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一生懸命をやめる
「一生懸命、頑張りなさい」
この言葉、これまでに何度も何度も何度も聞いてきた、聞かされてきた言葉です。実際、一生懸命、頑張ってきましたよね。
人生色々、山あり谷あり。
色々経験をしてきたと思います。それがよかったか悪かったかは別として。
多分、ここまでくるのに「一生懸命、頑張ってきた」のでしょう。だから今日の自分がある。そういう意味では、一生懸命になって頑張るというのは、ある意味正解だったかもしれません。
でも、そろそろもう、一生懸命頑張るのはやめにしたい。
一生懸命、勉強して
一生懸命、スポーツに汗を流して
一生懸命、付き合いを大事にして
一生懸命、スキルを磨き
一生懸命、生きる
尊いし素晴らしいことではあるのは自覚します。ですが一生懸命、頑張り過ぎるとどうでしょう?
「あれ、一生懸命しかやってない」ってなりますよね。そして、一生懸命以外、どうやっていいか分からない。
例えば「休むこと」
これを「一生懸命やる」んですが、なんかニュアンスがおかしい気がします。
一生懸命、休む。って
そうなんです。一生懸命やり過ぎると、力の抜きどころが分からなくなるんですよね。いつも余力がないというか、切羽詰まった状況に置かれているような。
休みがないし、休んだ気がしない。
きっと、「休もうとすること」に一生懸命になっているから。
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