Lan

読みたい気持ちで始めましたが 書くことも好きなので 昔書いたものをまとめたりとか 新し…

Lan

読みたい気持ちで始めましたが 書くことも好きなので 昔書いたものをまとめたりとか 新しく久々に書いたりしたいです

マガジン

  • 性別ってなんなんだろうね。

  • 蛍光pink

    2005年頃?

  • stainless steel

    stainless steel 2007.8.12

  • 白黒青 -モノクロブルー-

    詩集「白黒青」 2004.1

最近の記事

●対等でありたいと思いながら反対の場所にいた。

男性とデートをした時に、荷物を持って貰うのが嫌でした。 「その荷物持とうか?」 「なんで?大丈夫だよ」 「だって男が持つものかと思ったから」 「そんなことないよ」 あと ご飯を奢って貰うことも苦手です。 誕生日や記念日だとしても、これを買って欲しいとおねだり…というのも、しません。 (子どもの頃は母に買って買って言ってましたが。あとサンタさんにも^^;) 自分で買いたい 自分で持ちたい 対等でありたい なのに何故かうまく行かなくてモヤモヤ… という気持ち。 以前もお話

    • ●LGBT理解増進法案のこと

      LGBT(Q)理解法案の件で Twitterで色んな批判ツイートを読みました。 身体は男性 心は女性 という人が女湯やトイレに入れるようになる ということで犯罪を助長するという内容。 その時の気分によって性別が変わる? ふざけるな 女の身体で男湯に入ってみろよ! というようなツイートも見ました。 正直、そういうことじゃないだろう、と。 論点がずれてしまっているな、と。 まあ短いツイートでは伝わらなくて、どんどん脱線していくのは仕方ないことなのかもしれませんが。

      • ●選べる、だけでいいの?

        性的マイノリティの視点から、世の中が少しずつ変わろうとしている。 まだまだ難しい面もたくさんあるし、「そういう人もいるらしいけど私の周りにはいない」という感覚が抜けないところもあると思う。 その中、女子がパンツを、男子がスカートを履いてもいいのではないか、と言う考えから、制服の自由度が上がっている話を聞く。 概ね賛成です。 でも、少しだけ、思うところがある。 そんなお話をします。 私は小学生の頃、ショートカットにしていました。 癖っ毛でどうにもならなかったこと 母親

        • ●こんなに好きになることってある?

          私は女性です。 そして、今女性とお付き合いしています。 わたしは彼女のことが好きでした。 それは友達の中でも特別な感情。 Twitterのつぶやきは全て読んでいたし、会える時は本当に嬉しかった。 自分が結婚していても。 それが特別な好きだったのかどうか、正直今でもわかりません。 「好き、なんて、グラデーションでいいんだよ。」 と。 恋愛なのか、なんなのか、そんなのハッキリ分類する必要はないんじゃないか、と。 そう言ってくれたのは、彼女。 ボーイッシュな彼女を、男の子

        ●対等でありたいと思いながら反対の場所にいた。

        マガジン

        • 性別ってなんなんだろうね。
          6本
        • 蛍光pink
          8本
        • stainless steel
          11本
        • 白黒青 -モノクロブルー-
          6本

        記事

          ●戻りたい過去なんてない。

          実はバツイチです。 離婚したのは色々あって、ポイっと捨てられたわけでも、ポイっと捨てたわけでもないです。 うまくいってると思ってたけど、いってなかった、みたいな感じです。 長く付き合って結婚したんですけど、後悔はないです。彼は彼で、幸せが訪れますように。と、本気で思っています。 そして私は幸せです。 離婚の時に、いろんな人が心配してくれたり、励ましてくれたり、怒ってくれたり、悲しんでくれたり、とにかく私よりも先に色々な感情を表現してくれて、私はかなり冷静でいられました。

          ●戻りたい過去なんてない。

          ●性別を行き来したい。

          小さい頃、男の子が良かったなーって思ってた。 なんでだろう? わかんないけど。 でも私は、女であることにも疑問はなかった。 男の子になりたいとかって、みんな思うじゃん。 自分が置かれた状況と違うことに憧れたり。 そういうやつ。 だって私は女の子らしいとされる物が好きだった。 フリルのスカート リボン 女の子のアニメ 少女漫画 ただ、私は背が高いし可愛くないから、ピンクの物はだめだ。恥ずかしい。似合わない。 と思っていた。 違う。今思えば、あれは、「そう決めた」んだ。

          ●性別を行き来したい。

          過去になるこの朝

          ta la la 雨は今日もどこかで降り続いて 完璧な反転を目指している ここもきっと 明日には窮屈 ta la la それは雁字搦めでは無い 別の場所で待ってさえいれば いつだって 朝になる 朝だって 過去になる こんな素晴らしい今日 真っ白なブラウスに着替えて 存在する全ての色に染まってみようか 目に映る鮮やかな全てを 拾い集めて飾り付けてみようか ta la la la スタッカートで ta la la la 更にテンポ良く ta la la la 構築する

          過去になるこの朝

          沈殿している。

          あたしが思っているよりも あたしは普通かもしれないな あなたが思っているよりも あたしは低俗だけれども 安心する それが道徳的かは 今は考えない 焦燥する それは自業自得だと 自覚している 瞬間 自分が誰だか 分からなくなった それは 寂しい乍らも 枷が外れたような 安堵 ね 低俗でしょう あなたが思っているよりも あなたは出来た人間で あなたが思っているよりも あたしはあなたに憧れている あたしが思っているよりも あたしが普通だとしても あなたが思っているあたし

          沈殿している。

          更に鋭利に

          振り返らないのは 振り返りたいから ほんの少しの寂しさを 味って欲しいから あなたへの言葉を発する時必ず喉にしみるから 痛みに顔を歪めているよ あなたの嘘を感じる時必ずナイフが刺さるのは あの頃から変わらないよ 伝えないでおくよ 病的に求めていること 気づかないで良いよ どうせ繰り返してしまう

          更に鋭利に

          子どもの顔でタクシーに乗る君の 横顔を見つめたまま 僕は動けなかった 新しい君を知ることを こんなにも嫌がる僕は きっとみっともない人間 大人になれない僕は 君とは違う捻くれた子どもの顔 バタン ドアが 閉じて くしゃり その顔 崩して 流れた涙を僕は 忘れないけれど きっと君はあの日と同じように きっと君は素直な子どもの心で きっとどこかで

          逃げるように進む

          道が見えなくても 行く先知らなくても 片足一本 前に出せば 足は勝手に歩き出す 時計がなくても 居場所もなくても 寝て起きれば朝が来るように

          逃げるように進む

          rapid

          “扉が閉まります” ねえ此処から先 誰にも会いたくないなんて願い 許される? 巻き込む理由なんて無かった筈 地下鉄なんて乗り慣れている 貴方の手を煩わせない 理想のあたしでも良いけど “駆け込み乗車はおやめ下さい” ねえたまには 何も言わずに助けて欲しい 不可能? 連れ出すなど訳ないでしょ 地下鉄なんて乗り慣れている ああどうしてもまだ 猶予が貰えると思ってしまう 見覚えのないあたし 見覚えのないあなた きっと忘れかけているんだ きっと忘れるんだ 地下鉄なんて乗り慣

          →song←

          手を繋ぎ階段を降りる男女と擦れ違う あたしはひとりですが 問題はありません強がりではありません あたしの耳には恋人 JAZZのナンバー トランペットに身を任せ 今夜も優しく抱いて頂戴 足音が地球を壊し乍ら勝手振る舞い 明日のあたしもひとりですが 不満などありません強がりではありません あたしの手を取るピアノ 秘密の暗号で 安易に繋がれたい 夜が更けていく 金平糖ひとつぶ まるで薬物 まるで幻聴 あたしの耳には恋人 鮮やかにセピアな JAZZのナンバー

          →song←

          反対

          偶数で出来た身体に心臓は孤独を知っていて 何かを待っているのではないかと思う 指紋の通りに物事が進めば楽ではあるけど 誰もが途中で迷い間違えてしまう 上手くレールに乗せて行けばそれ相応 理由がないなんて理由にならないけど 生きていけないことはない 優しさ履き違えた言葉も 海まで 運んで いつまでも貴方が正常で私が異常 それで構わない

          食べかけの実

          帰って来たあの音に 食べかけの実を落とした 君がなくした物を 僕が持っていたとしても 補い合うことはとうに諦めた 君は君自身を守る揺り籠に揺られて 僕はそれを遠くから見ていて 君の為の僕になれると思ったあの日の僕だって 今と同じように生きていた 今と同じ意識のラインの上で判断したこと 生きている僕が全身で感じたこと また同じリズムに僕は取り残されて 空気も滑り込めない歪みの隙間に流されて しかしうろたえず漂い 思い出す 探すものが違っても ただの浅い偶然でも 君はここ

          食べかけの実

          非常灯

          あたしの中で いくつものスーパーボールが暴れてるみたいに 騒がしい そんな非常ランプを隠して 冷静な顔でこの場所を歩くには さっき買った駄菓子じゃ足りない さっき施したメイクじゃ足りない 言葉はきっと 口に出す前は無菌室で保管されてて 音となってこの薄汚れた外気に触れた途端 嘘になってゆくんだわ 古くなってゆくんだわ そう思わなきゃ あたしの中で暴れるスーパーボールも ウォータープルーフでも太刀打ちできない涙も 止められないんだもの きっとあなたの言葉は嘘を帯びて

          非常灯