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歴史は繰り返す~集団のカルマ

前回記事の補足。国には国のカルマが、民族には民族のカルマというものがある。つまり個人ではなく集団のカルマ。

これをグノーシス、スピリチュアリズムの思想では、グループエレメンタル(レギオン)とも呼ぶ。 注※イコールではないのだけれど。

もちろん、これらには善きカルマ(グループエレメンタル)もあるし、
すべてが否定的なものであるとも限らない。

けれども、得てして集団のカルマとは、
良くないほう、悪しき流れのほうに流れがちである。

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時に集合体無意識としても知られるそれは、その土地に住まうもの、血族に生まれるもの、とある共通の意識によって繋がれた者たちの潜在意識に影響を与え、働きかけ、洗脳するがごとく、悪魔の囁きをして、それら特定の団体の復讐心や過去の負の記憶(個人の)を呼び覚まし、負のスパイラルへと誘い込む。

新しい時代に生まれてきた、無関係の人々に、過去の出来事のレコードを再生しては見聞かせ、それがあたかも今起こった出来事であるかのように、彼ら自身が犠牲者であると、リアリティを持たせて思い込ませ、何度も何度も負の感情を刷り込み、カビの生えた古い価値観やら不信と疑惑を植え付けて洗脳し、彼らが新たに生み出す憎しみや悪の感情をさらに取り込んで、どんどん自らを大きく成長させ、巨大化していく。

現代はまさに、先の戦争がもたらした、
負のグループエレメンタルが力を増してきている時代である。

こうした負のグループエレメンタルに支配され、先導された集団がどういうものであるのか、その被害にリアルに遭っている日本人なら、それがよく判るだろう。

実際、今の中国や韓国に生まれた人々の多くは、かつて日本人だった人も多いわけで、その逆に今の日本人には過去占領していた地域、中韓含む国の人間であったものも多い。

つまりは、過去直近で日本人だった人が日本叩きをしていたり、
韓国人だった人が、日本人としての矜持を語っていたりする。

「日本人は、南京で我々の同胞に非道なことをした」
「日本人がしたことを忘れるな!」
「リメンバー パールハーバー! ガッデム!!」

なんて、糾弾している戦争を知らない世代の若者がいたりしますけれど・・・(そういう世代に限って狂信的で妄信的)

「いやさ、だってアナタ、それしたのアナタではないですか」

って人はたくさんいらしゃります。

自分のしたこと棚上げして、ヲーイ・・・みたいな。

忘れるなって、それ・・・そりゃアナタにしてみれば、あなたがしでかしたことですから、記憶としては忘れていても、それが本当にあったことだということは、誰でもないあなた自身が無意識下で覚えているでしょうね、とも。

別にこれはアジアの地域に限ったことではなく、
世界人の国々、地域、人種で言えることだ。

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ドイツ人でナチスの親衛隊だった人がモサドになっていたり、パレスチナで絶望的な状況に置かれている人々が、ユダヤ人を差別して見捨てた人々だったり・・・ゲットーなどの閉鎖的地域を作って、ユダヤ人や特定の人種を隔絶し、排斥してきた人だったりなど。
(とはいうものの、だから彼らは因果応報でそのような目にあっているだから自業自得で仕方ないなどと、そんな風に片付けてはいけない問題でもある)

そういうことは間々あることだ。珍しいことではない。

基本的に他人に与えたこと、人にしたことは戻ってくるし、
反対の立場を学ばされるようなことも交互に訪れる。

さて、そのあたりのことは置いておいて、
何がいいたかったかということで、本題。

憎しみは憎しみしか生まない。
相手のしたことに憎しみをぶつけたとしても、
戻ってくるのは七倍になった憎しみだけ。

彼ら、中韓の人々が、日本人に対してネガティブキャンペーンをすることは、日本人に、日本という国にどのような影響を与えるのか・・・

彼らが望むように、日本人は彼らに対して謝罪をし、畏敬の念を持って、降参とばかりに、永遠の金ズルであることを当然だと受け入れ、隷属国に成り下がることを自ら欲するのか。

答えは「No!」だ。

彼らを操っているグループエレメンタルが、新たなパワーを得て、元気になって、攻撃的な意志を向ければ向けるほど、日本人の愛国心たる、グループエレメンタルが力を得て、結束化し、元気になっていく・・・のである。

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彼らがぶつけてくる「憎しみ」が、私たちの「憎しみ」を煽るというよりも、民族としての危機感や生命力に火がついて、敗戦で粉々になってしまった日本人の矜持・・・過去から、そして先祖から脈々と受け継いできた
「日本人の精神性」、大和魂やもののふスピリットが、パワーアップして蘇ってしまうのです。

そして、どんどん一枚岩になっていく。だから逆効果なんだってば・・・。

もし、中韓の人々が日本という国が過去の軍国主義に立ち戻り、
右翼化していって欲しくないと心底思うのなら、

日本をアゲアゲして褒めまくって、
「いやあ、スゴイですね~ さすがアジアの星、日本の技術は世界一! たくさん賠償金どうもです。戦争を反省して平和憲法作って、いやあ、えらいすごいわあ、あんたはん。うちらにはとうていまねできませんなあ~」

…と調子に乗せてしまったほうが、骨抜きにできるんですがね。日本という国の国力奪って弱体化させるには、そっちのほうが格段確実で早いのに。

これは日本側にも言えることで、これを日本が両国にしても同じこと。

ではどうすればいいかって、ほっとけ・・・というのもあり。

それじゃ解決に繋がりませんが、つまりは煽りに乗らないこと。同じ土俵に乗って、相手を叩くことをしても、相手がこっちを叩くパワーを与えることだから、それはしない。

和平を望み、友好を願う人ならば、「愛情」と「友情」を向けるのが一番です。祈りの方向性として。

オポノポノじゃないけど、「私たちはあなた方を友として、兄弟姉妹として、家族として、愛していますヨ~LOVE」が、グループエレメンタルの攻撃を和らげ、弱体化させるエネルギーとなる。

つまりは「北風と太陽」の逸話が、解決と浄化への道のりの最大の手本。

後は個人レベルで、一対一の友好的な関係をたくさん作る。クラスメイトや隣人で在日の人や留学生と仲良くして、誠実な関係を築いて親交を深めていくこと。地道だけど、それが一番大切なこと。

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それをしたくない人は・・・
どうしてもそういう気持ちになれない人は・・・
とりあえずやられたらやりかえすとか反撃するのはやめて、
「は? 何か仰ってます???」と、スルースタイル貫いて相手の言うことを無視し、日本人としてのアイデンティティを大事にし、その高き精神性を自らに求めて、ひたすらその精神的遺産を研磨するのが一番です。

それが悪化した三国間の解決の道のり。一般人が出来ることってそれくらい。私たち日本人が、右翼的に愛国心ムクムクと育てていくのも、これまた相手を刺激して、攻撃の勢いを高めてしまう(グループエレメンタルが元気になる)という負のスパイラル、連鎖なので、堂々巡りなんですけどね。

もう、いたちごっこです、こうなると。許すとか許さないとか、誤るとか誤らないとかではなく、過去の過ちから反省して学ぶことはしても、
「では、過去の悲劇を繰り返さないためには、どのような関係を築くべきなのか・・・」と、お互いの良いところを尊重し、認め合って、友好的に共に手を携えて、新しい関係性と未来を築く努力をしないと・・・ですよね。

過去の悲劇を思うなら、それを良くないことと、繰り返したくないと思うのなら、声高に責任を追及しても、かえって過去に状況を引き戻し、過去の負の歴史や状態にプレイバック、時計を逆回しにして同じ悲劇を再現させるよう働きかけるばかりで、まったく逆のことをしてるっていうことに、お隣さんもいい加減気付いてもらいたいものです。

人の成長は牛歩のごとし。残念なことに人はなかなか進歩しない生きもの。同じことを何度も繰り返して、痛いことをこれでもかと経験しても、なかなか変わることはできないし、いつまでも同じところにいて、先に進めず、学びとることを拒絶するがごとく、の連続。

もちろん一回の人生で多くのことを学び取り、一歩どころか二歩も三歩もステップアップする人もいます。でも何千年かかっても、一歩も進めてない人たちもまだまだたくさんいるのが現実。

昨今の世は、新しい、若い魂が実に増えまくっていて、その数は異常なほど。おそらくキチやDQNや泥な人々は、その若い魂なのでしょう。グループエレメンタルの影響を簡単に受けて、自らの自主性のないままに操られ、人生を支配されてしまう人々がその代表格とも言える。(イスラム原理主義者とかイスラム国とかもそうですね) 

彼らは山あり谷ありの種々様々な人生や、たくさんの喜怒哀楽を育む経験をしていない、すなわち経験値のかなり低い、初心者たち、・・・なんで仕方ないと言えばそうなんですけど。(あくまでスピレベル、そっち次元の見方で)

でも、何度もこの地球で人生を繰り返し、登ったり下ったり、波乱万丈、流転のドラマを繰り返していながら、そういった古い魂であるのにも関わらず・・・初心者でーす! と言わんばかりに、あらあらまあまあ・・・なところにいる人たちはまだまだいたり。

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そして前回の記事で、
大きな事故とか災害で亡くなった人は、というようなことを書きましたが、

前回、事例と出した例の事故のように、似たようなカルマあるいは共通の出来事に対してカルマがある人々が、同じ事故で亡くなる(被害に遭う)ということも多々ありますが、

そういう人たちは、再び何かの集団に属すなど、
見えない糸で繋がり、運命共同体のような関係性に生まれがちです。

つまり、同じ地域に生まれたり、属性同じとカテゴライズされるような、
そうした繋がりを持って生まれてくるなど、です。

また、カルマの解消でなく、本当に偶然にたまたま、同じ災害(人災)で命を落とした人々も、次の人生では共通点を持って、団体として、まとまって生まれてくることが多いです。

それまでご縁がなかったとしても、同じタイミングで亡くなったという縁になり、兄弟姉妹(双子とか)になったり、まとまった地域に生まれたり、など。もしくは、世界中バラバラに地域に生まれたとしても、共通の理念や目的によって結ばれた同志だったり、何か同じ分野のことで、一箇所に集まって、力をあわせて、何かをする団体や関係になりやすい、のです。
ちなみに、第一次大戦、第二次大戦の場合、自分が亡くなった土地(国)の子供、として生まれるケースが多かったという話。

そういう場合は数日、数ヶ月後、数年で再生、
というように、回転いやさ生まれるのがとても早い。

(余談ですが、東日本人大震災で亡くなられた方たちも、
その年のGW以降、たくさん転生してました)

そして、ある人物(結構オオモノ)に人生を翻弄された人は、その自分たちの運命を翻弄してくれた人物が、ふたたび世の中と人々を翻弄させちゃう~という時に、まとまって生まれてくる。その歴史の波に翻弄され、もまれたときのトラウマを解消し、手放し、できなかったことをやり直す機会を探すように。

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例えば、始皇帝。
紀元前250年前くらいの人物ですが。彼は19世紀末にドイツでアドルフ・ヒットラーとして生まれました。(もちろん、この2つの人生の間、2200年中、何度も転生はしてますし、その間の人生でも色々やらかしてくれていますが。あ、それとナポレオン一世の生まれ変わりがヒットラーという説もありますが、違う魂です)

この2人は、同じ魂から派生したパーソナリティなんですよ。

つまり始皇帝のときに作った巨大な悪しきカルマが、ヒットラーというドイツ人として生まれたときに、復活して、噴出して暴走してしまった・・・というカラクリ。(せっかくおとなしくなっていたのに)

なので、始皇帝に故国を滅ぼされたものはもちろん、彼によって運命を狂わされたり、彼の手足になった人々とかが、そのカルマを解消すべく、ドイツとその周辺諸国(枢機国だけでなく連合国にも)に大量に生まれてました。

そんな風に、大きな歴史の波に呑まれた人々は、
再び同じ運命の渦に巻き込まれることとなります。

こうした集団のカルマ、運命共同体としてのカルマに関しては、これは個人の意志及びカルマの範疇を超えていて、「私、抜けます!」って手を上げたところで、簡単に抜けることはできないのです。

ああ、それと今回はちょっと長くなってしまったので、次回記事に分けようと思いますが、カルマの運命共同体は必ずしも悪いものばかりではなく、文化的なもの、芸術的なものもあったりします。

例えば、全盛期のハリウッド。戦前戦中戦後、華やかりし頃の、ですね。
最近のハリウッドは違います。

偉大な名作が創られ、ホンモノのスターがたくさんいた当時は、かつて中世近世の西欧諸国にて王侯貴族だった人たちが、たくさん転生して女優さん、男優さんしてました。

思うに、昔のお貴族サマたちは、働かず、暇つぶしのための演劇やオペラ鑑賞に飽き足らず、自らたちも宮中で発表会をして、楽器弾いたり歌ったり、
お芝居を演じるってこと、よくやってましたから、それで磨かれたのでしょう。それに、生まれと環境のお陰でカリスマ性もお持ちですし。そういう意味では、芸は身を助けたって感じでしょうか。

でも今のハリウッドスターたちは、
庶民出身の人のほうが多いというか、苦労人が多いかも知れません。

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