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breathe

自分が吸う空気も、自分が吐く息も、
他人が吐く息も、他人が吸う空気も、
感じるどころか、
信じることさえ、難しかった。

自己防衛であり、
また、他者への思いやりのため、
息に気を付けていた、3年。

その月日は、いつの間にか、
息の仕方も、希薄にさせてしまったのかなと思う。


現在は、3年前に戻りつつあるようだが、
ついこの間までは、在宅ワークが推奨されていた。

私も、在宅と研究室を、1週間で行ったり来たり。
実験する日、データ処理する日、を分けて生活していた。


私は、特にそうだが、自宅は、とても落ち着く。
その代わり、ダラけてしまうこともある。

一方、勤め先(私の場合、研究室)では、
シャキッとしないと、と思うからか、交感神経が優位になる。
その代わり、私の場合、焦ってしまうことも多い。


この真逆な空気の入れ替わりが明瞭になった3年を、
覚えてしまった身体を、
空気の入れ替わりが曖昧に戻るこれからに、
適応しづらくなってきているなと、
昨年あたりから、徐々に、感じるようになった。


私は、基本、順応性が高く見えて、とても低い。
環境に適応するのに、時間を要する。

だから、先月あたりから、
息の仕方を元に戻す、
私の場合、身体に負荷をかけても、息ができるように、
周りに人が多くても、息を確保できるように、
少しずつ、訓練しようと思い、現在も、その最中だ。


鬼滅の刃でも、あったように、

正しい呼吸と正しい動き、
最小限の動作で最大限の力を出すこと。

鬼滅の刃 竈門炭十郎

正しい呼吸をすれば、ずっと舞っていられる。
無駄な動作が多ければ、息が続かない。

これは、先ごろの3年間も、これからも、
ずっと共通して言えることなのではないか、と考えている。

息の仕方、呼吸の仕方は、個々人で違うけれども、
正しい呼吸、無駄な動きを減らし、
また、それこそ、鬼滅の刃のように、頭の中を透明にできるくらいまで、
順応性、透明性、選択性を上げていく。

至高の領域に近づけていく。
勿論、無理のない範囲で。


私は、気が散る方なので、
まだまだだなと思う今日は、湿っぽい空気だった。

梅雨だから、仕方ないかな。

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