生きていたんだよな 2022
はじめに
毎年やってるので、今年も振り返ってみるかあ……というノリで。
例によって、創作のこと以外も含めて「西野夏葉」という人間の全体を振り返っていくこととします。
てめえ自体がどんな存在でも知ったことか……ということでしたら読むだけ時間の無駄になるのでブラウザバック推奨。
そんなとこも含めてあたしはきみのことを好きだと思ってるよ、ということでしたら結婚してくださ……いややっぱ結婚は面倒だからいいや一緒にいてくれるだけで
あとぶっちゃけ、あいみょんはこの曲くらいしか歌えない。赦してくれ
お仕事について
私はすでに職歴が履歴書に収まりきらないくらい増えていて、頼んでもいないのに増えていく年齢と相まってそろそろ転職が厳しい。だからもういい加減じっくり腰を据えて働ける場所を探していたのだけど、今のところもいろいろと黒いからガックリきてしまう。
一番びっくりしたのは、会社の車をタイヤ交換に出すように言われたので持っていったら、スタンドのお兄ちゃんに「おクルマの車検が切れているのですが……」と言われたこと。そんなことからチェックせにゃならんようなガバガバガバナンスなのか、と愕然とした。
それ以外にもいろいろ細々したトラブルとかいざこざが多く、私ももう数社渡り歩いてきて今更怖いものなんて税務署くらいなもんだし、バチバチに上司とバトルしたりして下期はかなり精神的に疲れた。やっぱり会社勤め向いてないよ。誰か一緒に仕事しませんか。ちゃんと口だけじゃなくて手も動かせるので。
あと、別に給料が増えるわけではないが検定試験を2つ受験した。どっちも受かった。よかった。こんなんなんぼあってもいいですからね。
私生活について
私が「西川貴教」と「ずっと真夜中でいいのに。」のファンであることは今更言うまでもないと思うので、あまり多くをぐちゃぐちゃ語るのは差し控えようと思ってもどうしても話したいんだよな。興味なければ目次押して飛ばしてください
まず、今年の参戦歴を話す。
2日連続はもちろんのこと、同一のツアー内で複数の日程に参加したことは人生初。ちなみに滋賀ふるさと観光大使は同一ツアー内で道内公演を複数やったときは札幌と静内だった上、当時の私はまだ中学生だったのでどうでんぐり返っても行けなかった。
現場はもちろんのこと、配信ライブもフジロック以外は有料だったし、今年はかなり推しに玉串料を奉納した。5/13なんて普通のライブチケットと同じ価格だったよ。さすがにそれは西野さんやりすぎなんじゃないの……と思ったこともなくはなかったけども、結論から言えば「細工は流流仕上げを御覧じろ」って感じ。あれがなかったらストレス爆破してたしな絶対。
私から推しと創作を省いたら食えない肉しか残らないし、本当にこの人たちに生かされた一年だったなあと思う。毎日マジでこの世界くそだなと思いながら仕事してるけど「でも仕事しないとライブ行けないし」「グッズ買えないし」「ひとつツアー終わったら次のツアーの心配ができるなんて、私はなんて幸せなんだろう」みたく一番ダメな思考ループが出来上がっているので誰か早急にこいつの脳みそを手術してくれ。
恋人? 世の中には知らない方が幸せなこともあると思いませんか?
創作活動について
今年も、栄えある大賞だの準大賞だのは受賞できず。なんなら佳作もなし。さながら、閉園して賑わいの消えた遊園地のような状態が続いている。歓声の消えたジェットコースター。埃をかぶったコーヒーカップ。苔むしたメリーゴーラウンド。
なんぼ好きだっていつまで経っても変わり映えしなきゃそりゃ飽きるよな……とは思いつつも、だからってどうすりゃいいのかわかんねえよと泣き言ばかり言ってたら一年が終わった感じがする。
私が小説を書き始めてから、もう4~5年くらい経った。それでも未だに準大賞を1回受賞できたっきり、目に見えた大きな成果はそれほどなく。たぶん才能ねーんだよな、と薄々思いながらも書くのをやめないのは「あともう少し頑張ってみようと思うのですが」みたいに、潰れる間際の銀行の資金調達担当者と同じ思考回路。
もしくは「読んでて面白いと思うものがないなら自分で書けばええやないか。白って200色あんねん」みたいなポジティブ思考。
よくわかんないけど、それでも今も書いてたりとか企画立ち上げたりしてるわけだから、それが答えだよな。あーもうあらゆる全てを総なめにしてえ……という世の中をナメ腐ったことを宣いつつ、今年の西野の創作についてまとめておきます。
★
まず今年から、小説だけでは飽き足らず、シチュエーションボイスの台本を書き始めた。女性演者が読む、男性向けのシチュエーションボイスを想定して公開中。YouTubeとかに死ぬほど上がってるようなやつね。書くにあたって私も色々な演者さんの動画を拝見させていただいたけれど、どうやら私はキーが高くて甘い声より、少し低めで大人な声が好きみたいです。
上記はたぶん今世紀で一番要らない情報だと思うので消しておきました。
台本の書き方がこれでいいのかは知らんけど、まあよきにはからえって感じで。私には演じられないので、誰か読んでつかあさい。なお台本に関してはすべて↓のpixivアカウントに上げていくことにしているので、何卒何卒
また、2022年12月は僭越ながらわたくし西野主催にて「アドベントカレンダー2022」を開催した。人がぜんぜん集まらなかったらマジで私が空いた日を全部書く気でいたため、無事に参加者が集まったっていうだけで「あーよかった」と思っていたのは秘密。
クリスマスは終わってしまった。ただ、時は戻らないし止まらないけど、進み続けるものだから。
いっそ今から来年のクリスマスに思いを馳せながらお読みいただくのも一興かなと。以下の企画ページからどうぞ↓
その他、小説創作における2022年中の優秀作品選出、予選通過等は以下のとおり。
さらに今年は千羽稲穂さま主催の「青春アンソロ4 青の号哭」へ参加のお声がけをいただき、短編「ユリシス」を寄稿させていただいた。
ぼっち・ざ・西野、アンソロ本への参加は初めてだったのですが、すごく楽しかったです。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
※販売は終了。それに伴って、どこかで公開しようか悩んでいるところ。待て続報
そんなわけで今年も大きな結果は残せなかったけれど、コンテストに落ちても絶望が長引くことも少なくなったのは成長かなあ。
どのみち才能があるかないかは自分で判断できるもんじゃないんだから、ないと思うならひたすら書くしかねえよ。好きこそものの上手なれ、って言うし。下手の横好きって言葉もあるけど。
むしろもうこの際下手でもいい。肉体と同じく感情も老化するっていうから、これからも自分の前頭葉を、創作という路地裏でボコりながら書いていこう。
今年は結局公募に一本も出せなかったし、来年は何か書いて出したい。その前に長編をダレずに書けるようになりたいよ。
リアルの人生にダレてる人間に書けるとは思えねえけどな(特大ブーメランに首を切断される
2023年の西野夏葉
そんなに大きく変わるとは思えないんだけど、書くことは続けられたらいいかな。小説書かないなら本当にパソコン使わないからMacBookなんぞ要らんのよ。
そうそう今年久々に新調したんです、パソコンを。MacBook Airにしたんです。M2チップ積んだ最新のやつに。渋谷スクランブルスクエアから飛び降りるくらいの気持ちで。ここ数年で一番高額な出費だった。
したっけ同じタイミングでJ:COMの回線を解約してテザリングに移行しちゃったせいで、せっかくパソコンが速くなったのに今度は回線が激遅になってね。計画性のなさが如実に現れてるよね。
あと、ただダラダラ書くだけじゃなくて、誰かと、あるいはみんなと何かやりたいと思ったりしている。
選考通過歴のところにも書いたとおり、今年は葉一朗さんと一本の作品を共著にて公開した。冷凍食品を温めて弁当箱に詰めるしかできないダメ主婦がいきなり速水もこみちと一緒に料理を作るみたいな、夢のような機会だった。この場で改めて御礼申し上げます。
私みたいなやつと書いてくださる方がいるならまた共著もやりたいし、金に余裕があればアンソロ本を作ったりしてみたい。アドベントカレンダーもおかげさまで多くの方々にご参加いただいたので、若干調子に乗ってる今のうちに色々仕掛けていきたいところ。
西野とステンバイミー自然体にシャイな空騒ぎしてもいいよという方は、どうかしゃもじを振りながら肩あたためて待っていてほしい。
♪お疲れ様です 酒飲みです
私生活? ぶっちゃけ死ななきゃどうってことないと思ってるよ。
でも、12月頭に免許証保険証クレジットカードキャッシュカード職場のセキュリティカードぜんぶ入った財布を落としたときは本当に死ぬかと思った。ちなみに(ここになかったらもう職場で藤原竜也真っ青な圧倒的土下座をキメないと)と思って探しに行った場所で見つけた。諦めないことって大事なんだね。そもそもそんな状況に陥るようなヘマを犯すなって話なんだけどね。
転職活動はめんどくさいからできればやりたくないんだけど……もう……ネ………(キメラ化
正直言って学歴よりも職歴のほうが2兆倍足かせになるよ 気をつけろ
ヘタに多くなると履歴書に書くのもダルいし面接でもダルいから
さいごに
ぶっちゃけた話、11月あたりから全然新しい話が思い浮かばなくてちっとも書けてないけれど、それでも待っていてくれるかたがいるのなら諦めたくない。
以前からのお知り合いが次々と受賞やら書籍化やら、あるいはリアルの生活を充実させていく中、ロクに進めもしなければ戻ることもできない西野は正直もうオワコンになっていくしか道が残っていないと思っていたので、これほどまでに多くの方々が企画に参加してくださったり、スターやいいねを送ってくださるなんて予想していませんでした 厚く熱く御礼御礼 です
来年は一人でモソモソとやるだけでなく、多くの人を巻き込みつつ何かできたらいいなと思ったり。それは創作だけでなく、私生活も含めて。
尊厳を持ち、礼節を重んじ、粘り強く。
今年は、全体的に見たらさほど悪い年ではなかったなあと。
だから、来年もよい年にしてやる。
2023年も、そうでなければならない。
皆様、よいお年を。
2022.12.31 西野 夏葉
お読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、創作活動やnoteでの活動のために使わせていただきます。ちょっと残ったらコンビニでうまい棒とかココアシガレットとか買っちゃうかもしれないですけど……へへ………