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「継続する」ことがなぜ大切かを再認識しよう。

こんにちは。かすとりです。

以前私は、「物事を継続するために大切ことは何か」という視点で記事を投稿し、大変大きな反響を頂きました。

そこで今回は、「そもそも物事を継続することがなぜ大切か」「継続の強みは何か」というところを改めて言語化し、モチベーションアップの観点から皆さんの「継続」を応援したいと考えています。


継続の強み① 継続することで勝ち続ける

こちら、非常に大切な視座だと思います。

あなたが何かを継続しているとき、あなた以外にも、同じことを継続している人がいるでしょう。

あなたはその取り組みを継続しますが、あなた以外の人は、その取り組みをやめてしまうこともあると思います。

継続する限りあなたは「勝ち続けている」

つまり、あなたが何かを継続している限り、あなたは、それを中断してしまう人たちに勝ち続けているのです。

もっと言うと、あなたが何かを継続しているかぎり、あなたは知らないうちに勝負を行い、知らないうちに勝ち抜き続けているということです。

このイメージを持つことが、何かを続けていくにあたりとても大切です。

継続の強み② 継続することで時間的価値を蓄積し続ける

時間の流れには誰にも平等です。
(相対性理論を持ち出すとややこしいので、今回は置いておきましょう)

ということは、あなたが何かを継続し続けている限りにおいては、あなたより後にその取り組みを始めた人に対する時間的なアドバンテージは、絶対に埋まることはありません。

継続する限りあなたの時間的優位性は揺るがない

別の言い方をすると、何かを継続するということは、その分の「時間的な価値」「時間的な重み」を蓄積し続けるということです。

あなたが何かに10年間取り組んだとき、そのタイミングでの初心者との時間的な重みの差は10年です。
初心者が、この10年分の時間的重みを獲得するには10年かかりますが、それを達成したとき、既にあなたは20年分の時間的重みを獲得しています。

何かを継続するということは、時間的な価値を蓄積していくということに他ならないのです。

継続の強み③ 継続することで実験結果を蓄積し続ける

こちらは、単に「ダイエット」などの「取組みと結果の因果関係が分かりやすい行為」ではなく、もう少し難しい、結果の不確実性が高い領域への挑戦などを継続する場合に、より当てはまるものです。
(例えば、YouTuberとして登録者100万人を目指す、などでしょうか)

以前の投稿で私は、現代における社会認識として、以下のような考え方をお示ししました。(お時間がある方は、リンク先の記事も参照ください)

テクノロジーの高度発展に伴い社会システムが高度化・複雑化し、かつその変化のスピードも極限にまで高まってきている。
そのような社会では、未来の予測困難性が非常に高まっているのです。

また、別の記事において、「この世の中の変化のスピードが格段に高まってきている」ということも言語化しています。
(こちらもお時間がある方は下の記事を参照ください)

 これら2つの認識をまとめると、つまり、「現代の社会は高度に複雑化した結果、あらゆる領域で予測行為が困難になっていると同時に、かつ、その変化のスピードも高まっている」ということです。

そうなると重要になってくるのが、
・実際に変化を体感できるところに身を置き続けていること
・その変化を踏まえて仮説を立て、検証し、一つの理論にブラッシュアップし、行動に落とし込む。そしてこのサイクルを高速で回し続ける

ということです。

「取り組まないで分かった気になる」ことになんの意味もありません。予測が困難な領域につき、「その分かった気」が真理に近づくことなんかないのですから。

予測が困難、かつ変化し続ける領域において価値があるのは、自分が取り組むこと自体を一つの「実験」と位置づけてそれを繰り返していくこと、つまり「継続的に実験をし、その知見を自身の中に蓄積していくこと」だけです。

言い換えると、予測が困難、かつ変化し続ける領域においては、「継続することによってのみ真理に近づいていくことが出来る」ということです。


以上です。

「継続することの強み」が始原的に何からもたらされているか、というところについて言語化してみましたが、いかがだったでしょうか。

この投稿が、皆さまが何かを「継続する」に当たって、なんらかの励みになれば幸いです。


なお、今回の投稿も、noteを活用したダイナミック・インテリジェンス・システム「知性の曼荼羅」の一環です。




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