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Work share:Performing Arts Producer

*English below.

ダンスや演劇を中心に舞台芸術業界でプロデューサーをしている、目澤芙裕子(めざわふゆこ)と申します。主にコンテンポラリーダンスというジャンルに濃く携わっています。

2020年春の今、COVID-19によるイベント自粛の影響で、3月上旬からほぼ仕事がありません(泣)。*もう2ヶ月弱、私たちの業界は止まっています。
家にこもり、近い未来の仕事がない中で大きな未来をどう考えていくかと日々向き合っています。

自分が生業としている”パフォーミングアート"は今社会とどのように向き合えばいいのかを考えていくなかで、

まずは「知ってもらう」ために、【ワークシェア Work share】をしてみようと思います。

といっても仕事の内容などを具体的に紹介するというのではなく、
"Work"という単語の広がりに則って、
仕事、作業、研究、作品などなど、色んな角度から等身大に書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します!!


私がこの世界に足を踏み込んだきっかけは、子供の頃の海外でのダンススクール経験です。

子供の頃、親の仕事の都合でオランダとルクセンブルグに8年ほど住んでいました。
日本で習い始め、のめり込んだバレエを続けるため、オランダで街中のダンススクールに通いました。
言葉がわからなくても一緒に踊れるし、高揚感を共有し一緒に笑えたことで、本当に楽しい時間でした!当時はそこまで実感を持っていなかったのですが、今思えばそれが、身体があればコミュニケーションはとれる!と思って、ダンスと人生を共にすることになった原点だと思います。
ダンスと30年弱付き合っていることで、出会いがあり、進路が決まり、喜怒哀楽が生まれ、人生が豊かになっていると実感しています。

コロナ禍に入り、なぜアートや文化があるのかを改めて自問自答したとき、他者とのコミュニケーションを通して人生を少しでも豊かにするためだと、再認識。

生命なくては人生はないので、今は自粛してこのパンデミックを止めることが最優先だと思っています。
ですが、命があるのであれば少しでも自分自身を含め、人間が他者とコミュニケーションをとり、人生を豊かにするための活動すなわち自分の今やっている仕事に携わっていきたいと思っています。

世界共通言語であるダンスで、少しでも豊かな人生を。



My name is Fuyuko Mezawa. I work as freelance producer of performing arts mainly contemporary dance. (Sometimes I perform as dancer in my dance company Baobab.)

From March, I lost many works because of COVID-19 and have time to think about my work. How my work can relate to society? What is the meaning or power of my work?

And I've decided to start my writing to "share" my work. 

I write not only about my examples of my work but also my thoughts, feelings and many other something with several perspectives.


I share why I've decided to enter this work field. 

I lived in The Netherlands and Luxembourg in my childhood and take dance class in local dance studio. At there, I could share my pleasure with friends in studio even I can't understand language. It was my original experience of communication with dance. Dance is always around me and make my life colorful.

And now, it reminds me "Art" (mainly dance for me) is very meaningful and important for our life to be blight. 

I hope I can continue to do work with art to make communication and community as long as we have life in this emergency situation and after.

Dance can be communication tool in this world to stay connect.


写真:Baobab第12回本公演『ジャングル・コンクリート・ジャングル』
2019年12月KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ photo by 石倉来輝
Baobab Website:http://dd-baobab-bb.boo.jp/





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