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納豆大好き!納豆インフルエンサー"なっとう娘すずまゆ"こと鈴木真由子さん


社会問題を解決していきたいという志を持ち、納豆の良さを楽しく伝えている笑顔が素敵な鈴木真由子さんにお話しを伺いました。

** 【プロフィール】出身地:神奈川県横浜市**活動地域:東京近郊経歴:桜美林大学卒業し、株式会社キッチハイクにインターン生として勤務。キッチハイク卒業後は納豆インフルエンサーとして活動中。職業及び活動:納豆インフルエンサー座右の銘:「ネバーキブアップ」

◆ 「Quality of NATTO life」を上げていく

Q:鈴木さん(以下、敬称略)はどのような夢やビジョンをお持ちですか?

鈴木:2年後に茨城県水戸市で納豆万博を開催することが夢です。
納豆にちなんで1週間で7万1000人の動員を目指したいです。

納豆には色々な種類があったり色々な食べ方があるので、"Quality of NATTO life"を上げていきたいです。いつも食べている納豆だけではなく、もっと多くの種類の納豆を楽しんでもらいたいです。

実は、納豆菌は約2000種類もあり、納豆菌1種類をずっと食べるより色々な種類を食べてる方が体に良いのです。


◆楽しく社会問題を解決していく

Q:1年後、3年後、5年後はどんな目標計画を立てていますか?

鈴木:1年後は、納豆万博に向けてプレ納豆万博を開催しようと思っています。今年も7月10日に納豆イベントを開催する予定ですが、どのくらい人が集まるのか、どんな風に運営していったらいいのか経験を積む1年にしようと思います。

3年後は、ソーシャルビジネスを起業したいと考えています。
実は、社会問題に興味があり、実際にそれをやるにはどうしたら良いのだろうと考えた時に、急にそこに取り組むと意識高い人がやることという他人事に思われがちだと考え、自分自身が面白いことに取り組もうと考えました。周りが「何だか面白そうなことやってるな」と自分に興味を持ってもらいたいという思いから、今”なっとう娘”として活動をしています。
なので、3年後はなっとう娘と並行して社会問題を解決するためのソーシャルビジネスを起業しているか、ガラッと変わって2代目になっとう娘を任せて自分は起業に集中しようかなと考えています。

5年後は、"社会を良くすることが楽しい"という風潮にしていけるような自分のビジネスをやっていきたいと思っています。


◆社会とは密接な関係であり、行動を起こすことで変化につながる

Q:なぜ社会問題に興味を持つようになったのですか?

鈴木:大学2年の時にシリア難民の方と話す機会がありました。それまでは、そういう大変な人たちがいることは知っていましたが、別に自分とは関係ないし、自分は幸せだしいいかと思って生きてきました。一概にそれが悪いという訳ではありませんが、あまりにも社会問題と自分との間に距離がありました。

しかし、講演中にもシリアに住んでる親族が負傷したと電話が入ったり、こんなにも身近に困っている人や紛争で大変な目にあってる人が居るんだとショックを受け号泣しました。

そこから、本当に自分と社会は密接しており、何か行動を起こせば少しずつだけど変えられると気付いた時に社会問題に対してすごくやりがいを感じたのです。


◆生活に馴染んだ納豆の可能性

記者:なぜ、なっとう娘として活動し始めたのですか?

鈴木:社会問題に対して取り組んでいる人もいますが、一般的に見て社会問題に携わっている人は多くはありません。だから、みんなに親近感があるもので何か発信したいと思っていました。

以前、「納豆が好き」と話した時にすごく盛り上がり、みんなもこんなに納豆が好きなんだと、とても可能性を感じました。そして、純粋に納豆が好きだから、これなら仕事にしてもきっと苦ではないと思えたのです。

「納豆は生活に染み込んでいるけど、食べてるところはなかなか見ない。これは面白い画になりそうだ」と思って”なっとう娘”として、毎日ライブ配信し始めました。
親近感があるのに、納豆料理や納豆の話などフォーカスされないというところに面白味を感じでいます。


◆苦手なことも道具にみんなで楽しく乗り越える

Q:今まで活動してきて大変だったことは何ですか?

鈴木:私は管理することが苦手です。新しく創っていくことや想像することはすごく好きなのですが、フリーランスで活動するには、スケジュール管理・お金の管理が大変でした。「どうすればうまく仕事をまわせるんだろう」と悩んでいました。

そこで、お互いのTo Doリストを共有したり褒め合ったりできるコミュニティを作ってみたら、すごく良くて効果覿面でした。「私も頑張らなきゃ」とすごくモチベーションになっています。だから、大変だった管理が改善しつつあります。


◆多くの人と対等に出会える幸せ

Q:今まで活動してきて、一番嬉しかったことは何ですか?

鈴木:"納豆の人"ってすぐに覚えてもらえることは、すごく有難いです。"なっとう娘"をやってるからこそ繋がれた人達がたくさんいます。

私は、まだ社会人1年目であり、会社に就職していたら良くも悪くも上下関係があります。しかし、お互い対等に話しができるということが有難いし、とても嬉しいです。そういう意味ではこの仕事をやっていて良かったなぁと思います。

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◆緩く温かく**

Q:AI時代に多くの仕事が奪われると言われていますが、どう思いますか?また、対策などされていますか?

鈴木:今もコミュニティとかよく言われているから、これからは"ゆるーく温かい"というのが求められる時代になると思います。
人間がやってる単純作業はAIに任せて、人間だから提供できる温かさ、「心地良い」というシチュエーションの提供が求められると思います。

”なっとう娘”というキャラクターがいることで、そこに緩く集まってくれた人達でコミュニティができたらと思っています。そして、納豆好きという共通の認識が仲間意識を生んで、色々な人の共通項を繋げていきたいです。


◆人生1度きり、やりたいことをやる

記者:読者のみなさまへ、メッセージをお願いします。

鈴木:もし、初めて納豆をみたら、臭いしネバネバしてるし何これ⁉︎と思われるけど、食べてみたら意外と美味しいし、栄養価も高いし、実はめちゃめちゃいい奴みたいな部分がかっこいいと思っています。そういう風に「なっとう娘って変なことやってる、面白いね」って思ってもらいつつも、「知れば知るほど納豆ってこんな深かったんだ、教えてくれてありがとう」と思ってくれる。そんな納豆みたいになりたい!そう思っています。

また、腐ってるかもしれない食べ物を、面白がって食べた人がいる、そういう感覚は持ち続けたいと思っています。例えば、危機的状況だったとしても、それをいい意味で面白がれる、客観的に観れるようになりたい。

だから、切迫詰まったり大変になった時に"客観的に観るという意味"で心の中にキャラクターを住まわせたりしています。「今日走ってるのはね、イベントのために走ってるの。」というように、漫画のような感じで行動にセリフをつけていくと意外と客観視できるのです。そういうのも1つの物の見方として面白いのかなぁと思います。

記者:キャラクターを住まわせるって面白い発想ですね。危機的状況でも焦らずに楽しめそうです。

鈴木:あと、最後に伝えたいことは、フィリピンの貧困の村にホームステイしたことがあって、それに比べたら、日本はバイトもできるし生活保護などの制度が整っているから、死にたいと思わなければ死なないだろうなぁと思います。だから、「人生1度きり、日本じゃ早々死なないと思うので、やりたいことをやっていい」と伝えたいです。

記者:本当に日本は守られていますよね。人間は死ぬ選択をしない限り、生きる選択をわざわざしなくても生かされてる。どんな風に生きるか後悔しないようにやりたいことをやっていきたいですね。今日は、本当にありがとうございました。

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鈴木さんについての詳細情報についてはこちら

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なっとう娘webサイト: https://suzumayu1995.wixsite.com/natto

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Twitter: https://twitter.com/koyumakiko

Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCRvE_HMTo9d3bEdXR49JvUg?view_as=subscriber

Hanako.Tokyo連載でも紹介中!
https://hanako.tokyo/news/column/91717/



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編集後記

今回インタビューの記者を担当した西口と善家です。
本当に納豆が好きなんだなぁと納豆愛を感じ、また、仕事を楽しんでいるんだなぁと伝わってきました。また、奥深くにある社会問題を解決していきたい意志を持って何事にも面白みを感じながらチャレンジしている姿勢がこれからの時代の希望だなぁと思いました。今後、更なる活躍を期待しています。

この記事は、リライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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