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Spiritual Case Study~輪廻転生からの学び

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Reincarnation~輪廻転生を繰り返す魂の変遷と履歴。名も無き人々の人生模様、生と死と癒しの物語を綴った、スピリチュアルセラピーの現場におけるセッションの記録。 星の数ほ…
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#エレメンタル

Case Study-No,6「縁を遠ざける赤い糸」

【スピリチュアル・カルテNo,6】~Iさんのケース 人生は連続していて、終わりがない。 なぜならば、死は肉体がその機能を停止させることであるが、 魂においては単なる「変化」にしかすぎないからだ。 従って、わたしたちは「生まれる」のではなく、新しい肉体に宿り、 それを操って、新しい人生を創る作業を始めるだけのことである。 魂は変わらず、同じものだ。 しかし、その時のジェンダー、交じり合った『別の魂』、 時代背景や環境によって 新たな仮面(キャラクター)が形作られることにな

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Case Study-No,8「母の歳月」

【スピリチュアル・カルテNo,8】M・Fさんのケース その方はもともと、レイキのアチューンメントでいらした方でした。 個人セッションを受けられようと思ったきっかけは、 どうにも眠れないし、身体も重く、 出かけるとすぐ疲労してしまう、とのことで。 まず、 椅子に座って話を聞いていると、右側に元彼の生霊(エレメンタル)が。 ああ、これが原因だと・・・。 本人も、別れたあとも、毎週電話かかってくるし、 無視しててもメールも来るし、 生霊とか飛ばされてる?と、うすうす気づいて

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Case Study-番外編「女性愛するのも仕事のうち?」&「捨てられぬもの」

番外編-No,1「女愛するのも仕事のうち?」 これは、私がまだ占い師の仕事を始めたばかりの頃 ずっと、ずっと昔の話・・・になります。 (昔っていっても、100年とか50年前とかじゃないですよ。昭和の話です) 自宅で電話鑑定の仕事をしていたときのこと。 平日の昼間はどうしても、 主婦とかの不倫相談が多かったり。 気分は、みのもんた(嘘です)。 まあ、その相談はそのような相談ではありませんでした。 その方の恋人・・・というか、付き合っている人が浮気性で そのときは反省

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Case Study-番外編「人の妬みと排他的な町」

【番外編No,3】 ある日、友人とお茶をしていて、 「良い経営をしているところが・・・  流行っている店が長続きするとは限らない」 「気に入っていた、ステキなお店は何処も早仕舞いしてしまうよねー」 なんて話題が出まして、それで思い出したのです。 数年前、お店をやってる知人が、 それまでの店舗を新しく建て直した後のことを・・・ そのお店のある場所は、古くからある商店街で、 老舗だったある店舗が閉店して、 テナントとして貸し出されていたところを借りていたのでした。 当

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Case Study-番外編「愚かな制度と悲しい風習」

番外編 No,5 そのクライアントさん・・・仮にXさんとします。 Xさんの仕事に関する怒りの根源を何とかしましょう、と、 彼女のエネルギーフィールドの情報をリーディングして、 問題を起こしているエレメンタルをサーチしていると、 頭の周辺にある過去生絡みの頑固なエレメンタルのほかに、 第一チャクラの中に、ご先祖の怒りを見つけたので、 それを浄化・解放しようと、アプローチを始めてみました。 ちなみにそれは、「五人組」制度があった時代に トラブルメーカーだったとある人が、 X

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Case Study - No,15「魂のカケラ」

【スピリチュアル・カルテNo.15】Mさんのケース 先に魔女裁判にて亡くなられた過去を持つ人の人生を書いた。 さて、魔女裁判の犠牲者になったのは、何もその当人だけではない。 家族を殺された側、 現在ならば犯罪被害者たる遺族にとっても辛い経験だったり、 愛する人や一家の大黒柱を失う出来事。 まして、たった一人の親を奪われた幼い子ならなおのこと。 その人のオーラはとても希薄で、密度もまばら。 こういうのは「生きる気力」が萎えている人に多いようだ。 本人からすると、生きている

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Case Study - No,30「死して屍拾う者有」

【スピリチュアル・カルテNo.30】T・Mさんのケース (※タイトルは、  某時代劇のオープニングナレーションの〆言葉より。  古い作品だから、知ってる人は少ないだろーなぁ・・・  内容的には、番外編かな~と思わなくもないけれども、  とりあえずケースファイルのほうで作成しておきます。) 「いいも悪いもリモコン次第~♪」 と言っていたのは、懐かしの鉄人28号の歌詞。 今も人気のガンダムやロボットアニメ全盛期の作品、 地球を救うために原子力爆弾抱えて太陽に自爆テロ?をした

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Case Study - 番外編「獅子身中の虫」

定期的にいらっしゃる長いお付き合いのクライアントさん。 最近どう?などという世間話的な様子伺いにて、 どうにもここのところ体調が思わしくない…と。 その流れで、「心の眼」のほうで彼女を見やると、 何か細かいものが、スピーディーに 彼女の身体の上を這いまわっていたりしました。 うちで色々とヒーリングその他を学んでくれてた人だから、 自身にもチェックしてもらいながら、 (まず自分自身で見てみよーよ!と、当人任せ→手抜きか) 同時にもっと詳しくちゃんと見てみると、 ホタルみたい

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Case Study - 番外編「穢れの掃除と霊体メンテナンス」

クライアントさんというか、友人のことなのですけど。 帰省した直後から、どうもヘンだ…と、SOSの依頼。 というか、 その友人とはSNSで繋がってもいるのですが、 その直前にプロフ写真を変更したのを見て、 「うわ……ちょい、ヤバくね?」 とは思っていたのです。 (押し売りはしたくないので、 当人から相談されないことには、 よっぽどのケースでない限り、 私からは気づいたこと等、とくに言いません) 電話をもらって声を聴いた瞬間、 「わお、おもらいになりましたね」 で…やっぱり

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Case Study - 番外編「愛の骸 夢の残り香①」

人は人生を生きる上で 記憶でありデータでもあるエレメンタルを創造する それらは肉体と心と思考が反応して生産されるもの 人それぞれに創造するエレメンタルは 量も質も多種多様に異なるのでそれが故に私たちには オリジナリティに満ちた個別のパーソナリティを創り その人独自の人生を生きることになる 言い換えていうなれば 人格(パーソナリティ)というのは その人が創ってきたエレメンタルの集合体であり その人生を生きる上でペルソナとして創られてきた パーソナリティもまた キャラクターと

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Case Study - 番外編「愛の骸 夢の残り香②」

この世の名残り 夜も名残り 死に行く身をたとふれば あだしが原の道の霜 一足づつに消えて行く 夢の夢こそ哀れなれ あれ数ふれば 暁の七つの時が六つ鳴りて 残る一つが今生の鐘の響きの聞き納め 寂滅為楽と響くなり 鐘ばかりかは草も木も空も名残りと見上ぐれば 雲心なき水の面  北斗は冴えて影うつる星の妹背の天の河 梅田の橋を鵲の橋と契りていつまでも  われとそなたは女夫星 必ず添ふとすがり寄り  二人がなかに降る涙 川の水嵩も勝るべし 心も空も影暗く 風しんしんと更くる夜半

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Case Study - 番外編「愛の骸 夢の残り香③」

"赤く錆びた月の夜に 小さな船を浮かべましょう うすい透明な風は 二人を遠く遠くに流しました どこまでもまっすぐに進んで 同じところをぐるぐる廻って ここにいるよ あなたが迷わぬように ここにいるよ あなたが探さぬよう 星のない暗闇で 彷徨う二人が歌う歌 波よもし聞こえるなら 少しいま声を潜めて" by上田現「ワダツミの木」 彼女はパッと見 人目を惹く  とても華やかな美人  幼少期から目立って人の輪の中心に立つタイプ つまりはスクールカーストの上位にいる人間 そん

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Case Study - 番外編「愛の骸 夢の残り香④」

憎い人 嫌いな人  親しい人 大好きな人 気になる人 憧れの人 そしていとおしい人 人は自分の世界の中に幻影たる虚像を創り出す サイコノエティカルイメージを用いて 実際に3次元のレベルで関わりを持った人 視覚的に認識して目の前に実像としての存在を 把握している人を記憶の中にエレメンタルとして また現実に関わり合いを持たなかったとしても テレビの向こうの存在や二次元の存在など 視覚的に五感で捉えたイメージや 相手に対して抱いた想像や妄想から その人物を模倣した理想の人物た

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Case Study - 番外編「愛の骸 夢の残り香⑤」

もの思へば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂かとぞみる                            by和泉式部 玉の緒よ 絶えねば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする                            by式子内親王 さくっと まとめようと思っていたのに 気が付けば だらだらと長くなってしまいました さて①から④の解説というかフォロー ①の人は恋愛絡みのトラブルというか 不幸な出来事により 自らに封印とも言うべき呪いを

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