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どうして就活生の相談を受けているのか

今日面談を受けた学生さんから、
そんな質問を受けました。

今、私はMatcherというアプリで
OB/OG訪問を申し込んできてくれた学生さんと
1人1時間、オンラインで面談をしています。

内容は学生さんに完全にお任せしているので、
業界のことだったり、
今後のキャリアについての相談だったり、
ワークライフバランスのとり方だったり、
時に人生相談や模擬面接をしたりもするのですが。。。

「自社の採用活動をしているわけではない私が、
時間をとって学生と話をする理由は何なのか?」

と純粋に疑問を持ってくれたようです。
まあそうですよね。完全にボランティア。
(時給換算で言えば相当高いよ~)

何十人と面談してきましたが、
この質問をされたのは初めてです。
そして、そんな質問をしてくれた学生さんに
非常に好感を持ちました。

私が持っている情報ではなく、
私という個人に興味を持ってくれているんだな、と。

聞けばこのNoteも全部読んでくれたとのこと。
せこせこと書いた甲斐があります。嬉しい。

さて、そう聞かれた私の回答は

「時間ができたから」
「誰かの役に立ちたいから」
「楽しいから」

シンプルです。

時間ができたから

Matcherに登録したきっかけは、
昔一部のOB達が、このアプリを使って
就活生たちに不埒なことをして問題になった、
ということを聞いたことです。

どんなアプリなんだろう、と興味をもち、
登録してみたことに始まります。

その後しばらく登録したことすら忘れていたのですが、
コロナで完全テレワークになり、
暇だし誰とも会わないし、
オンラインで学生さんと会ってみるのも面白いかも、
とプランを公開する
(学生さんからの申し込みを受けられる状態にする)
ことにしました。

とにかく思いつくとすぐやってみる性格なのです。

誰かの役に立ちたいから

これも大きな理由の一つです。
一時流行ったClubhouseで出会う人たちが、
会社員ではなくフリーランスや自営業の方が多く、
みな組織に頼らず自分の力でできることを
堂々と説明でき、実際他の人の役に立っている。

会社員である自分は、組織の一員として
社会に貢献しているという自負はありましたが、
個人としては何ができるんだろう、
ともやもやし始めました。

私に何ができるか分からないけれど、
学生さんからリクエストされるのであれば、
応じてみよう、と。
よほど失礼な方でなければ、
基本すべてのリクエストに答えています。

これから無限の可能性がある学生さんにとって
何かお役に立てることがあれば、
少しでも響いてくれるものがあれば、
とても嬉しいのです。

人の成長を見守る仕事にも通じるものがあるな、
と思っています。

楽しいから

これは始めた理由ではなく、続けている理由です。
やっているうちに、学生さんのお話を聞くのが
楽しみになってきたのです。

エントリーシートの添削とか、面接必勝法のような
就活の小手先のテクニックは教えないので悪しからず、
と自己紹介に書いているせいか、
皆さんしっかりとご自身を持っている方ばかり。

今の大学生がどんなことを考えて
就職活動に臨んでいるのか、
何に悩んでいるのか、
人生の先輩というほどでもないけれども、
昔通った道だよなあ、と懐かしく思いながら。

まだいろいろな可能性がある学生さんのお話を
聞いているのが純粋に楽しいのです。

ですので、何か裏があるんじゃないの?
と思わずに気軽に申し込んでいただければと思います。

副業でワイン屋もやってますが
売りつけたりしませんのでご安心を 笑

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