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不登校児が経済的自立するってどういうことなんだろう

うちの不登校三年目の小学生高学年の子供たち、
死にたい、もう、外に出たくない、など、
悲観的だった子たちが、
ゲームで世界が広がったという。

 不登校支援員関係のひとたちから言わせると、
やはりゲームは依存の傾向もあるし、
弊害も多いので、お勧めできる環境ではなく、
時間を決めて行うほうがいい、
ゲームは両手離しで、どうぞ、
とは言えないという。

 フリースクールでは、
ゲームも子供たちの世界のひとつとして、
好意的にゲームとの関りを推奨してくれる。

 不登校親からすると、
目は悪くなりましたし、
体力も落ちたけど、
性格は明るくなったし、
読む力はロールプレイングゲームから学んだし、
感覚は鋭くなってるし、
物事のみ込みのセンスも磨かれているし、
いいこともある。

 昔、若者はいい大学、会社に入って
社会の常識を学び、給料をもらって
経済的、精神的に自立をしたら万々歳
と言われた。

 現代の若者は、YouTubeやら、
フリーランスやら、SNSやら、
一般常識はネットで学び、
欲は、高度成長期の若者ほどなく、
自分たちの健康とメンタルを
大事にできるお金があればOK。

そんな現代で、
昔と同じ教育のままの
学校に通えない子供たちに
通常学校へ通うことの
メリットをうまく説明できない。

どういう形が、将来の自立の形
なのかもわからない。

ただ、母も何もしないではいられない。

明るさと、健全な心身を取り戻し、
おいしいご飯を
いそいそと、つくる母でいたい。

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