「ナイルの夕陽よ、もう一度!!」⑨
和食恋しやホーヤレホ
夕方になって、アスワンの駅に行って、
夜行で一泊しながらカイロまで帰るというコースであった・・・
あ・・・・・思いだした!!
夜行に乗るまでの間 時間があるので、
どっかのホテルで数時間 休憩したんだ!! んでもって、
そこで シャワー浴びたりして くつろいだんだっけ・・・・
して 駅へ・・・・
でもねぇ・・・夜行の乗り心地は最悪ってな感じよん。
電車は時間通りに来ないしさー 汚いし、料理はマズイ!!
まー 連日のぴーひゃらでそれどころではないから
食べ物なんてどーでも良かったんだけど(食べれないし・・・)
しかし 異国の地で 下痢ぴーになって倒れると 恋しくなるのが日本食。
あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うどんが食べたいっ!!
讃岐うどんが食べた~い!!
アタシはずっと わめいてましたわ。
(ちなみにアタシャ お粥が大嫌いなんだけど、
この時ばかりはお粥でもいいってな感じ)
インスタントなうどんだとか、カップ麺とか、持っていけばよかったよ~
ツアーの人に話したら
「なんだ もっと早く行ってくれれば 持ってきてたのに~
けど 食べないで済んだから、荷物軽くするために捨ててしまったよ 昨夜 」って・・
時すでに遅しだったのだ~
夜行に乗るのは始めてじゃないけど・・・
普通の夜行もブルートレインも乗ったコトあるが・・・
しかし!! アタシは元々 乗り物にも超弱いっ!!
普通のバスでも酔うし、船でも電車でも酔う!
(酒にはあまり酔わないんだけどな~)
けれども この時ばかりは乗り物酔いよりも
お腹の方が相変わらず勝っていたので
まー なんちゅーかほんちゅーかよ。(ほとんど居場所がトイレ)
かくして 車中一泊にて カイロの町へ・・・カムバック~
カイロに着いた時 またしても カイロは夜明けで朝もやに包まれていた。
ああ・・・けれども もお よいて・・・ 感動よりも疲労・・・とにかく
このお腹をなんとかして~~!! でありました。
さて いよいよ エジプトとのお別れまで
あと2日にせまってしまったのでありました。ヨヨヨヨヨ
さてさて・・・カイロの駅について、再びバスに乗り、
次に我々が向った先は サッカラの街。
横たわるラムセス2世像
まずは ラムセス2世の巨像を見に行く・・・
説明はあったと思うんだけど~
なぜか この像 横たわっている。
なんだかなー
足元からもげてるみたいだから
立ってたのが転んだのかな?
(ハナシ全然覚えてないのお)
ジャイアント・ロボとか鉄人28号とか思い出してしまふ
この巨像は建物の中にあったりしたんだ、うん。
んでもって、
外にあるミニスフィンクスやラムセス像、クヌム神の三位一体像
なんかを見たりして。。。再び バスへ。
次には サッカラの砂漠にある様々なピラミッドを観にいっただ。
ジョゼル王の階段ピラミッド
たぶん ギザより以前の時代に創られたピラミッドたちだったと思った。
だから、建築法がいまひとつで崩れちゃってたりして、
形が残ってないのばっかなの。
ようするに、
鉄人28号でいうところの鉄人1号から27号時代ってとこかしら。
いみふめ・・・
ジョゼル王の階段ピラミッドとかね・・
あと、ピラミッドを設計した人のお墓なんかにも行ったなあ・・・
ここは、このお墓は何か不思議なエナジーを発している場所だった。
(エジプトで唯一、そーゆーのを感じたトコロ)
風が強いのなんの・・・
なんだかんだで見学していると、あっという間にお昼~~
最後のエジプト料理なのですじゃ~(食べ納め)
ここで食べたのは、なんと ハト料理!
炭火で焼いて有るんだけど、
骨ばっかでねぇ~ すずめ焼きみたいだったも。
酒のつまみにゃいいが、ランチには向かねえって感じっす。
しかし、ここで食べたパンがおいしくってね。 でもって、
「ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ~~~~!!」
っつう、音というか、
泣き声のような物が聞こえてくるから、何事かと思ったら、
「エジプトの人はパンを焼くとき、その嬉しさを声に出すのですよ」
だって!!
よーするに合図ってコト??
さてさて、ランチの後は再び バスに乗って カイロの街へ・・・・
ああ・・・バスの中から見た気だるい午後の街並みが眩しかったぜい。
そして 珍しい植物たち。。。。
次はモスクなのじゃ~~!!
しかし その寺院の名前とか忘れてしまったよ てへっ!!
すっごく 有名で大きな寺院だったと思うけど・・・
けどねー そのモスクを建てた人の名前が アル・マーっていうんだって・・
笑ってしまう。
まっ! アルマってヘブライ語だし、
ラテン語とも共通する言語だから、
中近東なんかによくある名前なのはあたり前田のクラッカーだから、
別にいいんだけどねー
疲れきっているワシ
モスクはこれまた不思議な異空間。
あの 祈りの声っていうんだか、
歌というか。。。独特の節回し。。。
なんというかー たまりません。
モスクの中庭。焚かれているのはお香?
(ハナシは変りますが、アタシ・・お寺とか神社とか好きでねー
いわゆるテンプルや聖地(サンクチュアリ)の
あの荘厳さや張り詰めた空気が大好きなんです。
宗教アレルギーなんだけどなーーーーー??? 変なヤツ。
焚き染めた香の香り、久遠の時間を封じ込めたような静けさ・・・
ピンと背を伸ばして、正座をし、心を落ち着けて、
無になっていくあの瞬間が いとおしくて。。。。。
中学の時、友達なんかと歩いてマッピングしようという時、
何故かお寺と神社周りってコースでしてねー
京都の金閣寺好きだし・・・
ええ。教会なんかも場所によっては好きですよ。
修験道のお山だとか霊山っていう場所なんか行くのも大好きだし。
けっこう、修行僧みたいな生活とか、
滝に打たれたりとか病み付きになってしまう可能性もあり)
しかし、体力が尽きて もー ちょーボロボロだったので、
その日来ていた洋服の事も考えず、両肩に湿布薬を張り、
膏薬丸見~えの図なのでありました(みっともないっっっ)
モスクの庭? に腰掛けて 異国の街並みを見ていると
あら 不思議 頭の中には再び
”祈りの声 ひずめの音 祈るようなざわめきぃ~
私を置き去りにしていく 白い朝”
と、いった具合に久保田早紀の「異邦人」
モスクの回廊
モスクの中、絢爛豪華なの
ここでは お土産に確か ラクダの革で出来たという財布を買ったのだ。
だって 10個で10ダラー(ドル)だったからさー
けど、日本に帰ってきてから・・・同じくそれを勝ったKちゃんと、
「ん゛ーーーー なんで こんなの買ってしまったんだろう」
「ホントー アタシ こんなの恥ずかしくて悪くって 人にあげれないよー」
と、いう失敗な代物だったんである。
アタシは何も考えずにさばいてしまったが、
たぶん もらった人たちは め、迷惑したんじゃないかな・・・・
けど、このラクダ財布をあげた友達のカレシが、
「いいぢゃん、それ・・渋いよ オレ 欲しい~」と、いっていたというから・・あら不思議。でも、友達は。。
「え゛っ! どーいう趣味してんのよー」
だったそうである(そりゃないぜ セニョリータ)
さてさて モスクを後にした我々は、これで全部の予定 終わりぃ~~!!
と、いう事で 最初に泊まったホテル・シアグ・ピラミッドへと・・
ホテルに帰ってからは もぉー バタンQ!!(オバQ)
とりあえず ベットに横になって ヘロヘロでした。
けれども、んーーーーーーーーー なにか 忘れてる気がする。
あっ! そーだ !! しまった!!
一部の友達にエジプトからエアメールを出せ!! と言われてたんだあ~
絵葉書はいちおう カイロ博物館で購入済だったけど・・・
ホテルのロビーで切手を購入し、慌てて エアメールを書いたワシ・・
ふう・・・・
それを出しに行くと、同じツアーの人たちとブッキング。
んでもって、友達へのお土産が足りてないな・・と思ったアタシ。
学校の先生である女性と、カイロのスーク(市場)へと 行くことにした。
(アタシの友達二人は既にバテバテ ぎぶあっぷ!)
ホテルからスークまでは、
歩いて行ける距離ではないので タクシーなのである。
んでもって、
ヒエログラフの描かれたTシャツやら怪しい洋服だとか買ったのであった。
(Tシャツに至っては、250円くらいだったと思った)
最終日に見たピラミッドは妙に物悲しかった・・・くっすん(;;)
最後の朝に観たピラミッド
ホテルでの夕食(ビッフェ形式)の時、
搭乗員さんが希望者がいるならと、
オプションでスフィンクスとピラミッドの音と光のショーがあるんで、
申し込んでもいいと言ってくれたけど・・・
既に疲れきっていた ツアー客たちは、
誰一人として 動こうとはしなかった(笑)
んでもって、夕飯の時、
ツアーの参加のおねーさんたちの提案により、
21時なったらホテルのバーでみんなで飲もうとの事に・・・
さてさて そんな訳で
バーに集まったのは搭乗員の兄ちゃんを含む12,3人の若者組・・
年寄組は全滅(すんません)
久しぶりのビール以外のお酒を飲みながら、
我々はツアーにあったいろんな事や雑談にしばし時を忘れて語り合った。
搭乗員の兄ちゃんは、緊張が解けたのかベロベロに酔っ払って、
いっきに普段の愚痴をぶちまけはじめるしー(笑)
いわゆる 搭乗員は辛いよってハナシ。
会社への不満とかいろいろ、ホントにストレスたまってんねぇ君って感じ・・・なんでも、職種が職種なだけに デートもままならなくって 、
フラれそーでヤバイぜって・・
んでもって、日本に帰ったらプロポーズするんだあ~!
とかとか・・・さてさて その後上手くいったのかねえ・・
最後の夜、みんなでカンパーイ!
こうして おしゃべりしていくうちに エジプトでの最後の夜は更けていったのだ。
翌日 いよいよ 帰国。
朝ご飯を食べて、荷物を確認し、部屋のドアを閉め、一階のロビーへと向う。
部屋を出る前、窓から臨めるピラミッドを見るのは忘れなかった。
バスに乗り、カイロ空港へ・・・・・
ああ・・・さらば エジプト!! 始めての海外・・!!
楽しかった一週間・・・体力は尽きているけれど、
何もかもが目新しく、刺激に満ちた、楽しい日々だった。
たぶん アタシは一生 この感動とこの目で見た景色を忘れない。
いつまでも いつまでも・・・・・ 心に刻み込んで・・・
そして 再び この地にこよう!! 絶対に! また 来てやるう~~!!
飛行機に乗って再びの19時間。
こんどは行きよりは楽だった。機内食も4回でること分かっているから
とりあえず 手をつけるのみ。
飛行機の中で様々な風景が万華鏡のように心の景色に過ぎっていく・・
「はあ・・・・・・・・・・・・」
しかし 身体はヘロヘロだった。
成田について、友達二人は新宿までの高速を選んだ。
アタシは彼女らと別れて、久里浜行きの快速へと向う。
千葉駅で降りたアタシは、
迷わず駅ビル(あ、今はペリエか)のうどん屋へと・・
だって! うどんが食べたくてしょーがなかったんだもーん・・・
頭の中は讃岐うどん うどん うどん うどん うどんうっど~ん~・・・!!
だったのよ。。。
エジプトに入た時から魘されてたのだった・・・
この時 食べた ワカメうどんのナントおいしかったコトか・・・ハフッ
こうして アタシのエジプト旅行は終わりを告げた。
◆エジプトエピソードその1
エジプトには痴漢がいる!!
エジプトはイスラム教の国である。
だから、性道徳にはやかましいらしい。
従って、えっち系産業(風俗)やえっち雑誌の存在は皆無といっていい。
んでもって、
結婚するまでは男女(特に女性の貞節)の関係にはうるさいらしい。
かといって、そーいう国だからといって、
男性のその方面の興味は抑制されているだけで全くナイ、
という事はない・・・・らしい。
早いハナシ、そっち方面の興味は
異教徒(異国人)に向いてしまうらしいんだよなー
なんかねー
海外は泥棒がいるーと思ってたら、エジプトではそんな心配なかったに。
泥棒だとかいわゆる盗みは、
目には目を歯には歯をのハンムラビ法典ではないけど、
処罰がえぐい厳しいらしいので、あんまいないみたいなんだよねー
その代わり・・・・痴漢がいた。アタシの友達 あっちゃったんだよ。
アッシが腹ピーで魘されてホテルで寝ている間。
カルナック神殿の光と音のショーにいった際にさ。
二人で写真を取っていたら、近づいてきて、
親切にカメラのシャッターを押してく れたそう。
二人だから大丈夫と思ったらば、ほっぺにチューしろ、
といってくるので嫌だなーっと思ったけど、
お礼と思って仕方なくしたらしい。
ほーしたら身体をくっつけてきたそーだよ。
二人は、逃げるように立ち去ったらしいけど・・・・・
アタシがいたら ぶんなぐってやったのに・・・(笑)
◆エジプトエピソードその2
エジプトでは英語が多少通じる。
もちろん 公用語はアラビア語だけど、
観光地やホテルでは英語で十分である。ええ・・・
でも どうせなら アラビア語で挨拶したいわん。
んでもって、チップなら ボールペンなんかが喜ばれる。
紙幣はドルも使えるけど、
スークだとか観光地ではエジプトの通過がいい。
それと なるべく細かくして、お釣りのないようにした方がいいっす。
でないと お釣りぼられるから・・・
それと 買い物するときは絶対 言い値で買っちゃだめ。
値切って値切りまくる。。。大阪人になった気で・・
別にいらないやって顔して立ち去るふりしたり、
その値段だったら 買ってもいいけどね・・
って顔をして、納得できる値段で買うことだね~
◆エジプトエピソードその3
新潟に住むアタシの友達はアタシが
「エジプトー よいと~こー 一度はぁ~いきな~」
と、洗脳したので、新婚旅行の地にエジプトを選択した。
その年、正月に届いた年賀状を見て アタシはげげっ!っと思った。
「Fちゃんが年賀状にしてた写真と同じポジションで写真とったんだよ~」
とは聞いていたし、その写真を年賀状にしたのも聴いたけど・・・
彼女は農家のおばちゃんおじちゃんが、農作業の時によく被っている
なんていうのかー 妙な帽子??日傘??を頭にかぶっていたのであった。
(アレよ、アレ 花笠音頭に使うようなアレ・・・)
う~ん 一緒にいった旦那はさぞ恥ずかしかっただろーな・・・
まー 彼女は準ミス八★山になるほどの美人さんだから、
こーいうの被っても サマになるからいっか~
でね、向うの人にコレ譲ってくれっ!! って人がいたから
あげてきちゃったんだそう。
うーん。。。そんなに珍しいもんかな??
帰国してからは、ツアーで一緒だった関東の人たちと新宿で約束して逢った。んでもって、お互いの写真を見せっこしたりして。。。
それもまた 楽しかったなあ・・・
ホント ツアーの人たちがいい人たちで良かった~
これにて あるまのエジプト旅行記は終わり~です。
いやあ~ 旅行ってほんとうにいいもんですねー!!
皆さんも機会があったら ぜひ 海外、
エジプトへと出かけてみて下さいますませ~!!
※ちなみにあたしはエジプト観光局の回し者でわありません、念のためっっ
終わり
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