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【5 PICS ⑧】 昭和の名曲を5枚の絵にしました。曲名は?

5 PICS、始めました。

イラストを使った遊びを新しく考えたので、ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思います。

近年難解化・複雑化が著しいコンテンツ業界で、あえて「超シンプルなことができないか」「誰にでも分かる単純明快なものを作ろう」と思い立ちました。

名付けて「5 PICS」(ファイブ・ピックス)。たった「5枚の絵」があなたの中に眠った記憶や知識を呼び起こす。

誰が一番先に答えられるかコミュニケーションゲームのように競い合ってもいいですし、脳トレを兼ねて一人で楽しんでもらってもOK。

ではさっそくスタート! 今回は完全ノーヒントです。

答えと解説を最後に記載しています。

問題 5枚の絵で日本の名曲を表現しました。曲名は何でしょう?


※これらの絵はあくまでも個人的なイマジネーションであり、聴く人それぞれによって感じ方や見え方は異なります。

出題/解説:中野充浩
イラスト:いともこ
企画:ワイルドフラワーズ

答えと解説

●「道化師のソネット」さだまさし

1976年のグレープ解散後、さだまさしは同年11月にソロ活動を開始。「雨やどり」(1977年)や「関白宣言」(1979年)などが大ヒットし、誰もが知るシンガー・ソングライターとなっていた。

そんな中、さだ自身が主演・音楽監督を務めた映画『翔べイカロスの翼』が1980年1月に公開。エンディングで使用されたこの曲は、1980年2月25日にシングル盤としてリリース。翌年11月発売の初のベストアルバム『昨日達…』(イエスタデイズ)に収録された。作詞作曲はさだまさし。

映画は写真家志願の青年・栗原徹が巡業中のサーカスに魅せられて入団し、やがて道化師(ピエロ)となって活躍する姿を描く。原作は草鹿宏のノンフィクション『翔べイカロスの翼 青春のロマンをピエロに賭けた若者の愛と死 』(1978年刊行)で、実話の映画化(1979年10月に西城秀樹主演でTVドラマ化)。

研究熱心で努力家でもあった栗原は、サーカスの演出に道化師と笑いの必要性を感じ、パフォーマンス向上のために日本のパントマイムの第一人者・ヨネヤママコに指導を仰ぐ。また、高度な技術が要される高綱渡りもマスター。入団4年で「ピエロの栗ちゃん」としてサーカスに欠かせない人気者となる。

しかし1977年11月23日、水戸での公演中に転落。そのまま意識が戻らず3日後に亡くなった。享年28。死の直前「子供たちには知らせないでほしい」と呟いたという栗原。こうしてさだまさし屈指の名曲が完成した。

5 PICSとは?

たった「5枚の絵」があなたの中に眠った記憶や知識を呼び起こす。

活動テーマは、難解で複雑化するコンテンツ業界に、誰にでも楽しめる“超シンプル”な世界を。Z世代から団塊世代まで幅広い層にアプローチしていきます。

コンテンツ企画制作チーム「ワイルドフラワーズ」(代表/中野充浩)によるプロジェクトです。音楽以外にも様々なジャンルで展開準備中。

◼︎5 PICSの出版化・番組化・イベント化・アプリ化・その他に関するご相談・お問い合わせはこちらからお願いいたします。



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思い出の曲

最後までありがとうございました。最初は誰かの脳に衝撃が走り、左胸をワクワクさせ、やがてそれが何人かに伝わって周囲を巻き込み、みんなで動き出しているうちに同じ血と汗と涙となり、最後には目に見えるカタチとなって現れる。そんなことをやり続けます。応援よろしくお願いいたします。