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【読書①】はてしない物語

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今回は
ファンタジー小説の傑作
「はてしない物語」
ご紹介していきます。

ドイツの作家
ミヒャエル・エンデによるこの作品は
1979年に発売され
ファンタジーを代表する小説として
40年以上もの間、人々に愛されています。

今回は
私が感じる「はてしない物語」の魅力について
解説していきますね。

👆Amazonリンクを張っておきます。岩波文庫さんから
(ハードカバーを外すと物語の鍵となる本と
まったく同じ装丁の本になっています。おしゃれ!)
実写映画化された
「ネバーエンディングストーリー」で
ご存知の方もいるかもしれませんね。


👆こちらはAmazonプライムのリンクです。



はてしない物語とは?

はてしない物語では、
主人公のバスチアンが

ある一冊の本を読んでいく形で
物語は進行していきます。

いじめられっ子だったバスチアンは
ある日、いじめっ子から逃げるために
とある古本屋に入りました。

そこで見つけたのが
「はてしない物語」というタイトルの本です。

その本は
崩壊の危機にさらされた
「ファンタージエン」という世界を救うため
アトレーユという少年が
世界を救う存在である「救い主」を求め、旅をする。
と言った内容でした。

その物語を読み進めていくうちに
バスチアンは
自分自身にまつわる、
ある重大な真実
に気づく。

…と言ったお話です。


「はてしない物語」は
1984年に
「ネバーエンディングストーリー」の名前で映画化され、
その後、2・3も公開。

あまり知られていませんが、
2001年にはカナダとドイツで
テレビドラマ化もされています。


ちなみに、私個人としては
映画版よりも文章がおすすめです。
(余談ですが、映画のエンディングに作者は全く納得しておらず訴訟問題になっていた気がします。
私は映画も好きですが、たしかに改変されています。)

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語り尽くせない「はてしない物語」の魅力

私が考える
「はてしない物語」の魅力について
解説していきます。

本当にたくさんの魅力があるのですが、
今回はその中から
「ストーリー」に注目して
お話ししていきますね。

<前後編からなる、壮大なストーリー>


はてしない物語の魅力といえば
まずはその壮大なストーリーが挙げられます。

小説は前半・後半に分かれており

前半では
バスチアンは「はてしない物語」の読者として登場し
「ファンタージエン」の救世主として描かれています。

後半では
バスチアンは「はてしない物語」の中に入り、
物語のイチ登場人物
として描かれています。


この物語の中には
さまざまなテーマが登場するのですが
私が特に印象に残っているのが

「本当の自分とは何か?」

というテーマです。

物語の後半
あることがきっかけで、バスチアンは
自分自身を見失っていきます。

自分が何者なのか
本当に大切なものは何なのか

それらを見失い
大切な友達さえも傷つけてしまうのです。

「自分のことが分からなくなる」

これは、現実に生きる私たちにも
言えることではないでしょうか?

・自分のことが分からない
・自分が本当に大切だと思うものが分からない
・自分が何が好きなのかあまり理解できていない

この様な悩みを持つ方こそ
バスチアンの物語は
共感していただけると思います。

「はてしない物語」では、
バスチアンは「自分自身」を知るため
再び旅に出て、
そしてある結論にたどり着きます。

バスチアンが気づいた真実とは何か。
どの様な結末を迎えるかは
ぜひ本編で確認してくださいね。


「はてしない物語」では
物語は何か?

と言うことを誰もが考えることとなります。

大人から子供まで
誰でも楽しみながら読める作品なので
この機会にぜひ読んでみてくださいね。


このほかのおすすめの本については
こちらの記事でご紹介していますので
気になる方はぜひご覧になってくださいね。

あなたのフェーズを上げるために、
このnoteを利用していただければ
とってもうれしく思います。

読んでくださったあなたに感謝を。
山下真輝でした🌙

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