてみた。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/07/10 掲載記事より転載


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