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未婚のオタクを調べたら、何気に皆さん幸せそうで何よりでした

オタクはモテないとか結婚できないとか、いろいろ言われますが、既婚者のオタクも多いし、女性も多い。オタク分野ごとに有配偶率や幸福度を細かくデータ化しました。

なかなかおもしろいですよ。

ぜひこちらの記事をご覧ください。東洋経済オンライン連載「ソロモンの時代」更新!

記事にも書いた通り、20-50代だけでもオタク人口は約1430万人。これに、15~19歳と60代のオタクも加えれば、2000万人規模のオタク人口になります。

そしてもさらに今後もオタク人口は増えると思いますが、オタクが増えるのはむしろ社会全体の幸福度が上がることなんじゃないかとも思います。

記事の最後にも書いた通り、幸せというのは何かしらオタク的なものを持っている人が感じられるものだと思います。アニメでも漫画でもアイドルでも、没頭できるものがあるならそれだけで幸せです。いわゆるオタク的なジャンルに分けられませんが、恋愛強者は、いわば「恋愛オタク」だし、家族や子が生きがいの親は、「家族オタク」なんでしょう。オタクは人口の23パーセント程度ですが、この恋愛オタクは30%だし、家族オタクも40%。それで100%になります。

誰もがなにかしらのオタクなのであって、そこの幸せを是として生きていければいいんじゃないてじょうか。


ところで、この記事に対して「仕事オタクって何?そんな奴おんの?」みたいな引用RTが結構あったのですが

「仕事オタク」は結構います。官公庁とか広告とか映像系とか物書き系とかプログラマーなど。経営者とか起業家とかもそうでしょう。ソフトバンクの孫さんも、iPhone作ったスティーブ・ジョブズも仕事オタクでしょうねえ。そういうふうに、仕事でしかドーパミンが出ないタイプの人間はいるものです。政治家もある意味「仕事オタク」かも。

ただ、気を付けないといけないのは、仕事オタクの上司の下に遊びたい部下というか仕事に対していい加減な部下がついてしまうこと。これは結構悲惨です。

いい加減さも昔の広告にあったような、高田純次の「5時から男」まで突き抜ければ、逆にうまく回るかもしれませんが(古くてすみません)。

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仕事オタク上司は細かい部分にこだわります。「そんな細かいところどうでもいいじゃん」というのが許せなかったりします。面倒くさいですね。大体において、オタクというのはそれ以外の人からしたら大抵面倒くさいものです。

実は、パワハラの大部分はそういうところで起きている。なので、人事での部署配属についてはこの観点を取り入れた性格診断によるマッチングが必要なんですよ。仕事の関係性も結婚みたいなもんなんだから。

仕事オタクの人間は、管理職にするより、管理職と同等かそれ以上の給料を与えて、ソロで活動させた方が成果あげますよ。今の日本の給与体系だと、管理職にならないと給料があがらないみたいなクソ体系だから軋みが生じる。

野球とかサッカーなどスポーツ界みればわかる通り、現役のスタープレーヤーの方が監督より給料高いのは当たり前。仕事オタクは、部下を育てることにはまったく興味なくて、自分の仕事の達成しか見てないんだから。

あと、逆に、人情味厚いけど昼行燈みたいな上司の下に、面倒くさい仕事オタク気質の部下がつくと、それはそれでまた悲劇が起きる。上司を馬鹿にして、チームとしての和が乱れるからね。

人事の配属を結構いい加減にやっているところ多いけど、この観点で振り分けると「パワハラ」も「職場いじめ」の少しは減るんじゃないかと思うんですよね。

オタクは自己の幸せは作れるが、自己の幸せを追求してしまうと、他人の迷惑を作ってしまう場合も多々あります。

オタク同士の会話の中で、「わかってないな、こいつ」と思った瞬間、謎のスイッチが入って、聞いてもいないのに延々とマウンティングしがちなオタクいますよね。話しだしたら止まらないタイプ。話している自分は気持ちいいかもしれませんが、周りは結構苦痛の苦笑いです。

気を付けたいものです。


長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。