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これがフーモアのクリエイティブだ!~22卒採用キービジュアルを通じて~

①フーモアのクリエイティブに迫る!

前回までの経営陣インタビューでは、会社の創業秘話や経営陣の想いを明らかにしていきました。

今回は、というと…

フーモアのクリエイティブの裏側に迫っていきます。

果たして、弊社の2022年度新卒採用のキービジュアルはどのようにして生まれたのか。今回メインアーティストを務めた夕城さん、そしてメインディレクターを務めた大西さんのお二方へのインタビューを通して、その裏側に迫っていきます。

インタビュイー紹介

夕城
https://twitter.com/yukiyasa1
略歴:小さいころから自由帳に絵を描くのが好きで、イラストレーターを目指す。2016年、イラストレーターとしてデビュー。
2020年10月からフーモアでの勤務開始。
趣味はゲーム。好きなものは猫とカフェオレ。

素敵な22卒採用KVを描いてくださった、夕城さんです!

ご本人も素敵な方で、快くインタビューに答えていただきました。 
常に猫を吸っているというのは果たして本当なのでしょうか...


大西一生
役職:ゲームクリエイティブ事業部ディレクター
略歴:北海道大学卒業後、新卒として2020年4月に入社。
入社後は主にソーシャルゲームのイラスト制作に関わる傍ら、グラフィッカーの中途採用も担当。
趣味は東京ディズニーリゾートで散歩をすることで、23年間1年も欠かさずに通っているという。

KVのディレクションを務めてくださった、ゲームクリエイティブ事業部ディレクター、大西さんです!
実は20卒で、私、望月の1つ先輩であります!

☆キャッチコピーとキービジュアルについては、こちらの記事でも取り上げております。https://note.com/whomor2020/n/n4c6c4ed764b3

②制作過程について

まずは、ディレクターである大西さんに制作過程についてお聞きしました!

望月万梨乃(以下、望月):本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます!
今回のキービジュアルですが、イラストをみるだけでワクワクするような仕上がりになっていますよね!
まずはキービジュアルを制作するうえで、最初に考えたことは何でしょうか?

大西一生(以下、大西):22卒として入ってくる新卒社員の方が「よし!自分は未来に向かって歩いているんだ!」と前向きになれるイラストを作ろう!と思いましたね。

望月:たしかに、このキービジュアルを見たとき、21卒全員も盛り上がっていました!
見ているだけでワクワクするというか、高揚感を感じますよね。
このイラストはどのようにして今の完成の形を迎えたのでしょうか?

大西:イラスト制作会社のクリエイティブとして世に出るものなので、できるだけ素敵なイラストにしようと思いました。そうすると、最初の案と比べて、断然高度な技術を必要とする内容になって笑 
社内のADさんにもご協力いただきつつ、作っていく間にどんどんアップデートされて、今の完成形になりましたね。

望月:このキービジュアル一つに社内の多くの方が関わられて、素敵な作品が完成したということですね!社内にクリエイターさんがいらっしゃるクリエイティブの会社ならではの強みだと思います。

22卒採用のキャッチコピーが「君の未来が、神話になる。」ということですが、キャッチコピーを作品のどこかで表現していたりしますでしょうか?

大西:背景と人物合わせて、全体でキャッチコピーを表現していますね。背景は「神話」というイメージに合うように、ファンタジーRPGに出てくるようなものにしています。

特に画面左側と右側で、夜と朝の対比表現を加えることで、より未来に向かって歩きだしている様子を想起できるようにしています。
また、人物は新卒で入社される方を想起して、なるべく軽装に(新卒社会人って武器もなにもないので笑)。身近な存在に感じてくれるといいです。

望月:たしかに笑 魔法学校に身1つで入学するような男性に見えます!朝と夜の対比で未来を表わしているとは・・・深いです。「神話」のイメージに合うように、ファンタジーRPGに出てくるような背景にしたとのことですが、ファンタジー要素の説明は難しくありませんでしたか?

大西:難しかったですね笑 人が思う「ファンタジー」と自分が思う「ファンタジー」って違うと思うんですよね。なので、ファンタジーRPGのKVとか、ゲーム内背景など洗いざらい調べてキャッチコピーに一番合う「ファンタジー」感を指示書に落とし込みました。大変でしたね笑

望月:ファンタジーといってもいろんなジャンルがありますからね笑大変だったという指示書ですが、制作される際はイメージをどのように書き出しましたか?

大西:背景でも、雲であったり空の色であったり草花であったりと、細かく要素分解をしてそれぞれに説明を加えました。
それこそキービジュアルということで、イラスト全体でキャッチコピーを表現するためにも、細かな部分にも意味をもたせる必要があると思っています。

望月:なるほど、そういう細かな部分にも注目して、このキービジュアルを見てみるのも楽しそうですね!
丁寧に答えてくださってありがとうございます!

③良作の秘訣は「コミュニケーション」にあり

続いて、キービジュアルを手がけてくださった、夕城さんに質問させていただきました!

望月:本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます!
早速ですが、この指示書を受けて夕城さんはどのように1枚の絵として書き出したのでしょうか?

夕城:事前に構図ラフをいただいていたので、それを元に印象が変わらないようパースを決め、制作していきました。
会社の採用に用いるキービジュアルということで、アイテムや色のバランスは何パターンか考えて、資料と見比べたうえで決めて制作を進めましたね。

望月:なるほど!たしかに採用キャッチコピーのイメージに合わせないといけないので、色などのインパクトが大きいものは、慎重にならないといけませんよね!大西さんも細かく説明を加えたとおっしゃっていましたし。

では、採用のキャッチコピーに合わせてイメージを落とし込む上で最も重要だと考えることは何でしょうか?

夕城:ラフの段階で特に色のイメージをしっかり擦り合わせるのは最重要だと思います。キーワードから更に想像を膨らませて、文言がなくとも深層意識のようなイメージまで引き出すみたいな。
そこまでできれば、採用などのメッセージ性のあるキービジュアルは完成と言えるんじゃないかと思います。今回の制作を通して、もっとその部分も伸ばしていけたらなとも思いましたけど笑

望月:たしかにイメージの言語化って難しいですよね。イラストとなるとそれぞれ持っているイメージが違う可能性もありますし。例えば、キャッチコピーにもある「神話」も、人によってイメージする神話が違うかも知れませんしね!

すれ違いが起こらないようにすることは、作品のスムーズな仕上がりにも重要になってきますね。大西さんも今回のキービジュアル制作にて課題に感じた点などございますでしょうか?

大西:やはり言語化能力かなと思います。基本的にクリエイターさんとのやり取りはチャット上になるので、文字ベースではイメージの共通認識をとるのが難しかったです。なので、夕城さんには申し訳なかったですが、電話にてお時間頂いて口頭で説明をする機会を頂いたりもしました。

望月:大西さんもイメージの言語化は課題なのですね。繰り返しの認識確認が作品のブラッシュアップにつながっているんですね!お二人の話を伺うと、やはり「イメージのすり合わせ」が大事になっていることがわかります!

望月:今回の制作はメインディレクターの大西さんと二人三脚でご制作されたとのことでしたね!
フリーランス時代にもフーモアのディレクションを受けて制作することも多かったようですが、ディレクションを挟むことによって夕城さんの作品にどんな影響がありますか?

夕城:自分の視点だけでは気づけない「あと一歩」のポイントがあるんです。繰り返しの打ち合わせを通してディレクションを挟むことで「あと一歩」のポイントに気づくことが出来て、確実にイメージに合わせた作品へのクオリティアップにつながっていると思います。

望月:たしかに自分一人では気づけない点というのは誰にでもありますよね。フーモアのディレクションが作品のクオリティアップに繋がっているんですね!ディレクターさんとの繰り返しの打ち合わせが重要になってくることがわかります!

ちなみに好奇心からの質問になってしまうのですが、普段、作品を制作する上で心がけていることはおありですか?

夕城:私は基本的にはクライアントワークが主体となるので、先方のイメージを大切に、なるべく希望通りに再現できるよう心がけています。そのため、制作する際に不明なことは必ず事前にすり合わせておくことで、先方のイメージと齟齬が出ないように制作を進めています。

望月:なるほど!
今回のインタビューで何度も出ている「認識のすり合わせ」というのを、意識的に行っている夕城さんだからこそ、今回の素敵なキービジュアルが完成したのですね。

大西:間違いないですね。今回、夕城さんにご制作を依頼する決め手も、ADさんたちからの高い評価にありました。
個人的にも入社直後に担当した案件でたまたま夕城さんに依頼していたということもあり、このKVの世界観を表現できるのは夕城さんしかいない!ということで選出させていただきましたね!

望月:夕城さん絶賛の声をいただいていますね!だいぶ要望の多かった作品だったそうですが、すべてにお応えした素晴らしい作品にしていただけて感謝です!

最後になりますが、このKVの一押しポイントをお一人ずつお願いします!

大西:一押しポイントは、最も力を入れた部分でもあるきれいな空ですかね!この素敵な空が誰かの背中を押してくれているといいですね!

夕城:私も空の色が濃厚でお気に入りです。このイラストに誰かが惹き込まれてくれたら成功かなと思います。

望月:私はイラスト素人ですが、このきれいな色合いの空を見るとなんだかわくわくしますよね!これを見て、「明日も頑張ろう」と思える人が増えてくれるといいですね。

お二人とも、お忙しいところインタビューに答えてくださってありがとうございました!

④最後に

今回は、キービジュアル制作に尽力いただいたお二方へのインタビューでしたが、いかがでしたでしょうか?

1枚の絵を作るのにも、様々な人の想いや苦労が積み重なっているということがわかりますよね。

インタビューをさせていただいたお二方およびフーモアの社員の熱い思いが込められたキービジュアル、ぜひより多くの皆さんの目に入ってくれると嬉しいです!そして、みなさんもキービジュアルの空の色や、キャッチコピーの反映箇所に注目してKVを見て楽しんで貰えればと思います!

次回以降は、事業部ごとのインターンについて紹介したいと思います。
フーモアにはどんな事業部があって、どんな活動をしているのか、はたまた私たちインターン生は何をやっているのかについて、徹底解説してまいります!それではまたお会いしましょう!

22卒の採用は既に始まっておりますので、この記事を読んでフーモアに興味を持たれた22卒の皆様はこちらからエントリーしてみてください!

次回記事を見逃さないためにも、Twitterのフォローをぜひお願いいたします!フーモア公式キャラクターのフーモアくんが採用・リリースについて紹介してくれています。

インタビュアー&執筆は
望月
「今年の内定者です。現在漫画事業部でセールスのお勉強をさせてもらっています!好きなものはお酒と音楽、大学の専攻は歴史学です。」


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