見出し画像

面接の極意-その1-  『自分の100%を知るものこそ、面接を制す』


みなさん、お久しぶりです!
フーモア20卒内定者の大西です。

最近は、春の陽気に包まれながらも、冬の名残を感じさせるような日も混じりつつ、最後の学生生活をゆっくりと過ごしています。

そんな傍ら、社会では、新型肺炎の流行により経済停滞を受け、混乱状態となっています。
その風は就活生にも吹き付け、大手就活エージェント主催の合同説明会の他、さまざまな就活イベントが中止・延期となっていますね。
このような状況を前に、就活生の皆さんは、動こうにも動けないといった焦りと不安が交じり合った想いだけが募っていっているのではないでしょうか?

そこで、みなさんの力にはなれないか。

「そうだ、就活に関する記事を書こう。」

そんな動機で、この記事を書いています。

思ったよりも一回の記事に対して文量が多くなりそうなので、複数に章立てして記事を配信していこうと思います。
今回は、就活の中でも必ず必要となる「面接」への心構えについて取り上げます。
5分で読めるレベルの文章量なので、ぜひ最後までお読みください。

今回は面接について取り上げると言いましたが、テクニック的な面での話はしません。あくまでも心構えについて記述します。

「心構え」って言ったってねぇ…と思いの方も多いとは思いますが、この記事で言いたいことを下に簡潔に表します。

「面接では120%を出そうとするな、100%でいけ。」

この120%、100%という数字はどこからきているのか。
別に自分を誇張して売り込むのは辞めろというわけではありません。

わかりやすい例を出して説明します。

A君は大学では活動が緩いサークルに所属しており、
学生時代に取り組んだことはアルバイトくらいです。
しかし、同じ面接会場にいたB君は帰国子女でTOEICは満点、
C君は大学のラグビー部で主将を、
D君は就活時代にビジコンで優勝している、そんな人たちでした。

A君はこの状況にテンパってしまい、面接では伝えたいことが伝えられずもちろん結果は落選しちゃいました。

この状況ではA君は何を思ったのでしょう。

①B~D君と同じ土俵に立つために、より自分が魅力的に見えるように話さなきゃ。

②B~D君の経歴がすごすぎるから、自分なんてダメなんだ。

こんな感じではないでしょうか?

まあ、極端な例を出したので仕方ないように思えますが、ここには共通した落とし穴があるんです。

それは
「自分の100%を否定していること」
です。

いくら緩いサークルに所属してようが、学生時代に頑張ってきたこと、出してきた成果が小さいと思おうが、それが自分の100%なのです。
それをはなから否定してしまっていては、あとは架空の話しをするくらいしか就活で生き残ることはできません。(これもどうせバレるのでオススメはしません。)

就活で生き残るには、自分の100%に対してどれだけ誇りをもって話すことができるか、それが重要なのです。

些細なことでも自分の活動に対して目標や目的はあるはずです。そして、目標や目的があれば、必ずそれを達成するプロセスがあり、その先には独自性をもった解決策による目標・目的達成があります。
また、社会に所属していれば、自然と学ぶこともたくさん多いはずです。

それらのエピソードをまとめて、この人生のなかで何を大切としていきたいのか、自分はどんな考え方の人間なのか、それを面接で話せばいいだけなんですよ。

一般論には振り回されず、まずは自分としっかり向き合ってみましょう。

もし、言われたことを言われたとおりにやってきただけという人は、
「どうやって言われたことをやってきたんだっけ?」→「なんでそれをやろうと思ったんだっけ?」→「こんな経験が他にもなかったっけ?」
とこんな感じに思考を深めていってほしいです。

言われたことを言われた通りにやるという中にも、独自性と自らの思考プロセスが見えてくるはずです。

これがいわゆる「自己分析」というもので、これを無しには就活を終えることは難しいでしょう。

まだたくさん時間はありますから、3月中は自分の経験をまとめる期間にし、4月から始まる面接ラッシュに備えましょう!!

次回は、ちょっとテクニック的な面にも振れていきたいと思いますので、また次号まで!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?