継続が得意な私が考える、物事を続けるのに一番大事なこと
物事を継続するのが得意な私が、何かを続けるにあたって一番大切なことは何か考えてみました。
こんにちは。かすとりです。
私、一度決めたことを継続するのが得意です。
例えば。
・健康のために始めたランニングは現在まで10年程度続いています。
・仕事上始めたインスタグラムも、自分なりの工夫を続けることで、フォロワー1万人に。
・昨年(2021年)は、元旦に「今年は映画を観る年にしよう」と思い立ち、1年で250本程度の映画を鑑賞しました。
他にもたくさんのことを「継続」しています。
(先月始めたnoteも、こうやって続いてます笑)
さて、物事を継続するためのコツはたくさんあります。
色々なところでよく言われているのは、
・アプリで実績を記録するなど、自分の頑張りを見える化する
・定期的に自分にご褒美をあげるなど、継続にインセンティブを付与する
などがあります。
これらは当然大事ですし、私もこういった細かな工夫は行っています。
ただ、私、物事を継続するにあたって、最も大事だと思うことが一つあるんですね。
それは。
「取組みがいったん途切れたときに、やめてしまわず、ちゃんと再開する」ということです。
何かを続けることって、やっぱりそんなに簡単なことではないので、途中で途切れてしまうことは間違いなくあります。
その途切れを「断絶」とするか「中断」とするのか。ここが何かを継続するにあたっての「分岐点」です。
途切れても、やめてしまわず、また再開すれば良いんです。
・・・・とは言え。これが簡単ではないことも、私、理解しております。
なぜ簡単ではないか。それは、継続が途切れてしまうことによって、これまでの努力が水泡に帰したかのように感じてしまうから。
なので、えーいっ!もういいやっ!とやめてしまうことになります。
では、そうならないためにどうすれば良いのか。
以降、具体的な事例に置き換えながら、説明していきたいと思います。
実は私、完全に独学でキーボードの練習をしています。好きな曲の伴奏を練習し、弾き語りをしたりしてるんですね。
ただ、この練習、仕事の繁忙期が来たり、他の趣味のほうに時間を割いたりすることで、過去に何度も中断しています。
そんなときに、久しぶりに練習を再開すると、これまである程度弾けるようになっていた練習の成果がほとんど失われていて、まさに、これまでの努力が無駄になったかのように感じてしまいます。
ここです。まさにこのタイミングが、「もうやーめた!」となりやすい状況ですし、そうなるのもすごく分かります。
こういったとき、私が強く意識することが大きく2点あります。私は、これを意識することで、粘り強く何度でも再開し続けてきています。
まず一点目。
「再開したときは、最初と比べて上達が早い」ということ。
これは、初めての練習のときは「習得」ですが、再開したときには過去の成果を「思い出す」というプロセスになるためです。
「0⇒1」と「1⇒2」はまったくハードルが違う、ということですね。
強調したいのは、何かを中断し、これまでの取組みの効果が失われてしまったように見えるときでも、その効果は失われてはいない。「習得」のステップは完了している、ということです。
次に二点目。
始めたり、中断したり。その後再開したり、またやめてしまったり、そしてまた再開したり。
こうした動きはエネルギーの無駄に見えるかもしれないが、ひとたび長い目で見たときには、取組みを始めた最初の時期にある、ほんの一プロセスにしか過ぎないということです。
つまり、長い目で見たときには、「始めのうちに取組みを中断してしまったことなんか、全くたいしたことではない」という視点を持つのが大切です。
継続すればするほど、最初に中断してしまったことの意味合いなんて、相対的にどんどん些細なことになっていくのです。
以上の2つを意識することで、何かを中断してしまっても、また再開することが出来ます。
やめてしまっても、またやれば良い。
中断したら、再開する。
このアルゴリズムが機能しさえすれば、当然ですが、物事はずっと継続していくことになります。
「いかに中断しないか」ではなく「中断したときに、いかに再開するか」。
私はこれを意識することで、色々な取組みを継続することが出来ています。
以上です。
皆さまのこれからの生活のご参考になれば幸いです。
「継続することがそもそもなぜ大切か」「継続することの強みは何か」ということも言語化しています。
ご興味をお持ち頂いた方は、ぜひ下の記事もご参照ください。
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