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Case Study - 番外編「愛の骸 夢の残り香①」

人は人生を生きる上で
記憶でありデータでもあるエレメンタルを創造する
それらは肉体と心と思考が反応して生産されるもの

人それぞれに創造するエレメンタルは
量も質も多種多様に異なるのでそれが故に私たちには
オリジナリティに満ちた個別のパーソナリティを創り
その人独自の人生を生きることになる

言い換えていうなれば
人格(パーソナリティ)というのは
その人が創ってきたエレメンタルの集合体であり
その人生を生きる上でペルソナとして創られてきた
パーソナリティもまた
キャラクターとしてのエレメンタルである

このストックされているエレメンタルの集合体こそが
その人そのものと言っていいものであるが
今の人生で使用している部分(今生で生産したもの)が
表層意識とも言える部分で顕在意識とも言える
そして無意識下に眠らせているアーカイブの奥底に
未整理整頓なままストックされて放置されているのが
潜在意識と言われている部分
過去生の記憶というのはここに埋もれているもので
もちろん今生の記憶でも不要と切り捨てられたものは
ここに乱雑に放り込まれていたりする

このデータ 記憶たるエレメンタルがなければ
私たちはただの土くれ 肉の塊にしか過ぎない
故にエレメンタルは私たちが人である証
神とも天使とも違う 別の生き物である証

神も天使もエレメンタルを完璧に創造することが出来るが
私たち人間だけがエレメンタルを不完全に創造する
それは無意識にエレメンタルを創造しているという意味で

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しかし神も天使も人の人生を創ることは出来ない
自らの人生を自らの身体を通して創る
エレメンタルを創造することによって
紡いでいくことが出来るのは人間だけに与えられた特権

人間にしか創ることが出来ない
完璧ではない不完全なエレメンタルは
予定調和を外れたところでの運命を紡いでいく
創造者である当人を翻弄し想定外な人生をギフトし
完璧であるはずの世界にありえない不調和を創る
そして本来ならば主であるはずの創造者たる人を
操り支配する力を持って君臨し自らを養うために
自我を肥大させて生みの親たる人を奴隷化する

さてエレメンタルは
集合体としても個別の物体としてみたときにも
各々が生まれながらの振動数を持ち波動を放つ
結果その波動が同種のものを引き寄せる
これこそが引き寄せの法則の原理であり
人生すなわち思考や感情の現実化は
この法則によって成り立っているといっても
まったくもって過言ではない 
細かくというとそれだけではないのだが
単純に言ってしまうとそのようになる

かといってその人自身を表す
すべてのエレメンタルの集合体
(過去に生きた人物としての全てのパーソナリティ
とその人生の記録/記憶 カルマのレッスン
他人に埋め込まれたもの 吸収してしまったもの等)
のすべてが常に稼働して
何かを引き寄せているというわけではない

活性化すなわち電源が入っているもの
手元において毎日使用しているようなもの
そうした顕在意識とも言えるエレメンタルと
いかようにしても電源をoffにできず
亡霊のように"半分死にながら"稼働している
忘却の彼方から当人を操っている
無意識下で蠢くネガティブで
それでいてとてもパワフルなエレメンタル

これらが大体においてリアルな今を創っている

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