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初めての町中華カレーライス〜北新宿 竹葉軒〜

数年前から通い始めた竹葉軒。
知人が竹葉軒ではほぼカレーばかり食べていることを知り、年明けに食べに行こうと思っていた。

しかし、店主の方がコロナに罹患されて年明けからしばらく休業されていた。
休業張り紙が更新されつつも、とても心配していたがなんとか復活されたと知り、竹葉軒のカレーライスを求めて向かった。

◼️北新宿ってどこからどこまで?

北新宿は新宿区の北西エリアだが、地図を見るとわかるように意外と広域になる。北は神田川、南は税務署通り、真ん中は大久保通りが走る。
西側のエンドは中野区との区境であり、北新宿の町名も、実際は東中野駅や中野坂上駅のほうが近い、というトラップもあるので注意である。

北新宿エリア


北新宿って聞いてピンとくるのは、新宿が生んだラッパーのMC漢さんかも知れない。(新宿といえば菊地成孔さんも挙げられるが、氏は大久保1丁目を拠点にしていたようだ)

漢さんが執筆された北新宿を舞台にしたSF、「北新宿2055」はとても面白かった。当時ヴァイナル文學選書シリーズとして出版されたが、製本されていないパケ入りで販売されていて、それも素敵だった。(さすが東京キララ社!)
ご興味のある方は9sariのwebshopで購入できるかもなので、チェックしてみてね!

北新宿はドープなイメージもあるかしれないが、実際は大通りを一本入ると閑静な住宅街だ。
「新宿」のイメージでドープさを想起するかもだが、私から言わせれば、街は光も影もあって当然。
ややこしいことやややこしい人が居たとしても、自分が毅然としていればいいだけのことである。(新宿は怖くない!)

なので、構えて北新宿に行くと、「アレ??」と肩透かしかもしれない。(いや、初めての街は緊張感もった方がいいかもですが)

◼️地元で愛される町中華、竹葉軒

竹葉軒は北新宿にある町中華だ。大久保駅よりも中野坂上駅のほうが微妙に近いかもしれないが、どちらの駅からも遠く、目的がないと中々足を踏み入れないエリアにある。

ほぼ住宅街だが、隣が新宿区柏木出張所で向かいには居酒屋や理髪店もあるので、少しだけ開けた通りにある。

私が竹葉軒に通い始めたのは、近所からもう少しエリアを広げた範囲で美味しい炒飯が食べたくて、Googleマップと睨めっこして見つけたことからだった。

竹葉軒の炒飯は、いい塩梅のしっとり醤油系でとても美味しく、すっかり竹葉軒のファンになってしまった。

その後、無性にオムライスが食べたくて、竹葉軒で初めて町中華オムライス(以降オムラと呼称する)を食べてとても感動したことから、オムラにグイッとシフトして、他店のオムラもディグるようになった。
竹葉軒のオムラは相当素晴らしく、別途お伝えしたいので、今回は割愛する。

竹葉軒は、地元の方に愛される家族経営の町中華だ。失礼ながら有名店でないにも関わらず、知人で竹葉軒に通っている方がいて、「まさかの竹葉軒!!」と盛り上がった。

冒頭にも書いたが、知人は毎回ほぼカレーライスを食べており、ほぼオムラの私も竹葉軒のカレーがとても気になっていた。
知人のストーリーズで竹葉軒でカレーライスを食べるごとに、「竹葉軒しか勝たん!」と挙げられており、カレー好きとしてどんどん惹かれていったのだ。(他の勝たん!の刷り込み力も相当で、知人とは味覚があうと勝手に思っている)

◼️町中華カレーライス初体験!

知人から竹葉軒のコロナ休業が明けたと聞いて、安堵の気持ちで店に向かった。
夜営業が始まる時間に合わせて向かったが、準備中。自転車を停めてぼんやり待つ。

17:10、女将さんが出てこられて営業中に札を変えながら「お待たせしてすいません」と声をかけられた。オープンをそわそわ待ってるのがなんだか恥ずかしくなって、「入っても大丈夫ですか?」と一声かけて入店する。(なんか前のめっている自分がたまに小っ恥ずかしくなる)
入店して、大将と息子さんも確認。
よかった。。いつもの竹葉軒だ。。(涙)

さて!今日は心に決めたカレーライスを食べるんだ!席につくなり、注文する。
どきどき。。ぐうぐう。。

これが竹葉軒の町中華カレーライスだ!

ライスを埋め尽くすルウがとても嬉しい!
あと、彩りのグリンピースもにくい〜!

いざ!!

ああ〜〜〜!!こうきたか!!
なんだか懐かしく、やけにうまい。。

家のカレーよりも格段にうまいのだが、実家を思い出すような、学食やサービスエリアよりも格段にうまいのだが、なぜか学食やサービスエリアを思い出すような、記憶とリンクするうまさ。

しかもちゃんと辛い!うまい!!煮込みも丁寧!!
なんだか毎日食べても飽きない、カレースタンド的な日式カレーだ。

付け合わせの冷奴とデザートのりんご

竹葉軒では冷奴とデザートの果物が大抵付いてくるので、とてもうれしい!カレーライスに冷奴?と思うかもだが、これがいい感じに口内がリセットされてとてもいい。デザートのりんごも食後はさっぱりするし、お客のことをとても考えてくれているとほんとに有難い。

さらに竹葉軒はお会計後に1人2個まで飴ちゃんもくれるのだ!なんてホスピタリティ!!

飴は一人二個迄!
※昔撮らせていただいた写真なのでご参考まで

◼️町中華カレーライスもいいね!

町中華でカレーライスを初めて食べたが、色々と試してみたくなってしまった。各店の特徴とか、店の差分を感じたい。

カレーのベクトルも自分の中で変わってきている。インド、ネパール、スパイスカレー的なムーブメントが一周回って、いまはカレースタンドが熱い。
そこともリンクして、竹葉軒のカレーライスはとてもよかった!(日本一のチェーン店で食べるなら竹葉軒のが絶対うまい)

しかし、カレーも大好きだが、やはり私にはオムラが今の所1番の興味ごとなので、先ずはオムラに集中する。(とはいえカレー食べちゃうかも!)

町中華の中ではカレーもオムラも主流ではない。
こういったサブメニューが町中華でも楽しいし、町中華それぞれのお店のスターは意外とサブの可能性もある。(と、思う)

色んなオムラやカレーと出会うためにも、とにかく健康第一。
自分なりのペースで楽しんでいきたい。

ごちそうさまでした

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