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人生に影響を与えた映画は何ですか?私は・・・

 今までたくさんの映画を観てきたけれど、一番、心に残っている映画は何だろう?大学生の時、友人たちと盛り上がって観ていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が真っ先に思い浮かびました。これは面白かった・・・。映画の最後に現れた「To Be Continued」の文字に、続編が本当に待ち遠しいと思いました。ストーリー展開が斬新で、至る所に伏線が潜んでいて、何度観ても飽きのこなかった映画でした。イタリアのジョルジェット・ジウジアーロのデザインした美しいマシンは、タイムマシーンをクルマで表現するなら、これだ!と思わせる斬新さがありました。私の現在の愛車SVXも同氏のデザインで、宇宙船のイメージで購入しましたが、この映画に登場したデロリアンの影響もあったのかも知れません。同じデザイナーの作品というのは面白いもので、全然違うのにどこか似ている・・・。映画のように空飛ぶクルマが実現すれば、SVXは宇宙船に近づくのだが・・・。
 主人公のマーティ(Michael J. Fox)とブラウン博士(Christopher Lloyd)との漫才のような会話は、いつ観ても笑える面白さがあり、会話やシーンの中に潜む伏線の回収に氣づくと、楽しさが倍増したものです。映画に感情移入することはよくあることですが、自分の感情と深くシンクロした登場人物は、この映画に登場するブラウン博士でした。どこかトボケた感じとか、いい加減なように見えるが、何かを達成してしまうとか、まるで自分の生き様を見ているような不思議な感覚になります。あなたに深くシンクロする映画の登場人物は誰ですか?まさか「Lord Voldemort」ではないですよね。
 他に印象に残っている映画はないか・・・。「マトリックス」と「トゥルーマン・ショー」が思い浮かびました。「モンスターズ・インク」もなぜか出てきました。・・・これらに共通するものは何だろう。今日書いているnoteのテーマは、もしかすると「世界の大転換」を暗示しているかも知れません。どの映画にも複数の世界が存在していて、登場人物は、異なる世界を行ったり来たりしています。世界が変わる瞬間を人生の中で経験するなんてことは、そうあることではありません。今週末に、これらの映画を見直して、望ましい世界の変化のヒントを探ってみようと思います。みなさんも如何ですか?

 かつて人類の経験した世界の大転換は、旧約聖書の「バベルの塔」のお話に記述されています。ついでなので調べてみました。Wikipediaによると、バベルの塔の物語は旧約聖書の「創世記」11章にあります。

全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので、彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。— 「創世記」11章1-9節[4]

 人間は天まで届く塔をつくり、導きを無視して各地に散るのを免れようと考えたようです。主は降臨して、この塔を見て「人間は言葉が同じなため、このようなことを始めた。人々の言語を乱し、通じない違う言葉を話させるようにしよう。」と言ったのです。このため、人間たちは混乱し、塔の建設をやめるこことなり、世界各地へ散らばっていったというお話です。人間が目指そうとしていた誤った方向を、主が言葉を通じなくすることで、正しく導いたということです。旧約聖書では、世間一般に言われているような、神が塔を破壊したというストーリーではないようです。
 時が経ち現在、私たちは悪が蔓延っても、何の疑問も持たないおかしな現代社会をつくり出してきました。これまで人類が歩んできた方向は、本当に正しかったのでしょうか。「第二のバベルの塔」を全く無自覚のまま造り続けてはいないでしょうか。もしそうなら、バベルの塔の建設が中止されるような出来事が、主によって引き起こされるかも知れません。かつてお互いの言葉が理解できなくなったように、今まで常識として疑わなかった価値観が全く意味を失い、理解できないものに・・・。第二のバベルの塔は、建設中止ではなく、根底から破壊されるかも知れません。それほど、現代の社会システムが腐り切っています。ハリウッドの映画は、その多くが真実をスクリーンに投影し、架空の話と認識させることで、人々の不満のガス抜きを図るために制作されました。直感の鋭い覚醒した皆さんは、映画を観たときに、真実の姿が映し出されていることを目撃していたことでしょう。
 人類に正しい選択をさせ、正しい方向へと歩ませることが、主の導きであり、大変革後の私たちには、新しいより良い社会システムの構築が求められます。この地球で愛と調和を基盤とした豊かでしあわせな社会を、今度こそ、創り出さなくてはなりません。だれかが創るのを待つのではありません。全人類、すべての人が、この創造に参加するのです。当面の間は、自分が何をすべきかを考えることが人生の目的になるでしょう。でも、その先の未来の可能性は無限大です。昔は良かったと、現在の社会システムを懐かしむ人はいなくなります。それほど、素晴らしい未来が、もうすぐやって来るのです。あなたは、これを信じますか?
 これを預言ととらえることができる人は、私の同士です。信じられない人は、その日が来たとき、この文章を思い出してください。しあわせは与えられるものではなく、自分が愛を感じたときに得られるものです。大切な人に愛を与え、大切な人から愛を受けとって下さい。それが、愛し合うということであり、しあわせになる方法です。現代社会は、そのことを忘れてしまうくらい荒廃してしまいました。過去の失敗を嘆くのであれば、その時間はもったいない。今を生き、未来を創ることに時間を使いましょう。しあわせになるために・・・。

さて、Huey Lewis & The NewsのThe Power of Loveを聴きながら波動を上げていこう!そう言えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー・パート3」の最後に、ジェニファーがFAXの文字が消えた理由をドクに訊くシーンがあります。そのときのドクは、マーティとジェニファーに、こう答えるのです。
It means your future hasn’t been written yet. No one’s has. Your future is whatever you make it. So make it a good one, both of you
つまり未来は誰にとっても白紙だって事さ。未来は自分たちで作るものだ。だから君ら二人もいい人生を送りたまえ。


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