Prince - Little Red Corvette / リトル・レッド・コルベット - 1983
プリンスが亡くなったとき…
「えっ!」って声を上げてしまった。
フレディの死も、マイケルJの死もショックだったし、
ジョージ・マイケルの死も、何かもうたまらなかった。
まだまだ皆んな若かったのに~涙
「I Would Die 4 U」1984
プリンスは本当に才能豊かな人だった。
いつだったか、ローリング・ストーン誌の、過小評価されてるギタリストに選出されてて…
「そうだよー 過小評価されすぎだよー!!」
・・・って、私も思ったし。
そうしたら最近のリストでは、偉大なるギタリストの100位以内に入ってて、ちゃんと評価されるようななったんだと、なんかホッとした(けどマイケル・シェンカーとかムーアが入ってないんだよっっ涙 インギーやヴァイはともかくとして、私の神マイケルが入ってないのが納得できないっすっっプンスカ リッチーも低すぎるしさー)
「Kiss」1986
プリンスは男声も女声も出るし、マルチプレーヤーでギターもベースもピアノも弾けるし、シンガーでソングライターで踊りも振り付けも出来て、優れたコンポーサーでもあるし、プロデュースも出来る。
(海外では、そういうミュージシャンがゴロゴロいて、マルチが当たり前ってくらいの水準でもあるけどさ。そこが日本とは違うとこ<その中でもピカイチ)
Sheila E. 「The Glamorous Life」1984
プリンスファミリーの代表格なシーラ。
この曲も日本で某アイドルの曲にパクられてましたなww
演技はちょっとどうなんだろうって…分野ではあるけれど。
「Purple Rain / パープル・レイン」1984
映画「Purple Rain / パープルレイン」1984 予告
そして、繊細な人だったよね。
無名の頃、デビッド・ボウイの前座として出ていたときに、ボウイを早く見たい観客から「ひっこめ!」と罵声を投げつけられ、キャベツをぶつけられてしまい、ステージの隅に隠れて、シクシク泣いていたのは有名な話。
「どうしたの?」と声をかけたボウイに、「ボク、もういやです。キャベツを投げつけられるなんて!」と泣きついたそう(この話、ボウイが漏らしてしまったっっww てかさー
どうしてライブ会場にキャベツがあるのか、その人が持っていたのか、そこがめっちゃ謎なんすけど。知りたいし)
「Bat Dance / バッド・ダンス」1989
この曲は、空耳アワーのおかげで
「ノーキョーギューニュー!!」にしか聞こえなくなったっっ
「We are the world」には、ハブられていじけてたって、そんな不名誉な噂立てられたけど…
U.S.A. For Africa 「We Are the World」1985
参加しなかったとか、声を掛けられなかったのではなく、参加予定だったのに、行く途中で車が事故に巻き込まれて間に合わなかった…という不運に見舞われての不参加とのこと。
マイケルとか、他のミュージシャンたちと別に仲が悪かったというのではないのよね。
どのパートを歌う予定だったのかまでは、知らんけど。他の人がプリンスに割り当てられてたパートを、急遽歌うことになったらしい。
マイケルはわりと天然な人だから…(ロンドンのボーイ・ジョージにアメリカはLAから時差を考えず突然電話して、自分のアイデアを一方的に語り出し安眠妨害して怒らせた前科あり<一緒にデュエットしようよって声掛けだったらしいが、激怒して断ったそう)
見た目とは違い、傷つきやすく後ろ向きで、コンプレックスの塊な繊細なプリンスとは会話が成立しなかったのではないかな……と思ったりする。本当のところは解らないけど。
「Let's Go Crazy / レッツ・ゴー・クレイジー」1984
この頃はレボリューションズでしたね
そして、私が一番好きなのは…っていうかー
プリンスいいなあって思ったのはこの曲から。
「Little Red Corvette / リトル・レッド・コルベット」1983
プリンスの曲で、どれが一番好きかって言われたら、この曲をいの一番にあげるかな~
プリンス節っていうのかしら…独特の、おなじみのプリンスならではのビートが使われてる曲で、すぐプリンスだよねって解るけれどもww
Prince Performs “Purple Rain” During Downpour | Super Bowl / 2007年のスーパーボウルのハーフタイムショー
晴れ舞台です。
Prince, Tom Petty, Steve Winwood, Jeff Lynne and others
"While My Guitar Gently Weeps"
ジョージ・ハリソン トリビュート 2002
で、これね…ジョージの追悼コンサート。
これの「ホワイル・ギター・ジェントリー・ウィープス」のギターソロ。これが圧巻です。プリンスは、自分の曲ではこうしたギターソロあんま入れないから(たぶん…てかー私が知らないだけかも)。
この曲の、このギターのとこは、ジョージが自分が作っておいて「自分ぢゃ弾けねーわ」ってことで、クラプトンに弾いてもらって成立したように…トムやジェフやダーニとかでは明らかに役不足(ひどい?)。
クラプトンと同列の人いないとー…なので、それをプリンスがってことで、私としては歓喜しましたの。曲の初めではいつものナルシーさは影を潜め、枠役に徹しててさ、ここぞという見せ場で職人となるわけですよ。
これ見て「あれ?プリンスってもしかしてギター上手くね?」って、今更ながらに思った人も多かったみたいよ。
(でも、エディだったらどんな風に弾いたかなー)
いいなプリンス、かっこいいぞプリンス!! でした。
「1999」1982
とはいうものの、こんなにプリンスの良さを語っているくせに、ライブにも行ってないし、ヘビーに聞いたりはしてないけどっっ(ごめんなさい にわかです)
「Baby I'm A Star」1984
生前プリンス自身は、ネットを嫌っていて、とくにSNSをものすごく嫌がっていたそうで…YouTubeの動画に関しても削除申請しまくりだったんですけど(聞いた話)。
彼の死後、レコード会社かオフィスなのか、ちゃんとofficial作ってくれて、MVも上げてくれているので、それがとってもありがたいのでした。逆に生きていたら、プリンス自身がいつまでも許可しなかったかもね~
「Manic Monday / マニック・マンディ」1986
この曲はバングルズにプリンスが提供した曲。彼自身この曲が大のお気に入りとのことでした。して、バングルズとも仲良しで共演もしてますですよ。
てなわけで、
プリンス、あんたサイコーなミュージシャンだったよ!
F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2020/10/11 掲載記事より転載
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