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ファッションについてを全力で。

ここ5年ほどの間に、私は、私の持ち物全てを徹底的に断捨離した。
その思いっきりぶりは本当に徹底的で「今必要なもの」だけを厳選して残し、他の全てを処分したのだ。

そのため、現在私が所有している、服・靴・バック・装飾品等々は、もともとあったそれらの恐らく10%にも満たないと思う。

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仲良くさせて頂いている noterのカニさんのワードローブ投稿を拝見していると、ああいい感じ!私はローファーは好きだったし、今でも好きだなあ♫とか、赤の差し色がめちゃ効いてる!とか、興味津々でワクワクになる。
そして「そういえば、私も若い頃はファッションを色々と研究していたなぁ」と、遠いむかしを思い出すようになった。
いつか、一回その思いをまとめてみようかな? 物は断捨離したけれど、その当時の「あの気持ち」はちょっと記録に残してもおきたい、と思うようになった。

そこで、本日は、私のファッションについてを書こうと思う。

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私の高校時代(昭和53年~56年)には、世の中では「ハマトラ」(横浜トラッドの略)ファッションが流行し、

*チェックの膝丈スカート+横浜元町のフクゾーのポロシャツ+ボートハウスのトレーナー+紺のハイソックス

がトラッド系を好む女子には絶大なる人気だった。
フクゾーもボートハウスもお値段が高いので、高校生たちはキャビンという安心価格のアパレルショップで似たものを購入。

また、私が通っていた高校の制服は、茄子紺のブレザー&ボックススカートだったので、ちょっとハマトラを意識して、ポロシャツと紺ハイソックスを合わせて通学したものだった。

昭和56年(1981年)に高校を卒業した私は、それまでの長い制服生活を終え、大学への私服登校をようやく迎えた。

まだハマトラも人気ではあったけれど、大学生のお姉さんになったのだから、ちょっと背伸び。
雑誌「JJ」が私のお手本だった。服・靴・バック・お化粧と、その頃の私はもちろんのこと、今の私の全ての基礎・土台がこの雑誌だ。

そして、ハマトラからランクアップの「ニュートラ」(ニュー・トラディショナルの略)へ徐々に移行。

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懐かしい表紙は高橋亮子さんと、黒田知永子さん。黒田さんは今だにファッションリーダー。
左のブレザー&チェックのベストの装いは、今でも私の好みだなあ。

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ニュートラは、

*紺のニットブレザー+リボンタイブラウス+膝下スカート+バックル金色のベルト+サンローランのウエッジソール

あたりが定番。

たまにハマトラ懐かしんで、☝の左下のようなコーディネートや、やはり流行っていたサーファーブランドの、トップサイダーのデッキシューズを履いたり、ボブソンのエンジェルズ・フライトという、今でいうストレッチ素材のとてもスタイルがよく見えるパンツを履いたり。
また、クラークスのワラビーも好きだった。

ニュートラは、基本的にとても上品で大人ウケがいいから、会社勤務になってからも十分通用。

上半身から靴、バックや小物にいたるまでブランドで統一させていた人もいたけれど、そんなことは私にはできず、またしたくもなく、基本は守りつつの自分らしさをいかに出すかに勤しんだ。

そして、どうやら私は「タータンチェック」がとても好きなようで「チェックのものを取り入れる」が私らしさに。
そして「タータンショップ・ヨーク」というお店が大好きだった。
少しずつ、少しずつ好きなタータン柄のラップスカートや、ワンピース、コートなどを揃えていったものだ。
そして、現在は閉業している様子。なんとも残念なことだ。

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冒頭にも書いたけれど、そのように集めた数々の服も私は全て処分をした。
でも、好きな服のテイストは今だ変わってはいない。
タータンチェックには、心ときめく私がまだここにいる。

以下、現在の手持ちのワードローブを何点か。

まずは、お気に入りのスカートを3点。

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左:「GRANDMA MAMA DAUGHTER」の定番スカートのチェック版。シルエットが大変美しい。

右上:「BEAMS」のリバーシブル膝上5㎝スカート。裏は黒。冬に厚手のタイツにローファー履いて、短い紺のコート合わせるのが好き。

右下:「BEAMS」の定番コットンスカート。この黄色に魅かれた。ウエスト幅があるところも好き。丈は脛中ほど。


次は、ロングシャツ・夏の上下・ユニクロ3Dの3点。

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左:「レリアン・アン レクレ」紺白ストライプのロングシャツ、ベルト付。ワンピースとして着てもよし。紺の半そでTシャツ+膝下丈の白パンツにこのシャツを羽織るのが好き。

中:「Viaggio Blu」のブラウススーツ。ポリエステル100%のとても軽い透け感のあるもの。花柄の色とウエストのサテンの白がお気に入り。

右:ユニクロの3D。上下ともにサイズがとても身体に合っていて、非常に着やすい。3Dは他にもコットンセーターとワンピースも購入したが、とにかく最高。


大好きな靴を4点。

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上:「Calzanore カルザノール」のウエッジソールサンダル。数年前にオッシュマンズで左のカーキを購入。あまりの履きやすさに、昨年右の紺をネットで追加購入。安定感抜群。かつてのニュートラウエッジソールを思い出す。

左下:「ダイアナ」のエナメルリボンのローファー。こういうの大好き。見ていても、履いても嬉しくなる靴。

右下:「クラークス レディース・ナタリー」。ジーンズはもちろん、ロングスカートにも三つ折り靴下で合わせると可愛い。いつも履いている(笑)


さて昨年のことである。北海道・宗谷岬に行った際、猛烈な雨風に見舞われ、一応ユニクロの防風防雨の上着を着ていたのだけれど、中までびしょ濡れに。
そこで、上から下まで風と雨を防げるものを揃えた。この一式、結構お値段は嵩んだけれど、非常に優秀。傘も必要なし。この下にダウンを着こめば流氷だって平気だった。
旅では四季を通してこれを着ている。

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パタゴニアノースフェイスKEENSCARPA


バッグは、もうリュックと決めた。なんていっても楽だし。本気のお出かけ以外はこればっかり。

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カンケンラシット

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以上、さっくりと、でもじっくりと私の大好きなファッションについてを書いたけれど、大学時代に決まった好みは、この年齢になってもまだ変わっていない。基本はトラッド。そこにタータンチェックが加わり、そして一番大事なコンセプトはシンプル&上品であること。

そうそう、数年前にピアスの穴を開けたけれど、しばらく放っておいたら穴が塞がってしまうという悲劇に見舞われた。一昨年、同じ穴を開いてもらった。以来、ピアスはほぼ必ずしている。
金属アレルギーがあるため、基本チタンのもの。
そして「スワロフスキー」も大丈夫だ。

洋服をはじめとした色々は、今はゆうさんと選ぶ。男性だけれど美的センスに秀でているので、ゆうさんのアドバイスは的確。ありがたい。
そして、これからも「必要なものだけを厳選して」購入していくつもりである。

     ・・・・・ end ・・・・・

タイトル画像:Viaggio Blu のブラウススーツ。

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