雨をのむ


今朝、久しぶりに、体中に鳥肌が立った。


You Tubeでこの曲に初めて出会った。



Lady Gagaが、Ariana Grandeとコラボした『Rain On Me』という作品。


恐らく、皆さんは、とうの昔にご存じのことだろうと思う。


なので、今更?と思われるかもしれない。

私と同じく、ご存じない方は、この記事↓を参考にされるとよいと思います。




私は、普段、あまり洋楽を聞かない。

専ら、J-POP中心だ。


洋楽が嫌いとか、そういう訳ではないのだが、

あまり、個人的に、馴染みが薄い。



だけど、最近、思い出したかのように、

高校生の時にハマった、

high school musicalの歌を、

You Tubeでずっと聞いていた。



そんな時、ふと、今朝、Lady Gagaの曲を、

これまで一度も聞いたことがないのに、

なぜか興味が湧き、検索した時、

このRain On Meに出会い、衝撃を受けた。





雨は、悲しみ、苦しみ。

それに打ちひしがれることもある。


だけど、生きているから。

その降る雨を止めるのではなく、

その雨に、ただ打たれ続けるのではなく、

むしろ、私に降り続けなさい。


私は、その雨を受け入れよう。

私は、その雨を飲もう。



I'm ready, rain on me.

I'd rather be dry, but at least I'm alive.

Rain on me, rain, rain.




歌詞には、そんな意味が込められているように、私には感じた。


悲しみ・苦しみを受け入れることで、

それらに立ち向かう強さ。


これが彼女たちのもつ強さ。



それを感じた時に、心が震えた。


Lady GagaとAriana Grandeの強さ。

むしろ、美しさとも言えるだろうか。



世界的に有名な歌手である、彼女たちにしか表せないような曲。


非常にシンプルで分かりやすいからこそ、

心に直接響いてくる。



本当に、久しぶりに、心の震えが止まらなかった。





また、このLady GagaとAriana GrandeのRain On Meを、

渡辺直美さんとゆりやんレトリィバァさんが、

パロディと称してはいるが、

動画そのものは、人物が異なるだけで、

ほとんど遜色ない。




少し過剰に表現しているところもあるが、

この動画を作成し、公開した渡辺直美さんは、

Lady GagaとAriana Grandeを非常に尊敬しているのだと、

私は、この動画を見て、思った。


尊敬し、憧れであるのかもしれない。

渡辺直美さんも、Lady GagaとAriana Grandeの強さに、感銘を受けたのかもしれない。



渡辺直美さんも、恐らく、これまで、色々な雨を受けてきたのだと思う。


でも、挫けず、渡辺直美さんは、渡辺直美さんを貫いている。



今回、この動画を見る前から、

そんな渡辺直美さんを私は尊敬していた。



性別、容姿、立場、思想....



人間を構成するあらゆる因子に対して、

自分と比較して、

同質と異質をカテゴライズしてしまうがために、

降り続く雨。






私も、最近、ある人から、


「なんか、wisteriaさんの研究だけ、この研究室で異質だよね」


と言われた。


その方は、特段、悪気があって言ったわけではないのは、分かっている。

それに、私自身のことを異質だと言っているわけではない。



だから、その時は、聞き流していたのだが、なぜか、今も、ずっと頭から離れない。



異質ってなんだろう。



私の頭から、その問いが抜けなかった。



人と違うことをしていることが、異質なのか。



むしろ、研究の世界では、

少し違うことをすること、

斬新なアイデアを実行すること、

人と違うことをすることは、

喜ばれるはずなのだが。




これまででも、十分、あの研究室では、異質なことをしてきた自覚はある。


だけど、こうもはっきり言われたことはなかった。


だから、余計に考えてしまうところがあった。




だけど、同質な人なんて、本当は存在しない。


だから、異質でいいのだ。


それによって、降り続く雨もあるだろう。


それをのむ強さがあれば、立ち向かえる。



Lady Gaga、Ariana Grande、渡辺直美、ゆりやんレトリィバァから、

そう教えられている気がした。





I'm ready, rain on me.








取り留めもない文章になってしまいましたが、

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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