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[Pro's Bookshelf] 02:電気関連部材販売会社・佐々木さんの一冊

プロフェッショナルたちは、どんな本を読んでいるのか?

各界の第一線で活躍されている方々に愛読書を語っていただく「Pro's Bookshelf 〜プロの本棚〜」のコーナー。今回は、2016年末に開催した「第1回『トップリーダーズ』オススメ選書権(仮)」にご応募して下さった皆さんの推薦選書から、受賞の方のオススメ本をご紹介致します。

なお、最後には「第1回オススメ選書権」にご応募頂いた全ての選書を載せております。たくさん本に出会いたい方は、ぜひご参考に。

なおこの記事は単独でも購入できますが、月額購読のほうが圧倒的にオトクな価格設定にしておりますので、月額購読をオススメ致します。『トップリーダーズ』の月額購読はこちらから。

それでは、第1回「オススメ選書権」にて入賞となったオススメ本をどうぞ!


■目的のため、冷静に最善の策を!/電気関連部材販売会社・佐々木薫さんの一冊

鹿児島県で電気に関する部材の販売を手がける株式会社昭光堂の佐々木薫社長は、専務だった時に「将来社長になった時、どのように行動しなければならないか? どのように行動することで部下から信頼を得られるようになるのか?」ということを常に考えていたそうです。

そして、もともとスポーツ関連の本を読むことが好きだった佐々木社長が、そのように悩んでいた時に出会ったのがこの本。中日ドラゴンズの落合博満監督の下でヘッドコーチを務めた森繁和氏の著作『参謀』です。


『参謀 〜落合監督を支えた右腕の「見守る力」』(森繁和氏著/講談社)


読売ジャイアンツより戦力が劣る中、なぜ中日ドラゴンズは落合氏が監督を務めた8年間で4回のリーグ制覇を成し遂げることができたのかに興味があり、落合氏の著作『采配』と共にこの本を読んだとのこと。

佐々木社長はこの本から森繁和氏の戦略や指導の意識を知り、仕事の現場、また社員たちがいる前では決して感情に左右されず、冷静な判断を下せるようになったんだとか。社長になってからも決断が早くなると共に、後悔することや、他人のせいにする考えがなくなったそうです。

この本の中で佐々木社長が特に印象に残っている内容が、…

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