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自分の知らない言葉を使わない

このnoteでも何度か触れさせてもらっている、ブランドプロデューサーの柴田陽子さん。

働く女性としてひそかに憧れており、自分のキャリアを選択する上で影響を受けた方でもあります。

先週末に「日曜日の初耳学」の「インタビュアー林修」のコーナーにも出演されていたので、見た!という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな柴田さんが昨日、インスタライブをやられていて。会社から帰宅しながら見ていたのですが。

みなさんからの質問・悩み相談コーナーで
「何度言っても伝えたい人に伝えたいことが伝わらない。どうすればよい?」という悩みをお持ちの方がいました。

柴田さんにもそのようなご経験はあり、悲しくなったり悔しくなったりすることもたくさんある!とおっしゃる中でくださった、ワンポイントアドバイス。

それが

「自分の知らない言葉を使わない」

こと。例えば何気なく言ってしまう「疲れた」という言葉も、自分がどういう状態を表現したくて使ってるのか?はよく考えた方がよくて。

眠れないのか、肩が凝ってるのか、やる気が出ないのか。「疲れたってどういう意味で使ってるのか説明できる?」と聞かれたときに、うまく説明できなければそれは人に伝わるはずがないよね!と。

仕事で使いがちなカタカナの横文字たちもそう。お互いなんとなく意味がわかってる風を装ってるけど、実は意味を説明できずに雰囲気で使ってしまってる。そんなこともあると思います。

柴田さんたちのチームがお客さまに提案するときは、自分たちが知らない言葉を使わない。だからこそ聞いている側はスッと中身が入ってきて、理解できるのだそう。

そういえば、大好きなバラエティ番組「家事ヤロウ!!!」でも、「芸能界"コク"パトロール」というコーナーがあって。

食レポで「コク」って言葉を安易に使った芸能人に対して「それ、意味わかって使ってます?」と問いながら取り締まっていくコーナーなんですが。

この物怖じせず芸能人にツッコミ入れてくかんじが家事ヤロウっぽいなー(笑)なんて思って見てましたが、「言葉の解像度を上げる大切さ」を教えてくれてたのかも!なんて。

4月に異動して、私の大きな仕事の一つは全社のブランディングにかかわる広告施策を決めて、社内の承認をとること。

社内承認資料を作る上で、言葉の使い方については既に口酸っぱく言われています。承認をとるレイヤーが上がれば上がるほど、わかりやすい言葉を意識しないと通らないんですよね。

伝えたいことが、伝わらない。
日々の身近な人とのやりとりでも
仕事でえらい人と会話するときでも
どんなときも、ぶつかりやすい壁。

「自分の知らない言葉を使わない」を意識するだけで何かが変わる予感がするし、このnoteでも気をつけたいなって思います。

かっこつけたわかりにくい言葉を使ってたら、ぜひみなさんパトロールして私を取り締まってくださいね(笑)

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