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「気づき」を大切にする場づくり - 社員インタビュー #1

株式会社ウィル・シード
私たちは、子ども向けの体感型教育で創業し、企業における人材開発(Human Resource Development)支援へとテーマを広げ成長してきました。
ウィル・シードでは一緒に働く仲間を募集しています。社員インタビューでは若手からマネージャーまで、様々な社員をご紹介していきます。
国内人材育成事業(HRD事業部)◆
新入社員に対するビジネスマナー研修やマネージャー向け研修など、幅広いコンテンツを国内の大手企業向けに開発、提供しています。
グローバル人材育成事業(GHRD事業部)◆
国内のみならずグローバルで活躍できる社員を育成することを目的に、国内大手企業に対してコンテンツを開発、提供しています。         
学校教育事業
教育機関や企業の協力のもと、体感型アクティビティやフィールドワークを伴うプログラム等を小・中・高・大学生向けに提供しています。

今回は、19卒の新入社員としてウィル・シードに入社し現在はHRD事業部設計部で活躍する社員をご紹介します。​

学生時代9年間「教育」に関わり、海外や地方へ赴いて様々な場所や人を見てきた彼女にウィル・シードを選んだ理由を聞きました。

1.ウィル・シードを知ったきっかけ

...ウィル・シードを知ったきっかけを教えてください。

知り合いのツテでウィル・シードの新卒イベントに参加したことがきっかけでした。その時受けたSEEDというコンテンツが面白く、そして会社説明で話されていた理念にすごく共感しました。ただインプットさせるのではなく、体感や感性から気づきを得させてから学びに繋げる場を提供している会社があるのか!と感銘を受けたのを覚えています。

私たちのミッション
挑戦・学習・成長を加速させる”場”をデザインする
事業も企業も、主役は「ひと」です。
私たちは、「ひと」1人ひとりが自分らしく挑み・学び・変化する機会を提供することで、
その先にある、社会を変える価値の創出に貢献します。

もともと学生時代は地域開発のあり方や場づくりについて研究していたのですが、その中でやりたかったことを振り返ってみると、ウィル・シードと重なる部分があったんですよね。

2.大学・大学院時代にやっていたこと

…大学時代は何に興味があったのでしょうか?

大学は小学校教員の養成課程でしたが、特定の教科を専門とするのではなく教科を横断できる教員を育てる専攻でした。私はその中で図画工作の造形遊びに興味を持ち、ダンボール・新聞・ビニール袋など様々な素材・材料を用いて子どもを対象としたワークショップを行ってきました。

造形遊びには「答えがない」。だからこそ、ものを作りながら楽しく、自分で納得のいく形を造り出すことができます。これは教育において私が一番大事だと思う考えです。

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また1~3年生まで夏休みを利用してバックパッカーとして途上国を旅していたのですが、途上国の人たちの精神的な豊かさはどこから来るのか?という問いを持つようになりました。最終的にはその答えを求めて4年時にタンザニアに留学しました。

…タンザニアでは、何をされていたのですか?

タンザニアへの留学は、アフリカの教育・音楽について学んだり、ストリートの子どもを集めてワークショップを行ったりしました。特に当時は現地の人の想いをもっと世界に発信していきたいという考えがあり、私にとって1番想いを乗せられるツールである”音楽”を用いて現地の学生と一緒に歌を作って披露する、そんなこともしていましたね。

音楽は幼少期から親しんできましたが、大学生になってからは自分で音楽を発信していきたいという気持ちが強くなり、大学近くの駅前で路上ライブをするようになりました。それは音楽で人の背中を押したいという心と、日常の中の非日常を作りたいという心があったのだと思います。何の前ぶれもなくその場でいきなり出会った人たちが会話を楽しみ、その場で小さなコミュニティができる。自分がそういう場を創れたらすごく面白いですよね。

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...帰国後はどうされていたのですか?

場づくりは継続的にやっていましたね。その後大学院に進学したのですが、それが地域と結びつきました。学校だけに留めるのではなく、地域の人や地域の特性などを巻き込んだアートの可能性を探るようになったんです。

大学院の研究では、ある新潟の集落を対象として、その集落のもの・こと・場の創造に関する調査や、実際に集落の人と共にワークショップを企画しました。

...「場づくり」はこれまでの活動を表現する、ふさわしい言葉ですね。

そうですね。これまで私が地域活性や場づくりを学び、改めてやりたかったことを考えると、地域の人たちと一緒にその地域をどう盛り上げていけるか考える場に働きかけたかったのだと思います。

だからこそ、新卒イベントで体験したウィル・シードの「気づき」を大切にする場づくりに感激しましたし、ウィル・シードに入社すれば場づくりの考え方や講師のファシリテーションなどを見て成長することができ、将来ありたい自分の姿に近づいていける会社だなと思いました。

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3.なぜウィル・シードへ

...最終的にウィルシードを選んだ理由を教えてください。

「人」ですね。どの人も教育・人材育成に対して熱い。ここにいたら自分も成長できるし、一緒に世の中に対して面白いものを発信していける!と感じました。挑戦を前向きに 捉える雰囲気や既存の枠にとらわれない感じがして、この勢いに乗ってどこにでもいけそうだなとも感じました。

また社員同士のコミュニケーションがフラットなところにも惹かれました。事業部長や社長など役職が上の方と他の社員の方が話されているところを見ていたのですが、やりとりがラフでとても雰囲気が良かったです。就活生に対してだけ良い雰囲気で話しているのではないのだなと感じました。実際に入社してからも期待していたコミュニケーションが取れています。

当時、面接で社長に「ここは動物園だよ」と言われました(笑)
実際に入社してみてわかりましたが、社員一人一人パンチが効きすぎていて面白いです。バックグラウンドも様々な人たちです。いろんな人と接することができて成長に繋がると思います。

…実際に入社してみてどうですか?

言葉で戦う世界だな、と予想以上に感じています。論理的に説明できないといけない。お客様に研修の構成や理論を説明するときもそうですが、一番苦労しているのは研修を設計する段階で他の社員と打ち合わせをするときです。自分が設計を組み立てた理由や考えが全然伝わらなかったり、そもそも前提が違うということがあったり、言葉はやはり重要ですね。

ですが、研修の中身について考えることはとても面白いです。研修では「受講生や参加者がこういう状態になってほしい」というゴールを、研修開始から終了まで段階に分けて設計します。学生時代にやってきた「場づくり」でも、「参加者がこういう気持ちになってほしい」「参加者がこういうものを得られたらいい」という考え方はずっとありました。それを今度は社会人を対象にして考えているというところで、自分の経験を活かして考えることができていて面白いですね。

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4.仕事内容/ウィル・シードの魅力

…設計の仕事のやりがいはなんですか。

研修を設計する際に営業担当やお客様から会社の状況を聞き取ることがあります。その企業の社員が抱える不安や業務の課題をきちんと知った上で設計に落とし込むことを大切にしており、研修当日よい反応・効果が得られたときは、やりがいを感じます。その課題を解決するにはどう設計すればいいのか?どういう言葉を使えば受講生の反応が良いか?と考えるところが面白いですね。

また、受講生の心の底からの声を聞くことができたときは、涙腺が緩んでしまうほど嬉しいです。「研修で学んだスキルを明日から活かせると思うと楽しみでしょうがない」というコメントは心に残っています。その一言自体も嬉しかったですし、人が転換する機会を与えられたことにも感動しました。

それまで出来なかったことが出来るようになる楽しさ…生き方と言うと大げさですが、受講生の「人生」に影響を与えられているというところにやりがいを感じますね。

…ウィル・シードの好きなところはなんですか。

仕事以外の場面でもその時を一生懸命にやる、全力なところがたまらないですね(笑)社員でスポッチャに行った時なんかは社長や事業部長がわざわざスポーツウェアに着替えてくるほどで、楽しむとなったら本気で楽しむところがとても好きです。

あとは良い意味で人に干渉しすぎないところですね。プライベートの面では立場や年齢関係なく仲が良いので食事に行くこともありますが、その誘いを断っても問題はないというか(笑)フラットで過ごしやすいですね。おやつを食べていても大丈夫なので、毎日のおやつの時間が仕事中の小さな楽しみです。

...どんな人がウィル・シードにあっていると思いますか

「人」の小さな変化に感動する人、成長意欲・チャレンジ精神がある人、世の中に対して貢献意欲を持っている人、だと思います。

ただ研修プログラムを作っている会社だとイメージする人も少なくないと思いますが、人材育成は企業戦略があって、それを体現する人を育てるものなんですよね。様々な企業の事業戦略・人材育成戦略を知れることは非常に面白いです。

また弊社は大手企業様とお取引させていただくことが多いため、日本や世界のこれからを知る・考えるお仕事を担っていると思います。自分なりに世の中をより良くしていきたいと思っている人にとっては、とても良い環境ではないでしょうか。

学生さんにとっては、あまり馴染みのない業界だと思いますが、私と同じように教育に携わってきた人たちは、学問として学んだこと・経験が活かせる仕事があるのだとぜひ知ってほしいですね。

もちろん、学問としてふれたことがない人も、人の成長に興味があるならば、こんな面白い仕事もあるのだと知ってもらえたら嬉しいです。

想いを共にできる仲間のご応募待ってます!


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