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不安を解消するだけでは解消できないもの

これは支援の話だけではないのかも知れませんが、「不安を抱える方」へのサポートの話です。


不安を抱える、というのは誰にでも起こりうることで、多くの場合はその不安を解消することで次のステップに踏み出せる、ということがほとんどです。


でも、時々いませんか?

不安が解消したら、すぐに次の新しい不安が出てきて、それが解決してもまた次々にいろんな不安を抱えられている方。


僕は支援者なので、あえて「支援」という視点で見ていきますが、ひとくちに「不安」と言ってもどうやらいくつかの見方を僕らは持っておかないといけないようです。
ひとつの不安を解消することが支援になる場合、そして起こっている不安そのものよりも「不安でいることが常態化している」ということに支援が必要な場合があるようです。


表出されている「不安」そのものが重要なのではなく(ご本人にとってはもちろん重要な不安なんです)、平穏な時間の過ごし方を知らない、もしくは平穏なんて自分にはあっちゃいけない、というようなメンタリティが生まれてしまっていることが問題だったりすることがあります。

僕も未だそこに明確な解決方法を持っている訳ではないんですが、少なくとも不安を抱えられている方がどちらの状態なのか、ということを織り込みながら支援やサポートをしていかないと、ただイタチごっこのように、「不安でいるために不安になる方」と「この不安を解消することが支援と思っている支援者」のミスマッチが起こります。

今日はそういう話を収録しています。




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