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ググる(調べる)力を身につける


本日の3行まとめ

  • 検索の仕方で表示は変化する

  • フリマ等でも「検索力」は活かせる

  • 真偽の判断を見誤らない

少しヒネるだけでも結構変わる

普通に相場を調べる時

タイトル画像を例にあげます。
タイトル画像はイラストレータを私が先日店頭で購入した時の価格ですが、amazonやAdobe公式でも購入することが出来ます。
すると値段にかなり差があることが分かると思います。
この辺まではわりと多くの方が調べるものだと思います。

※今回私はパソコンや付属品をまとめて購入した方がキャッシュバック額の問題でまとめ買いした方がオトクだったので、単品としては高いのを知っていた上で店頭購入しています。

例をあげてみます

プログラムの勉強がしたいという時に
プログラム 練習」と調べるのと「プログラミング 練習」と調べるのでは表示順序も内容も異なります(ターゲット広告等は被る時は被りますが)
また、「練習 プログラム」でも変わります。

人間の感覚と検索エンジンのアルゴリズムは違う

人間的にはプログラムの練習もプログラミングの練習も似たようなもんじゃないの?と感覚的に思うものですが、検索エンジン的には純粋に「プログラム」と「プログラミング」では「」のキーワードです。
キーワードに入れる順序が違えば(優先順位が違えば)「こちらの方が興味があるのかな?」と表示内容や順序も変えてきます。

登録者がどんなキーワードを優先させそうか想像する

例えば「イチゴ」なら人間的には誰がどうみても「イチゴ」でしかないわけですが、登録者が言いたいこと(伝えたいことや売り文句)が「甘い」「産地直送」「限定」「スイーツ」等だとすると、それらを強く前に出した方が目的にあった表示順になることもあります。

フリマでもググる力は活かせる

フリマでの検索キーワードについて

今回例として、基本情報技術者(情報処理の国家資格)の参考書を探す例で話をしてみます。

普通は検索キーワードに「基本情報技術者」と入れる方が多いのではないかと思います。
もちろんそれも一つです。
しかし、上記例では、午前と午後に問題が分かれており、午後に特化した本も別途販売されていたりします。

そこでどうするかと問われれば、検索キーワードに「基本情報技術者 午後」と追加する方も多いでしょう。
もちろんそれも一つです。
新しい参考書が欲しいのであれば「2023」等、今年の年度をキーワードに追加することでさらに絞れてきたりもします。

ここで問題!

探し手の考えるキーワードと、販売者の登録する時のキーワードが必ずしも意図が一致しないということがあります。

もう一つ問題!

絞りすぎると情報が減りすぎてお宝に巡り合える確率が下がったりもします。
この辺は「あいまい検索」というもので、張り付いている時であれば、あえてわざとある程度余裕を持たせて(例えば「参考書」しか入れないとか)新着情報の中からターゲットになりそうなものをたくさん表示するようなキーワードを入れてみるというのも手です。

特化したキーワードも魅力的

探し手としてはその商品だったらこういう登録をしているだろうと「常識的に予測して」キーワードを決めるわけですが、売り手としては、まったく意図しないような特化したキーワードを入れたりもするものです。
例えば上記で言えば、午後問題は「アルゴリズム」に特化しているので、「アルゴリズム」を検索キーワードに入れることで表示順序が変化することもあります。
また本試験では「疑似言語」が使われるようになったため、「疑似言語」というキーワードも強くなります。
後は午後問題は「科目B」と呼ばれるもののため、「科目B」のキーワードも強くなります。

安く掘り出し物を探したい

「基本情報試験 参考書」だけではなかなかHITしない、あるいは、同じ商品を探している人に先をこされてしまう(購入されてしまう)ということで、掘り出し物をなかなか買えないということがありますが、検索キーワードを変えることで、出品して間もない掘り出し物を人より早く察知しオトクに購入できる機会に恵まれるようになります。
出費を減らせるということは毎月ある程度決まった収入の中で生活設計をしているのであれば、非常に魅力的なものだと思います。

ハマらないために

詐欺等にひっかからないために

誰しもが知っている大手企業ならまだしも、広告や検索上位に出てくるから安心、信用できるということではありません
会社名が出ているから、代表取締役社長の名前が記載されているから、なんてのもまるでアテになりません(架空の企業である可能性も大いにある

とはいえ、普通はそれらを地図で確認して実際に実在しているか電話で確認して問い合わせてみて考える…なんてまずしないでしょう(面倒でやってられないので)

値段が異常に安いサイト

クラっとくるかもしれませんが冷静に考えてみましょう。
果たしてその商品はそのような値段で販売できるものでしょうか?
色々と表記が怪しいサイトではありませんか?
そのサイトは日本語が不自由していませんか?
そのサイトのドメインは怪しい感じではないですか?

デザインやシステムは関係ない

デザインやシステムが整っているから…キレイだから…
=信用できる ではありません。

騙すためには当然そのくらいは整えてくるだろうくらいの冷静な見方が必要です。

さいごに

良質な情報を取得できるのも技術のうち

色々と角度を変えて情報を取得する(できる)のも技術のうちです。
それでコスパはかなり変わります。

想像する力

もし自分がサイト側(販売者側)だったら…どんなキーワード入れるかな?とか、売り手やブログやサイト運営者サイドの気持ちにたって考えることで、自分にとって本当に必要なピンポイントの情報を早く正確に得られる可能性が高くなります。

ニッチという力

ネット上には膨大な情報、コンテンツがあります。
普通に戦っては勝てないキーワード(大手がズラリと出るようなキーワード)は中小企業や個人では「あえて」選ばないこともあります。
「もしかして…」と思ったキーワードでお宝サイトやコンテンツに巡りあえることもあるかもしれませんよ♪



もし、万が一、サポートいただけるようなことがあった場合には、NOTEの記事の方でしっかりと記事と合わせてサポート額の使い道を報告させていただきます。 (先日落雷でパソコンが破壊されたので多分当分はその買い替え費用の足しにさせていただくことに…すみませんすみません)