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【漫画④】ぼくの地球を守って|日渡早紀さん著

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今回ご紹介するのは、
少女漫画の傑作
『ぼくの地球を守って』です。


この作品は私が子供の頃お友達のお姉さんに借りて
一気にハマってしまった作品です。

ぜひ皆さんにも
シェアしたいと思うので、私が考える
『ぼくの地球を守って』の魅力を
お伝えしますね。

ぼくの地球を守ってとは?

この作品は
1986年から「花とゆめ」で連載が開始されました。

ファンの間では「ぼく地球(たま)」の愛称で知られており、
少女漫画でありながらSF要素が強い作品となっています。

この作品のテーマは
「前世」と「転生」

物語には
7人の少年少女が登場します。

その7人の共通点は
前世では全員が知り合い同士だったこと。

さらに前世では
地球人では無く
「シア星系」という場所で生まれた
異星人でした。

前世の記憶を持つもの。
前世の記憶を持たないもの。

さまざまな登場人物の中で
重要な存在となるのが
「キーワード」というものです。

7人が別々に持っている
キーワードを全て集めることで起きる
「あること」をめぐり、
それぞれの思惑が行き交うのが
この漫画のベースとなる部分です。


主人公の亜梨子は、
7人のうちの一人でしたが
彼女自身には前世の記憶はありませんでした。

しかし、同級生の
小椋 迅八錦織 一成との話がきっかけで、
彼らとは前世で知り合い同士だったことを知ります。

迅八たちの呼びかけにより
前世の仲間たちも集まり
「前世で何があったのか?」を知るために
全員の記憶を繋ぎ合わせます。

ですが、そこから出てきたのは
ある悲しく残酷な真実だったのです。


前世では
何があったのか?

なぜ、少年少女らは同じ時代に生まれ変わったのか?

物語の軸となるキーワードとは
いったい何なのか?


その答えは
ぜひ本編で確認してみてくださいね。

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「誰か」の気持ちを理解するために

この漫画の魅力
「誰かの人生を見られること」だと、
私は考えています。

『ぼくの地球を守って』のストーリーは
序盤は穏やかに進んでいきます。

しかし、中盤以降になると
戦争や自然破壊など
少女漫画らしからぬ暗いテーマが
取り上げられていくように。

戦争により故郷を失ったり。
大切な人を失ったり。

キャラクターたちは
そんな過酷な前世を
生きてきたのです。

作中でたびたび取り上げられる
戦争と死
私たちにとっては
あまり馴染みがないものかもしれません。

しかし、
実感が湧かないだけで
その二つは私たちが生きる地球に
今でも存在しているのです。

その事実に対して
「自分には関係のないことだ」と思うのか?
もしくは「こんな人生を送っている人が
実在している」
と思うのか?

考え方一つで、
世界の見え方はガラリと変わるものです。

・相手の気持ちがわからない
・自分中心に物事を考えてしまう
・どうしても視野が狭くなってしまう

このような考えがある方にこそ
私はこの作品を読んでもらいたいと
思っています。

「前世」と「転生」というテーマの面白さ。
キャラクターの人生と感情の移り変わり。

何をとってもおすすめできる作品なので
ぜひこの機会に見てみてくださいね。

私がおすすめしたい他の作品は
こちらの記事でもご紹介しています。


あなたのフェーズを上げるために、
このnoteを利用していただければ
とってもうれしく思います。

読んでくださったあなたに感謝を。
山下真輝でした🌙

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