夢中になってる人は周りを夢中にさせる
はろー、つーちゃんです。
私の本気の片思いは実ったことがない
私は好きになると、意味がわからないくらい相手がかっこよく見える。周りが引くくらい。好きが溢れ過ぎて、周りにも本人にも早々にバレる。アタックどころか、ゴムゴムのガトリング並みである。
なぜ実らないのか。
片付けが下手だから?救いようのない性悪だから?とにかく相手のタイプじゃ無いから?
まあ、そうなのだが、選び方がまず悪い。
私が片思いする相手は、絶対に私のことなんて好きにならないくらいに何かに熱中している人だからだ。
私に見向きもしないくらい、何かに打ち込んでいる姿が好きだからだ。
本気な姿ってめちゃくちゃかっこよくない?いや、かっこいいよね、やばいよね、わかるよね!!!、、
漫画の主人公とか、プロのアスリートとか、みんなが憧れるし、本気で感動させられる。
なぜ、夢中になっている姿は人を魅了するのか
まず第一に、笑顔が最高にまぶしい。
没頭しすぎて、私との約束を忘れられたとしても、そんなことどうでも良くなるくらい爽やかに気持ちよさそうに笑う。
何かに夢中になっている人の笑顔には何も勝てない。
第二に、今しか見ていない純粋無垢さ。
何かに夢中になっている人は、打算も後悔も周りの評価に傾ける耳も一切ない。
今に強烈にスポットライトを当て、一瞬一瞬をこれでもかと言うほどに精一杯に生きている。鳥が大空を舞う姿に憧れるように、生命の神秘を目撃している気持ちになるのだろう。
第三に、人は誰しも夢中になりたい存在なのだと思う。そして、夢中になっている人に触れることによって、自分の中に眠る青春の輝かしい思い出が蘇るのだと思う。
バケツに水を入れすぎると溢れるように、何かに夢中になっている人は周りの人をも染めるくらいに熱量が有り余っているのだろう。
だから、夢中になっている人を見ると、もっとその熱量に触れていたくなり熱狂するのだ。
好きこそものの上手なれ
このことわざが言うように、好きでやっている人にはどれだけ努力しても勝てない。
モチベーションの高さが違う、熱量が違う、魅了するファンの数が違う。
何倍も差がついてしまうのも当たり前だ。
それでは聞こう。
あなたは今、夢中になっていることがありますか。
最近、書店に並ぶ本たちが口を揃えて言ってくる合言葉は
”好きなことで生きよう”
好きなことだけで食っていくなんて甘い?
いや、そんなことよりもまず、今好きなことはありますか。
ここ数年、何かに夢中になりましたか。
日本の教育は均質化を図る教育だ。大量生産大量消費・永久雇用だった時代は、単調な仕事をミスなくこなし、命令に忠実なロボット的人材が必要だった。
今もその名残で同じような教育がなされているのだが、教育業界はIT業界から50年も遅れるらしいからしょうがない。
そんな学校生活の中で、苦手をある程度矯正され、得意なことは没頭しすぎて学業に支障が出ないよう釘を刺されてきた。学校で学ぶのは、知識や礼儀のみで自分自身のことを深く考えさせてはくれない。
そうやって、丸くされ続けた私たちは自分のこともよく理解できないまま社会に送り出され、一つの歯車としてもっと磨耗する。
そんな私たちに、好きなことで生きろなんて難題かもしれない。
今こそ夢中になるときだ
でも、大丈夫、きっとそんなに難しいことでもない。
人は誰しも子供だった頃がある。そのころは夢中の連続だった。蟻の行列を追いかけたり、どうしたら空を飛べるか本気で考えたり、学園祭前夜に暗くなるまで作業したり。
そんな日々を思い出そう。夢中になっている人を見て羨ましいだけで終わらずに。
私は、そろそろ、
”本気で人間を全うしないと生きていけなくなる時代”が来ると思っている。
誰でもできるようなことや、単純で退屈なことをやるのはもうロボットの仕事になっていく。
自分の強みをツンツンに尖らせて、感性を磨いて、夢中になる。そして、一瞬一瞬の生を全て輝かせる。
つまり、自分にしかできないことを全うする。
こんな言い方をすると、見つけるのは困難な気がする人もいるかもしれない。上を見ればキリがないこの世界で、自分ができることなんてない。けどそうじゃない。そんなはずはない。
例えば、貴方の家族の最高の笑顔を引き出すのはあなたの存在でしかない。どんなに可愛いアイドルでも、どんなに偉い社長でもできないことが貴方にはできる。
今はまだわからないかもしれないけれど、生きていく中で貴方がいてくれてよかったと言う人に、必ず出会う日が来る。
貴方にしか埋められないパズルがあり、私にしか見つけられない道がある。
今こそ、夢中になろう。
そうすれば、自然と本来のたった一人の自分を思い出せる。
そうしたら後は、競争者なんて一人もいない一本道を突き進むだけだ。
その夢中な姿が、また夢中を生む美しい循環が起きますよーに。
おーーわりっ。
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