質問力向上!半沢直樹へ質問⑤ 質問のためのテクニック
前回のノート
【アウトプット】質問力を上げるために、半沢直樹さんに質問①(質問力はなぜ鍛えた方がいいのか)https://note.com/willyamada/n/na9b80304d63f
【アウトプット】【アウトプット】質問力向上!半沢直樹へ質問② https://note.com/willyamada/n/neea8583f7c80
【アウトプット】【アウトプット】質問力向上!半沢直樹へ質問③ https://note.com/willyamada/n/n9528512909ed
【アウトプット】【アウトプット】質問力向上!半沢直樹へ質問④ https://note.com/willyamada/n/n933381fcc337
参考動画
今回YouTubeの中田敦彦さんの動画で具体的に説明されていますので、是非一度見てください。
【質問力】https://youtu.be/9va0d_cGsfU
前回の続き
良い質問は3つのマトリックスで考える。ということで、マトリックスNo.1は具体的(抽象的)×本質的(些末)でした。
マトリックスNo.2は自分は関心がある×相手は関心があるでした。
さてNo.3は過去の経験×文脈でした。
文脈、意味わかりにくいですが、「今すべき質問」と考えてもらえればと思います。
寄り添うためのテクニック
前回までは質問をするためのフィルターでした。
そこに、テクニックを織り混ぜていきましょう。
それは一言で言うと「寄り添う」。
その「寄り添う」ためのテクニックとは3つ
「好き」「苦労」「変化」です。
①「好き」
相手が好きなことに結べつけて質問する。というのが話題として盛り上がりやすいです。
趣味や好きな有名人、言葉、食べ物。
私の場合
○○さんはご出身富山ですか!
結構僕、魚好きなんで興味あるんですよ!
えっ?魚はお好きではない!なるほど、とすると食べ物はなにがお好きですか?
■■ですか!まだ食べたことないんですが、すごく興味があります!
半沢直樹の「好き」とは何か?
筋の通す経営者
剣道
仕事
出世
??あとなんだろう、となります。
事前準備も大切ですが、この人の好きはなんだろうと興味を持つことも大切な気がします。
半沢直樹に質問するなら
半沢さんは学生の頃から剣道をされていると聞きました。元々剣道を始めたきっかけはどんなことだったのですか?
実は私の叔父や従兄弟も剣道をしていたので、サッカー部と悩んだんですよ、、
②「苦労」
寄り添うためには苦労話を聞くと言うのは非常に良いテクニックだと思います。
人は苦労して手に入れたものを大切にする傾向があるので、経験に至っても同じことが言えます。特に苦労したことは、相手の専門性(強みや特技、工夫していること)を聞くのにも有効だと言われています。
私の場合
最近コロナ渦で現場に人が集まらないと聞きますが御社はどうですか?えっ?○○さんも、製造ラインに入ってた?本当ですか?管理職の方まで!大変ですね。
でも○○さんも昔は若い頃ラインに入る研修もされていたので最新鋭の今の設備なら、当時より楽だったんですか?あ、そうとも言えない、、もう少し詳しく教えてください
と言った感じで、お客さんの現場の苦労や課題を聞いていきます。
半沢直樹の「苦労」
山のようにあるでしょう。
お父さんが亡くなったこと
大阪時代の支店長との確執
大和田常務との確執
伊勢志摩ホテル
ドラマ見てたらいくらでも話盛り上げられそう!
半沢直樹に質問するなら
私が半沢さんのされた実績の中でも、伊勢志摩ホテルの建て直しが1番感銘を受けました。というのも伊勢志摩ホテルにフォスターが出資するというウルトラCがあったと思うのですが、いつからあの構想があったのですか?
③「変化」
その人の変化の質問です。
よく、人と比べたりする人がいますが、これはやめたほうがいいと思います。仮に褒めるために言ったとしても、あなたの評価が下がります。
なので過去と比較して変化について聞くと言うのがいいと思います。
例えば学生時代からの変化、出世前と後とか、結婚前と後とか。1番いいのはその人が1番成長した話を聞けると、相手も気持ちよく話してくれるのでオススメです。
私の場合
○○課長の若手の頃は、CADがなかったので製図されていたと聞きます。はっきり言って今では考えられないんですが、自由自在に書けるようになるまでにどんな工夫をされたのですか?
半沢直樹の「変化」
学生→社会人
大阪時代→本店
本店→出向時代
出向時代→本店
と仕事のキャリアだけでもいっぱいあります。
半沢直樹に質問するなら
半沢さん、以前本店にいらっしゃったころと、今現在次長として本店にいらっしゃる中で、大きく変化した価値観や考え方はありますか?もしあればそれはどなたの影響ですか?
まとめ
「好き」「苦労」「変化」、聞く相手によってこのどれかもしくはいくつかを織り混ぜて聞いていくのがいいかと思います。
あと、個人的に私の仕事での経験上、質問する際は「アンケート調」で聞かないようにすることを意識してます。
「アンケート調」とは、相手の言ったことに対して、淡々と聞いていく。
例
好きな食べのはなんですか?
○○ですか、ありがとうございます。
ところで▲▲はどうですか?
そんに好きではないんですか。わかりました。
どうでしょうか。
私なら
○○ですか!確かに美味しいですよね、ということは、似た味の▲▲もお好きではないですか?
あ、そうでもない!なるほど、とすると○○の好きなところは酸味ではないんですね、、あっ、舌触りですか、
と言った感じです。
相手の言ったことに対して反応して、深掘りする。
ように心がけています。
質問力は仕事、プライベート共にめちゃくちゃ使えるスキルです。ぜひ、一度このテクニックを試してみてください。
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