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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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#営業力

692:営業メールを撒かなくても、目の前の仕事を全力でこなせば意中の人と接点ができる。 [トップリーダーズSelect]

若い年齢のクリエイターが後に国民的大ヒットとなるシリーズ作品のスタートに大きく関わることができたきっかけは、自分にとって雲の上の心酔する人に自分の想いを心のままに書いた一通の手紙を送ったことだった! 「よかったらご挨拶だけでも」といろんな人に手紙やメールをばら撒いているだけでは、まともな人脈は作れないし、新しい仕事は大してやってきません。むしろそんなことをやらずに目の前の仕事を一生懸命にやっているほうが、意中の人との仕事が実現するものなのです。 「一緒にできたらどれだけ幸

691:ロングテールという幻想に惑わされず、自社の理想の商品点数を把握しておく。 [トップリーダーズSelect]

これまで取り扱ってきた商品群の中から、93%の商品数を減らして大きく絞り込んだところ、売り上げはさほど減らず、在庫の管理が容易になり、配送時間が短縮され、コールセンターの対応も集中でき、一時的に減った売上も結局は商品数を絞る前より増加した! 一時期はロングテール理論がやたら流行って関連本がたくさん出ましたが、amazonの成功例しか取り上げていないものが多く、結局はamazonを超えるネットショップは出てこず、商品数が肥大化しただけのネットショップが大量に増えました。 ネ

662:他社の動向を見て動くのではなく、自社にとっての「最適な地」はどこかを見極める。 [トップリーダーズSelect]

同業者たちがアメリカ合衆国の東部地域を離れて地価の安いミッドウェストへと移転していく中、ニューヨークに近い農場を買収して東部地域の商圏を一気に制圧したことで、わずか4年でアメリカ首位となり、世界一のシェアを占有した! 逆張りを仕掛ける会社は成長していきます。多くの会社が都会志向の時には地方を一気に制圧して揺るぎない地盤を作る。多くの会社がリモート中心になり通勤が減ったら地価の下がった都心のオフィスを安く獲得する。 そうやって「最適な地」へ一気に攻勢をかけたり拠点を移したり

590:「この商品を扱う人なら、これぐらい知っていて当たり前」という知識分野を把握しておく。 [トップリーダーズSelect]

地方物産展でお客様から信頼を得られたきっかけは、品質でも価格でもなく、地方物産展ならではの意外なトークテーマだった! 売っている本人はただ商品を売りたいだけで、その商品自体にそんなに興味がないという場合には、お客様から「そんなことも知らないでこの商品を売ってんのか!?」と思われて、信頼されません。その商品のプロであれば当然知っておくべき領域というものがあります。 それは単純に知識として知っておくのではなく、お客様と同じ目線で「これに興味がある人ならば、これぐらいは知ってい

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554:感情のコントロールができない人は、莫大な損失を背負う運命にある。 [トップリーダーズSelect]

株式投資だけで何百億という財産を築き上げた敏腕トレーダーは、「株に負けやすい人」「株でつまづきやすい人」の敗北の要因を、このような心理状態であると明言した! 失敗する人というのは、「今までこんなに頑張ってきたのが無駄になるから」といった感情に固執しすぎることで失敗します。感情は発奮材料としてプラスになるのではなく、ビジネスの現場では失敗を読んでしまうのです。 感情のコントロールはビジネスマンにとって必須のセンスであり、必携のスキルです。感情を抑えてコントロールできるように

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553:自分のことを必要としている人からの依頼は、自分だけの主観的な限界で判断しない。 [トップリーダーズSelect]

社長業の傍らテレビ番組に出演しまくる有名社長は、自分の会社や商品を宣伝するのは二の次で、自分がどうすれば面白いか、どうすれば視聴率が上がるかを考えながら自分を演出するから、テレビマンから喜んで出演依頼が殺到していた! 「こういうお仕事をあなたにやってほしい」と依頼が来た時に、「いやあ、私なんかとても」「私などがこんな大役、できません」と断る人が多いですが、相手は「あなただからこそここまでできる」と客観的な要因から判断しているのであり、自分で自分の能力を判断しているのはもった

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552:「1%ぐらいなら分からないだろう」と品質を少し下げると、最終的には品質と信頼度は劇的に下がる。 [トップリーダーズSelect]

業界のトップシェアを占める弁当会社が最もこだわっている部分は、他の弁当会社ならばほとんど見向きもせず、まず最初に品質を落とす、意外なこの部分だった! 「1%ぐらいなら気付かれないだろう」と思って原材料やサービスの品質を少し下げると、気付かれていないはずなのになぜか思いっきりお客様は離れていきます。1%下げることを繰り返してしまい、結局劇的に低下してしまうからです。 同業他社がまず簡単に品質を下げ、外部から来たコンサルタントが真っ先に要らないとカットするような部分の品質を、

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551:これからの時代は「御用聞き」よりも「御用聞きのタイミング」が大事。 [トップリーダーズSelect]

営業成績が日本一に輝いたトップセールスマンの営業エリアは、人口わずか500人、コンビニエンスストアが1軒もなく信号機も1台しかないという、車で30分程度で一周できてしまう小さな田舎の村だった! 「これからは御用聞きビジネスだ」という論調がとても多いですが、「ちわーす、何か御用はありませんかー」というだけの単なる御用聞きでは、相手にされない時代です。 何か相談したり買いたかったりした時に「この人に相談しよう」と連絡をもらえるような存在になるためには、どのようなことが必要でし

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541:飛び込み営業などで必死にセールスをかけるよりも、楽しい発信をするほうが効果が高い。 [トップリーダーズSelect]

自分の得意分野である会社に営業をかけても全く相手にもされなかったタレントが、自分の好きなことをネットで発信し始めたら、どんどんその業界から依頼が寄せられ、その発信物を見せるだけで仕事が簡単に決まるようになった! いまだに飛び込み営業をやらせている会社が多いのは不思議ですが、飛び込み営業をやる会社が良くないのは、なかなか結果が出ないと「じゃあ飛び込み件数をもっと増やそう」と考えて、根本的な改善の意識が芽生えないからです。 辛くてやりたくもないセールスをやるよりも、自分たちが

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531:地元地域のことをどれだけ大切にして、どれだけ貢献することができるかが大事。 [トップリーダーズSelect]

業界最年少の就任となった社長が、エッジの感じられなくなった地域に、その地域の元気の源になる方針で改革を行ったところ、プロ野球チームは満員試合数が10倍以上にも増える大人気球団へと生まれ変わった! 地元のことをどれだけ大切にしてくれているかが、地方の会社の強さです。その地域の人々のためにどれだけ力を尽くしているか。遠方の集客ばかりにとらわれているとそこを見逃してしまいがちです。 自分たちの地域のために、自社はどのようなことで貢献をでき、どのような力を生み出すことができるでし

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527:社内の異なる部署同士の軋轢をなくすためには、どのような工夫が必要か。 [トップリーダーズSelect]

その地区のことを全く知らずに赴任したエリアマネージャーが、他の部署に対する不満や言い訳ばかりを言う社員たちのために、普通の会社では当たり前のあることを徹底的に廃止したところ、営業成績はみるみる上がりトップシェアに躍り出た! 社内の異なる部署同士がいがみ合っている、その責任をなすり合っている、という構図はいろいろな会社で見ますが、それを解消しようと懇親会を開いたりするのは根本的な施策とは言えません。 2つの組織間で良いコミュニケーションを生みたいという場合には、どのような工

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513:「ダサいまま変わらない」ことよりも「変わらないことがダサい」ことが問題。 [トップリーダーズSelect]

業界では当たり前だった人材採用を一切廃して、他の業界から来た全くの素人である若手社員に新店を任せると、あっという間に業績が伸びて古いタイプの人がいなくなり、やがて売上2兆円を達成するリーディングカンパニーへと成長した! 「ずっとそうしてきたから」という理由で同じ形態をずっと続けるベテラン勢が幅を利かせている業界は、「ダサいままの会社」としてあっという間に時代に取り残されていきます。 「ダサいまま変わらない」のではなく「変わらないことがダサい」のです。以前からのイメージを脱

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507:業界の低迷を嘆くなら、熱く盛り上がる世界に自分から足を踏み入れてみる。 [トップリーダーズSelect]

かつてヒットを飛ばしたものの人気が失速していったロックバンドが、一から出直して別のジャンルの世界に足を踏み入れたところ、そこはかつてのロックと同じような熱量で盛り上がっている世界だった! 時代によって熱量のある領域は変わっていきます。かつて盛り上がった場所に居続けて「あの栄光をもう一度」と待ち続けるよりも、それまでの自分たちには関係なかった世界に足を踏み入れてみると、かつてのような熱量を持った世界の中で再び浮上することができます。 盛り上がってこなくなったこと、客足が絶え

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505:自分たちがお客様のために自ら汗をかく地道な活動こそが、最強のパブリシティ。 [トップリーダーズSelect]

自動車メーカーの一社員が提案して自ら実行してみたイベントが、各ディーラーに圧倒的な支持を得て大好評となり、そのイベント自体がマスコミに取り上げられ続けて、90億円以上の広告効果を生み出した! 「プレスリリースを送ったら、マスコミが無料で広めてくれる」というようなヌルいパブリシティの時代はもうとっくに終わっています。自分たちが汗をかかないようなものに、マスコミは見向きもしてくれません。 自分たちが一生懸命になって地道に作り上げていく企画。マスコミに取り上げてもらえるかどうか

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