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インスタントヒーローのススメ


こんにちは、地下アイドル兼内定者のK(仮名)です!
どうして台風って週末に来るんでしょうね、、小さいころから疑問でしたが我々学生もとい社会人へのいやがらせでしょうか?

今回も大型台風がやって来るみたいなので無理して外出はせずに一緒におうちでゴロゴロしましょう!


さて、今回の記事のテーマは「ヒーロー」!
ヒーローって言葉を聞くと日本人に向いてないな~となんとなく思ってしまうのですが、、


21卒の採用コンセプトが「ヒーロー」に決まったので書かねばならないそうです。
ううん難しい^^


今回は私なりに考えた「ヒーロー」について書いてみようと思います!

■ヒーローはヒロイン、ヒロインはプリキュア。


まず大前提なのですが、
私はヒーローを知りません。


俗にいう「ヒーロー」が大活躍して世界を救う系の特撮や映画をあまり見てこなかったので、ヒーローと言われても実はピンと来てないのです。


ヒーロー?
なんか陽キャでイケイケで能力使える系のチートでしょ?

そんなイメージです。


そもそも、ヒーローって男の子じゃないですか。
女の子にもイメージしやすい”ヒーロー像”が欲しいですよ。


世界を救うかっこいい奴がヒーローなら、
世界を救うかっこいい娘はヒロインで、
強いヒロインは私の中には一人しかいなくて、
それはプリキュアなんです。


もっと言うなら、スマイルプリキュアで一番天使な黄瀬やよいなんです。

■やよいちゃんのじゃんけんで一週間頑張れる


黄瀬やよいのなにが強いかと聞かれたら、まず一番に顔。
二番に顔、そして三番に顔です。


作画が本当に素晴らしく良くて、出てくる女の子全員可愛いんですけどやよいちゃんは別格なんです。とにかくあざと可愛い。えっ女児向けアニメでそんな顔する?みたいな顔もたくさん見せてくれました。


やよいちゃんは変身の決めゼリフも他キャラ達と一線を画しています。
なんてったって


「ぴかぴかぴかりん、じゃんけんポン!キュアピース!」


です。

はあ?^^かわいい^^


なんの脈絡も意味もなくじゃんけんしちゃうんです。

初めてそのセリフを聞いた時は吐いちゃうかと思いました。(かわいすぎて)


とにかく可愛く、あざとく、大きいお友達の心を狙い撃ちしてくるキャラ設定。
どんだけ図太い性格なんだ、、と思ったりもしました。


しかし彼女の心はその計算高いキャラクターとは正反対に、
脆く、弱く、とても儚い小さなものだったのです。


■弱いから、強くありたい


キュアピースに変身する前の黄瀬やよいは、とても弱い心の持ち主でした。
人前ではおどおどしてしまうし、すぐに泣いてしまう弱虫な女の子。

でも本当は、強くなりたい。
もっと可愛くて強い、そんな女の子になりたい。

黄瀬やよいは自分のなりたい女の子の像をキュアピースに重ね、
変身する度に自分の心を強く、可愛く、仮面をつけるように武装していたのです。


黄瀬やよいの魅力はとにかく顔だと言いました。
それは可憐な顔立ちをしているから、というだけではありません。


本当は弱い心を持っているからこそ出せる表情が、彼女にはあるのです。


いつも以上に可愛くあろうとするあざとい笑顔
負けず嫌いだからこそ、たまにしか見せない悔しい表情
そして、
どんなに逃げ出したいような場面でも、仲間のためにと勇気を振り絞って立ち上がる時の、決意の表情。


キュアピースに変身することで、本当の自分を超えて強い自分になれる。
キュアピースでいる間だけは、世界のために、ヒーローにならなくちゃいけない。


「普段はあんなに人見知りな子なのに、、、」

というふり幅フィルターも大きく働いていますが、一人の女の子が心を強く強くしようと奮闘する姿は、見る人の心を打ち、生きる活力を得るきっかけとなっていました。

だから黄瀬やよいは私にとってヒーローなのです。

■自分のため、そして仲間のために


ヒーローの条件とはなんでしょうか。
それはきっと強い心です。


強い心は、みんなを思う心です。


ただ強いだけの人をヒーローとは呼びません。
仲間を救い、人々を救い、世界を救うのがヒーローです。


周囲の人のために、自分の力を惜しみなく使える人。
これってなかなか難しいことですよね。

現実世界ではウザイナーやザケンナーは出現しませんし、強大な悪の組織もいません。
ただ問題や課題は山積みで、やらなきゃいけない仕事はたくさんあります。


そんな1つ1つの問題を敵だと考えた時、自分のためだけでなく周りのために力を発揮しようと考えられる人。

それがヒーローなのだと思います。

■3分間だけ頑張ればいい


常に完璧で、24時間周りのことを考えて、結果も出し続ける。
世界も変え続ける。


そんな人がいたら人間じゃないです。
逆に怖い。


ヒーローってものは別にいつもちゃんとしてなくて良いんだと思います。
いろんな作品で描かれてますが、


「ヒーローになれるのは、変身している間だけ」


世界救う系ストーリーの暗黙のルールです。
ウルトラマンなんて3分だけです。短い。でもヒーロー。


3分だけ無敵状態、ならなれそうじゃないですか?
仕事中ゾーンに入ったりして、その時はなぜかめちゃめちゃ頭が冴えまくって、、って経験ありますよね。


そんなイメージで3分間だけヒーローとか、、


なしじゃない。
ありじゃない?

■心を変身、ヒーロー誕生


少し話は戻りますが、黄瀬やよいは普段は本当に弱い子なんです。


でも変身したら無敵に可愛いし、みんなのためにどんな敵とも戦えちゃう。
強くてかっこいいヒーローになるんです。


ヒーローになれるのは、変身してパワーが強くなったから、じゃなくて、心が強くなったから。


今だけは、勇気を出して
今だけは、みんなのために


そんな気持ちで、自分をヒーローにするんです。


私たちもスイッチをオンにしたときに、心を変身させればいいんです。
お仕事中でも、そうじゃなくても。


誰かのために頑張れるスイッチ。
それを持ってる人が、ヒーローになれる人です。


そして今、私たちが探している人です。


あれ、
なんか、
自分でもなれそうな気がしてきませんか?

特別な存在になれなくても、


このフィールドでだけなら、
この時間だけなら、


自分を特別にすることはできると思うんです。

自分に合った方法で、

自分の弱さを見つめながら。

でも、こんなにヒーローのハードルを下げちゃったら、
みんなヒーローになれちゃいますね。


世界救えちゃうかも、!すごい!


私もヒーローになれるようにスイッチ探してみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

文責:K(仮名)


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