マガジンのカバー画像

俳句幼稚園 ~弐~

2,346
⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
運営しているクリエイター

#note俳句部

「ひよこ句会」第三回目以降について。

「第二回 ひよこ句会」の結果が開きましたので、第三回目以降、今後の予定についてをお伝えいたします。 参加は毎回自由、投句数も一句から三句まで自由です。 皆さま、それぞれ無理のないペースでご参加ください😊 半年すぎたあたりで、「進め方」「兼題」「題詠」などについてのご意見を一回伺い、その後に繋げていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。 投句方法など詳しいことについては以下をご参照ください。

2024年二本松花紀行~俳句編

さて、桜は別途特集にしたのですが、私が訪れた日は本当に様々な春の花が咲き誇っていました。 そうした花々を眺めていると、やはり一句捻りたくなるんですよね。 こちらは、大隣寺の枝垂れ桜。本堂の周辺に広がる山には、藩公を始め、丹羽家の代々の忠臣らのお墓があります。 生きていた頃は様々な身分で呼ばれることがあったとしても、故人になってしまえば、皆等しく「御仏の弟子」。そんな思いを込めて句にしてみました。 ちなみに大隣寺は、秋にもここで「銀杏黄葉」をテーマに詠みました。 こちらは

【俳句幼稚園】~桜東風.2024

本日は、福島県立高校の合格発表です。ちなみに少し調べたところ、福島以外でも、岩手・宮城・静岡・山口などの公立高校が、今日が合格発表とのこと。 私自身の時を振り返ってみると、私の場合は青森での入試でした。概ね地方では本命が公立高校、第二志望が私立で併願することが多いと思います。 ですが、私の場合は青森での受験時にすでに福島県立高校への編入を計画していたこともあり、私立併願なしの公立一本に絞り込んでいました。 もっとも、「確実に公立高校に入るため」に1月の最後の模試で志望校の

東北忌~2024

このところ、すっかり俳句をサボっていましたが、やはり今日だけは詠まずにはいられません。 昨年からでしたでしょうか。「東日本大震災」が正式に季語になったということで、今年はストレートに使ってみました。 とはいえ、字余りの季語であり、詠むのは結構難易度が高い気が^^; そんなわけで、今回は字数無視の句になりました(苦笑)。 ※訂正版 今朝の新聞で、2017年、長野市長沼地区に紫陽花の苗木が届けられたとありました。 須賀川にも「長沼地区」があり、その縁で「奇跡のあじさい」の株

【句集紹介】青水草 鈴木光影句集を読んで

・紹介 この度、俳人鈴木光影さんより第一句集『青水草』をご恵贈いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。  光影さんの句はどれも確固たる季語の上に成り立っています。句をデッサンしたとしたら、季語がキャンバスのど真ん中に大きく描かれるイメージです。そして、シンプルな言葉をシンプルに。ぽつりとつぶやくように素描しています。  またもう一つの特徴として、俳句らしいというよりも抒情詩らしいという感想がどの句にもあります。勿論俳句は詩の1ジャ

俳句幼稚園~阪神忌

本日は、阪神忌ですね。 このところ俳句をサボっていても、やはり節目のときには何かしら詠まねば!と感じる次第であります。 そして、今回この句のインスパイアとなったのは「ハスつか」さんのこちらの投稿です。 あとは、やはり関西在住の「綴乃」さんのこちらの投稿も。 何度か書いていますが、「災害」や「アクシデント」が発生したときは、本当に人柄が出ると思います。 北陸の人々に、一日でも早く平穏な日々が訪れるようにと願わずにはいられません。 #俳句幼稚園 #note俳句部 #俳

曲から一句~再び吹奏楽篇

調子に乗って、まだまだやります(笑)。 私自身はこの課題曲に関わっていませんが、誰もが知る「きらきら星」をモチーフとした変奏曲です。 これも、実は「響け!ユーフォニアム」シリーズの小説で出てくる曲でして。 黄前久美子ら北宇治高校吹奏楽部が定期演奏会で演奏する曲として、登場しました。 昔、「吹奏楽コンクール課題曲集」のCDを購入した際のアルバムにこの曲が含まれていまして、一目惚れならぬ「一聞き惚れ」した曲です。 丁度、巷では「クリスマスコンサート」が多く開催されることもあり

俳句幼稚園~義士会2023

んー、字足らずですね。ですが、これが「義士祭」にすると季節がずれますし、やはりここは「義士会」一択でしょうか。 ちなみに「嗔恚」とは、仏教用語で「怒り」を表します。 語順・助詞の使い方にもう少し工夫がほしいところかも。 noteを振り返ってみたら、昨年も同じような句を読んでいましたが^^; そんなわけで、トップの写真は二本松藩初代藩主、光重公が浅野内匠頭が吉良上野介に対してきっちり止めを刺さなかったことに腹を立てて、煙管を煙草箱の灰入れに叩きつけ凹ませたというもの。 せっ

俳句幼稚園~「冬三日月」

つらつらと昨年の作品を振り返っていて、そういえば昨年の今頃は、アドベントカレンダーの関係で、音楽紹介(ビックバンドジャズ系)をやっていたなあ……と懐かしく思い出しました。 今年は、本業で現在難案件を抱えているのと小説執筆の関係があるので、アドベントカレンダーの参加は見送りだな……と思いつつ、せっかくなので「曲から一句」風にしてみました。 そんなわけで、俳句幼稚園にしては邪道かもしれませんが……。 「曲から一句」&「冬三日月」をテーマに選んでみました。 知っている人は知って

【俳句幼稚園】~添水、雪ほたる

俳句の世界ではもうすっかり初冬なのに、まだ秋の季語を使うのはどうなのでしょう^^; ……と思わないでもないですが、先週二本松を訪れた際に印象的だった場所の一つが、「龍泉寺」。 ここの「菊手水」が素敵だ!ということで、秋に訪ねたかった場所の一つです。 「菊手水」を詠むか、「鹿威し」を詠むかで散々迷った挙げ句、まずは「きごさい」で調べてみました。 すると、「鹿威し」もれっきとした「三秋」の季語なんですね。 龍泉寺は、お寺のHPにもあるように、伊達政宗に滅ぼされる前は代々畠山

【俳句幼稚園】~秋の二本松

もしかして、登園はかなり久しぶりでしょうか。 このところ、私事がゴタゴタしていたり「作家」としての活動に勤しんでいたりして、なかなか詠めていませんでした。 ですが、今月の5日&8日に小説のリサーチも兼ねて「二本松」を訪問してきたので、それで詠んでみたいと思います。 幼稚園生としては季節的には「立冬」を詠むのが正解なのでしょうけれど(苦笑)、せっかくなので「晩秋」の句で。 季語で「イチョウ」を詠み込んだのに、肝心の「イチョウ」が写っていないじゃないか!とお叱りを受けそうです

【俳句幼稚園】~鰯雲

昨年の秋にも、「俳句ポスト」のために鰯雲を詠みましたが、本来は鰯雲そのものは、年中見られるのですよね。 それでも秋の季語になっているのは、やはり空気がからっとしてきた今の季節に、よく似合うからなのでしょうか。 相変わらず夏日が続いていますが、それでも湿気が和らいできたことにより、「秋の訪れ」を感じる日々なのです。 #俳句幼稚園 #note俳句部 #俳句は楽しい #コメント欄は宝物

【俳句幼稚園】~秋祭り

本日と明日は、須賀川秋祭りです。 もっとも、須賀川の秋(晩秋というか初冬というべきか)というと、松明あかしの方が有名なので、私も見物したのは、久しぶりです。 とはいえ、せっかく「俳句」に親しんでいるのですから、ここで一句くらいはひねりたいところ。 本当は「神楽」なども入れたいところですが、「神楽」は冬の季語なんですよね。 意外と、秋祭りを詠むのに利用できる季語は、限られるのかもしれません。 【おまけ】神輿を担ぐのは神事ですから、昔は女人禁制などもあったと思うのですよね。

【俳句幼稚園】~きちきち、秋の虹

このところ、足元からよく精霊バッタが飛び立つので、その光景をそのまま句にしてみました。 できれば、あの羽音をそのまま残したいと季語を検索してみたところ、子季語に「きちきち」があるではありませんか。 鈴虫など「音色を楽しむ」系の虫ほどではありませんが、道端に潜んでいるバッタも、結構羽音だけで存在感があるものです。 我が家が田舎だからでしょうが(笑)。 こちらも最近の実景より。 台風襲来の合間に見えた、見事な虹の情景です。感覚としては、「夏の虹」なのですが、一応9月ですしね。