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【0083】答えよりも考え方

今現在、googleやコンビニを活用していない人はいるでしょうか?
以前は書籍で調べたり、有識者に確認していたことが、
googleでサクッと瞬時に調べられるようになりました。

欲しいものも、コンビニ行けば、特殊なものでない限り手に入ります。
もちろんメリットが増えましたが、デメリットもあるような気がしてます。

以前は、何とか情報や「もの」を手に入れるべく頭を働かせていましたが、現在は、頭を働かせる必要がなくなってしまい。
何事もすぐに手に入る「くせ」がついてしまったように思います。
しかもそれがスタンダードと捉えられていう気がしてなりません。

仕事においても、早く覚えて早く結果を出すことができるオペレーショナルな仕事に人気があるようですが、デジタル化、アウトソーシング化が進み、オペレーショナルな仕事は、すごいスピードでデジタルに置き換えられています。
仕事においては、すぐに手に入る「くせ」は捨てた方が無難です。
大きなデメリットです。

証券会社や銀行などは、一般人相手のオペレーショナルな窓口業務を減らし、富裕層向け融資ビジネスにシフトしてます。

仕事においては、すぐ手に入る技術や情報にはもはや価値はありません。
近い将来ほとんどがデジタル化されると思います。
デジタルツールを使いこなすスキルは当然必要ですが、
そのスキルも今後不要になっていくのではないでしょうか?

では、どうすればよいのでしょうか?

現在、2つの方向性があると思っていて
一つは他を圧倒する専門性(もしくは複数の専門性の掛け合わせ)
一つはあらゆる職種の全領域を俯瞰して、多様な人材と共に協力するスキル
です。

そして、両者に共通するのは、答えを知っているのではなく、本質的な考え方を理解していることです。
深く物事を掘り下げたり、職種を横断してすべてを把握するには時間がかかります。ビジネスの世界では時間が足りません。
なので、考え方を理解して状況事に自分で答えを作り出していく技術が必要になります。
それが答えよりも考え方を重視する目的です。
掛け算や割り算の答えを覚える必要はありません。
やり方を覚えれば答えは自分で導き出せます。
そんなイメージです。

大企業にありがちですが、多くの職種があるにもかかわらず、
一部分しか担当しないまま年を重ねてしまいます。
その分野がデジタル化されたら、その職種の専門性は不要になってしまいます。ものすごく残酷ですね。

しかしながら、自分が担当する業務の本質を理解して考え方を理解している人は、その考え方をベースに圧倒的なスピードで新規の仕事を理解していきます。

現在ワイズラボでは、事務も営業も、専門性の追求と領域の拡大を進めています。
本来やるべき仕事はなんだっけ?となるくらい色々な仕事にチャレンジしてくれています。
ぜひ今のままこのまま続けてください。
そして、MECE的な思考や、ゴールからの逆算、心理学など業務における不変の考え方を深め、かつ専門性を高めていってください。
答えを探すのではなく、本質を理解して答えを作り出せるようになることで、他の代理店を圧倒的に凌駕する存在になっちゃいましょう。

どんなに世の中が変わっても、デジタル化が進んでも対応可能なプロ集団。
それがワイズラボの未来です。

そのために今するべきことを、今行ってください。
よろしくお願いします!


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