見出し画像

#21 一度生活水準を上げると元に戻せない⁈


ラチェット効果

と言われています。
これは、経済学用語の一つで、アメリカの経済学者「デューゼンベリー」氏が提唱した理論です。

別名「歯止め効果」ともいいます。

「景気の後退期などに所得が減っても、消費性向が上昇することで、個人消費および景気全体が一方向に傾くことに歯止めが掛かる。」

状態を指します。

ラチェットとは一方向にしか回らない歯車(歯止め)のことです。

一度生活水準を上げてしまうと歯止めがあるためなかなかもとには戻らないということを指します。

多くの人が所得が減っても生活水準が落とせないため、貯蓄などを取り崩してでもしばらくの間、今までの生活水準、消費水準を保とうとしてしまうのです。

ですから景気の底固さの説明に利用されたりします。

収入が上がっても

「生活水準をむやみにあげない」

こと。

行動経済学に基づく、貯め活ポイント👆ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?