就活イベントで”モテる”学生
こんにちは。新年初投稿の根本です。
年始ボケがまだ抜けきれておらず、未だに栗きんとんが食べたいです。
さて、年が明けたということで、21卒の皆さんは
「とうとう就活に本腰を入れなくてはいけない!」
と感じているのではないでしょうか。
(昨年からガッツリ就活をしていた方も多くいらっしゃるとは思いますが…)
そこで、新卒採用に携わってきたフーモア20卒が、何かみなさんのお力になれればと思い、採用側の目線から見た就活について共有することにしました。
フーモアは就活ナビサイトを利用しており、過去には「就活ナビサイトでの効果的なプロフィール」について書いた記事があるので、そちらも併せて読んでみてください。
さらに、わたしたちは就活ナビサイトだけでなく、就活イベントに参加し、直接就活生のみなさんと関わる機会もいただいています。
フーモアが参加しているイベントは、
・参加企業7~8社
・参加学生30人前後
・会社説明プレゼン、全テーブル15分ずつの座談会
というベーシックな数社合同イベントになります。
こういった合同イベントに参加するメリットは、企業・学生の双方にあります。
〇学生側のメリット
・数社の情報を一気に得ることができる
・新しい興味が生まれたり、マッチ率の高い企業に出会えるかもしれない
・初めのステップを飛ばして選考フローに乗せてくれる企業もあるので、内定までの距離が近くなる可能性もある
〇企業側のメリット
・自社の業界を知らなかった学生など、多くの学生に認知してもらえる
・就活生の悩みや質問を聞くことで、「就活生のトレンド」を知ることができる
わかりやすい例で行くと上記のようなものですが、他にも思い浮かべられる利点はあると思います。
そんな就活イベントで、”企業によく声を掛けられる就活生”という人がいます。
イベントの終わりに、企業の人から「ぜひウチ受けてください!」と言われる、イベントにおけるモテ就活生。
そんなモテる就活生には、少なからず共通点があります。
今回は、イベントに参加した内定者が、少しだけわかった
イベントモテする就活生ってどんな人?
というのを、一般企業/フーモアの視点から、みなさんにご紹介していきたいと思います。
■多くの一般企業から声がかかりやすい人
まずは多くの企業から声がかかる就活生。
こちらは大体みなさんが想像している通りですが、ご紹介していきます!
①よく喋る人
グループワークなどでよく喋る人は、意欲的に見えます。
さらに、自己の意見をしっかり持っている、かつ発信能力が高いと思われるので、話していて損はないと思います。
しかしあくまで”グループワーク”です、1人で弾丸のように乱発していてはダメなことも、、、さすがに心得ていますよね。
②「聞く」が上手い人
企業プレゼンの最中、プレゼンターは意外と学生のことを見ています。
(実はかなり緊張していても、学生のことを見渡す余裕だけは持てているんです)
その際に、顔を上げて、こちらをしっかり見てくれている人は、印象に残りやすいです。
また、実際にみなさんとお話しする座談会の場でも、「この方、興味深そうに聞いてくれているな」と思わせたら勝ちです。
企業の人は、「良さそうだなと思った学生に、あわよくば自社を受けてほしい」と思ってイベントに臨んでいます。
なので、興味深そうな方というのは、企業側としてもぜひ声をかけたくなるものです。
③話をまとめるのが上手い人
グループワークでも座談会でも、自分以外の人から意見や話がでると思います。
その際に、自分なりの言葉で咀嚼して「つまりこういうことですか?」が言える人は、
「話も聞いてるし頭もいいんだな」と思われやすいです。
(100%とはいかないでしょうが、、)
会社という場所では、ほとんどが他人と一緒に働きます。
その際に、しっかりコミュニケーションが取れるということは、とても魅力的な強みにうつります。
、、、結局話す/聞くのバランスがいい優秀な奴じゃん!と思われてしまいそうですが、
実際そうかもしれません。
しかし、みなさんがその像からどれほど遠くても、”優秀そう””コミュ力高そう”と見せることができれば良いのです。そうすれば、企業モテ「は」します。
■フーモアが声をかけている人
ここからは、わたしたちが声をかける人についてです。
フーモアの新卒採用、もちろん採用要件は色々あります。
フーモアに合うか合わないかなんて、たった15分の集団座談会ではわかりません。
本当は1時間、個人としっかり話したい。そうはいかないのが現実ですが、、、
ただその少ない時間で話して、わたしたちが魅力に感じているのは、
好きなこと/やりたいこと以外のものを毛嫌いせず、頑張れる人です。
過去のnoteでも擦り切れるほど書いたので、耳にタコができているかもしれませんが、改めてお話しします。
フーモアは若い会社で、同時に”新卒がこれからを担っていく”会社です。
なので、会社を推進していくために、新卒にはがむしゃらに頑張ってほしい。
組織体制も100%確立していない中で、どんな仕事をやるかわからない。
いろんなことはできるけど、「やりたいことを絶対やらせてあげる」という約束ができない。
だからこそ、”好きではない=嫌い”という構図を作っていない人を、非常に魅力に感じます。
好きではない=嫌い
を批判するつもりはありません。
ただ、好きなことだけを仕事にするためには、嫌いなこともやらなくてはいけない。
好きなことだけして許されるのは、自分の”好き”のフィールドでトップをとった人たちです。
それが難しいのもまた事実。
だからこそ、「好きではない」を毛嫌いしないでほしい、とわたしたちは思っています。
少なくとも、「なんでも好きです!嫌いなことがありません!」と言い切る方はイベントでお会いすることが少ないです。
だからこそ、イベントでお会いすると、より魅力的に映るのだろうとは思います。
■全ては目標次第です
ひとつ心に留めておいてほしいこととして、
ここまでご紹介した方法を、わたしたちは推奨してはいません。
例えば、フーモアが魅力的に感じている人が、他のベンチャーに求められるとは限らないし、逆も然り。どこの採用要件も違うので当たり前です。
ただ、多くのベンチャーはおそらく賛同してくれるんじゃないかな?くらいには思います。
そう前置きをした上で。
もしも、みなさんの就活における目標が「内定をとること」で、そのために「たくさん声をかけられたい」のであれば、上記の見せ方も1つの手だとは思います。
ただしそれでミスマッチが生まれたら、もしかしたら不幸なことかもしれません。
せっかく就活を頑張ったのに、合わない企業に入ってすぐに退職してしまったら勿体無いですよね?
もちろん、親の意向や、憧れの企業なんかはあると思います。それらは全て無視しろ!なんて全く思いません。
それらも全て合わせて考えるのが就活なのでしょう。
やり方に正解はないので、ぜひご自身が満足をする就活をしてください。
文責:根本