けいすけ/日本を旅するソムリエ

都内ホテルで料理人を経験後、ワインに目覚めレストランサービスに転向したソムリエ。 現在…

けいすけ/日本を旅するソムリエ

都内ホテルで料理人を経験後、ワインに目覚めレストランサービスに転向したソムリエ。 現在は日本中を巡りながら食の魅力を伝えるために活動しています。 /J.S.A.認定ソムリエ/WSET Level3/ ホームページ:https://winevinksk.com/

最近の記事

新潟生産者訪問記 〜カーブドッチ〜

カーブドッチワイナリー10/23、新潟にワインコーストを広げ、新潟にワイン造りの技術指導を行なっているワイナリー、カーブドッチさんの元へ行ってきました! カーブドッチがワイナリーを立ち上げたのは1992年。 新潟の市街地から車で30分ほど行ったところ、海と砂に囲まれた場所に新潟ワインコーストは位置します。 新潟ワインコーストのワイン造りはカーブドッチを始め、フェルミエ、ドメーヌショオ、カンティーナ・ジーオ、ルサンクワイナリーと、5軒のワイナリーが軒並み今注目を集めている。

    • ”ブドウの持ち味を最大限活かす”ワイナリー 〜ココファームワイナリー〜

      栃木県足利市・ココファームワイナリー栃木県・足利市にある「ココファームワイナリー」 ここでは「こころみ学園」の学生たちがブドウ栽培から醸造まで一緒に行なっており、ブドウ栽培は昭和33年から、現在開墾から64年目(2022年10月現在)。 元々は、特殊学級の中学生たちとその担任教師(川田昇 氏)によって葡萄畑が開墾され、現在でも知的障害を持った人たちをはじめ、みんなが活き活きとワイン作りを行なっています。 そこで造られるワインは、野生酵母の力で発酵を行い、 「その土地、

      • “この土地でしか造れない”福井唯一のワイナリー 〜白山ワイナリー〜

        福井県大野市・白山ワイナリー福井に行って、園部個人が一番楽しみにしていたのはここ。 福井県大野市にある「白山ワイナリー」 山梨、北海道、長野と日本のワイナリーの中心地をあちこち巡ってきていいたが、実際の所それ以外の土地はブドウ栽培に対してどのような条件をもたらすのか、とても興味があった。 今ではほぼ全国にワイナリーがあるが、福井県にはこの白山ワイナリー一件しか存在しない。 この白山ワイナリーで造られるワインがどのような味わいなのか、どんな条件でワイン造りが行われている

        • 海沿いの農園が作るブドウたち 〜フルーツパークOKAYU〜

          あわら温泉 フルーツパーク OKAYUレストラン”LULL”で使っているぶどう農家さんにお会いしてきました。 「あわら温泉 フルーツパーク OKAYU」の岡田さん LULLのデザートでは様々なフルーツを扱っており、その中でもあわら湯のまちのほど近くにあるOKAYUの作るブドウはやけに美味しい。 岡田さんは、様々な種類の生食用のブドウを栽培している。 ちょうどこの時期、LULLのデザートの新作を試作しており、ブドウを4種類ほど「このデザートにはこのブドウが良い」と試行錯誤を繰り

        新潟生産者訪問記 〜カーブドッチ〜

          レストランの価値を生み出す”塩”の味 〜志野製塩所〜

          越前海岸 志野製塩所 「百笑の塩」レストラン”LULL”では越前海岸沿いにある「志野製塩所」さんの塩を使っている。 レストラン”LULL” レストラン勤めの方ならわかると思うけど、料理に使う塩はとても大事。 味わいの深みを担う役割になり、食感のアクセントとしても活躍する。 福井で働き始める前、LULLの料理長・高橋シェフからは「うちで使ってる塩がとにかく美味しいんですよ」と話をよく聞いていた。 実際フルコースで食事をさせてもらった時に、各所で”塩”の美味しさには圧倒させら

          レストランの価値を生み出す”塩”の味 〜志野製塩所〜

          ワイナリー訪問記〜カンティーナ・リエゾー〜

          ワインメーカーに勤めていた湯本さんが、イタリアでのワイン文化に触れ、国内に戻って2007年から栽培を始めたワイナリー。 イタリア語でワイナリーを表す「カンティーナ」の名前を冠する通り、イタリア系の品種にも力を入れている。 カンティーナ・リエゾー 醸造長・湯本 康之さんカンティーナ・リエゾーは栽培も醸造も、ご家族のみでされているワイナリー。 新潟生まれの湯本さんは、2000年から高山村に移ってワイン製造に携わり、2007年から畑を借りてワイン造りをスタートさせた。 醸造所もク

          ワイナリー訪問記〜カンティーナ・リエゾー〜

          ワイナリー訪問記〜佐藤果樹園〜

          信州たかやまワイナリーの見学、朝日屋亭でのランチを終えて次に向かったのは、高山村役場の近くにある佐藤果樹園さんの畑へ。 アポイントのメッセージのやり取りをしているだけでも人柄が滲み出てくる、佐藤和弘さんが代表を務める葡萄園。 自分の身の回りではこれまで「ワイナリー」の名前ばかりが広まっているような印象(もちろん自分もその一人)があったけど、”ワイン”ができる前には当然”ブドウ”があって、その”ワイン用ブドウ”を栽培してワイナリーに届けている農家さんの存在を恥ずかしながらこれ

          ワイナリー訪問記〜佐藤果樹園〜

          ワイナリー訪問記 〜信州たかやまワイナリー〜

          信州たかやまワイナリーさんのワインは元々凄く好きで、今回の訪問でも特に楽しみにしていた場所。 初めて信州たかやまワイナリーさんの造るソーヴィニョン・ブランを飲んだ時は無知ながらに「美味しかった!!」っていう余韻がすごくあって、その日はペアリングで10杯ものワインを飲んだのにこれだけは鮮明に覚えていた。 最近でも仕事でこのソーヴィニョンを扱ったことがあったが、やっぱり味わいや香りの”層”がしっかりしている印象があった。 そんな信州たかやまさんのレポートはつい気合が入って、かな

          ワイナリー訪問記 〜信州たかやまワイナリー〜

          ワイナリー訪問記 〜長野・高山村〜

          先日、飲食人に声をかけて長野県のワイナリー3軒に足を運んだ。 その中でも、北部で標高差のある高山村へ。 訪問先はこちら ・信州たかやまワイナリー ・佐藤果樹園 ・カンティーナ・リエゾー どこのワイナリーもそれぞれ特徴が違い、とても良い見学になった。 せっかくなので、アウトプットも兼ねて何件か投稿。 ○信州高山村の畑条件 今回向かった高山村は、長野の千曲川ワインバレーに位置する。 上田盆地の土地の影響を強く受け、標高が高く冷涼な気候で年間降水量が少なく、長い日照時間などの

          ワイナリー訪問記 〜長野・高山村〜

          自分について

          「ブログを始めよう!!」 そう思って、WordPressとか、エックスサーバーとか、色々調べていたけど、、 早くも挫折した真っ最中である(笑) 文章を書くの自体は好きだけど、その考えをまとめて文章化って言うのは中々大変なんだってことを知る、、 でも、そんな文章は文章で吐き出す場所が欲しいなーと思ったので、 「そうだ、note始めよう」 そう思った。 のちのち、ワイン関係のブログは始める。←言ったらやらなきゃね でも、このnoteは『雑記ブログ』みたいな感じで、