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国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」 〜各界発想源〜

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食を正せば、人も正せる! 経営者やクリエイターにとって、何よりの資本なのは自身の健康。元気な身体と精神が良質のビジネスや作品を生み出します。そんな自分を高めるために、食を考え直す… もっと読む
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(1)食が乱れれば、人が乱れる。/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

(1)食が乱れれば、人が乱れる。/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

食を正せば、人も正せる!

ビジネスマンやクリエイターにとって何よりの資本は、自身の健康です。そして、その元気な身体を作るのは日々の食事。何をどのように食べるのかによって、自分の身体は良くも悪くもなります。

会社を元気にするためには良い人材を採用したり良い情報を取り入れたりします。良い作品を作るためには、良い道具を使い良い感性を取り入れます。人間の身体もそれと同じことで、良いインプットが良い元気

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(2)食を正しく見て、健康を正しく見る。/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

(2)食を正しく見て、健康を正しく見る。/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

中国の上海で上海蟹を食べる時に生姜と黒酢をつけ、紹興酒を飲みながら食べるのはなぜか? 日本で小松菜と油揚げを合わせて煮浸しを作るのはなぜか?

管理栄養士が数値で見る栄養価のようなものがなかった時代でも、カロリーやビタミンなどの用語がなかった時代でも、その土地にはその地に合った食文化が根付きました。自分たちに一番合った食生活は、自分たちの先祖たちが長きにわたって培ってくれています。

それなのに、

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(3)食が乱れると、国も乱れる。/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

(3)食が乱れると、国も乱れる。/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

薬膳の本場であるはずの中国はいまや、日本以上の経済成長を果たし、「食」のコンビニ化、ファーストフード化が急速に進んで大問題!

中国にビジネスチャンスを求めるとしたら、そんな「食の即席化」に便乗するのではなく、このような領域にビジネスのヒントがあるのではないでしょうか?

日本で管理栄養士として近代栄養学に基づく仕事をした後に、薬膳の本場である中国にて国際薬膳師となり、国内外の食のプロにその本質を

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(4)意識を正して、食を正す。
/国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

(4)意識を正して、食を正す。 /国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

最高の仕事をするにはまず健康な身体から。健康な身体を作るにはまず食の改善から。あなたの食は、どれだけ改善できるでしょうか。

「自分で料理するのがいいのは分かっているが、旬の食材をよく知らない」という人は、実はこんな身近なところにヒントがある! 「偏った食材ではなくバランスよくというけれど、どういう組み合わせがいいかよく分からない」という人は、実はこんな方法がある!

特定の食品だけを食べることを

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(5)食を正せば、人生も正せる。 /国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

(5)食を正せば、人生も正せる。 /国際薬膳師・大倉文子の「薬食論」

「食育」という言葉がやたらブームですが、そもそも従来の食生活に食育なんて必要はなかったし、メーカーや自称専門家が方向違いの宣伝のために食育という名を利用していることにも気付けず間違った知識やノウハウを取り入れてしまう…。

食生活が豊かになっていくほど、消費者はもっと賢くならなければならないのではないか? いま、私たちが「食」に対してどのように意識しなければならないのか、どのような考えを持たなけれ

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