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夢/目標は呪いになる?

最近、ポッドキャストで知った
現代仏教僧、松本紹圭さん

彼のお話にとても感銘をうけた。

★★★★★★★★★★★★★★
ポッドキャストのテーマ
「頑張らない自分も肯定しよう。目標(夢)という呪いから解放されるには」

私達は、幼少期から大人になるまで、
「夢、目標を持ちましょう」という言葉に縛られることが多くある。

夢や目標を持つことを否定することではないが、あまりにも強く縛られ、固執すると、夢や目標は、呪いにもなりうる。
夢や目標が叶う=成功
夢や目標が叶わない=失敗
となってしまう。

夢や目標は、=将来のこと、つまり、まだ手にしてない何か。であり、「今の自分」にはないもの→今の自分を否定すること。
満足することは永遠にない。

また、人生は、"思いがけなさ"に溢れているから楽しい。夢や目標を強く持ちすぎると、
"思いがけなさ"に目が開かれない。
夢や目標は、今、想像できる範囲でしか想像できない。"思いがけなさ"のトビラを閉じることなく、「今、想像できない私になる」
くらいの気持ちがいいのではないか。
★★★★★★★★★★★★★★★★

私自身、夢や目標に固執した、クチだ。
常に、自分自身に不足感がつきまとい、
今の自分ではない自分、になろうともがく、が、どんなに努力しても一向に近づかない。

そりゃそうだ、今の自分ではない自分、像は、とても曖昧で霧がかっていて、然りとした形や定義はない。
そんなものに、どう努力しても近づけるはずはない。
自分が何になりたいのか分からずに、手当たり次第学んでも、結局は空を掴むだけで何も得るものはない。

松本さんがおっしゃるように、
夢や目標に強くしがみつき、直行便だけを使おうとせず、"思いがけなさ"へのトビラを開いたまま、寄り道を楽しむくらいの余裕を持って、一歩ずつ進んでいくほうが、
学ぶことも多く、成長できるのではないか、と思う。

未来の自分なんで誰も知らない。
知らない誰がの後ろ姿を追いかけるより、
よく知ってる今の自分を大切にしたい。

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