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旅記事:佐賀県の唐津くんち~唐津城の旅

2023年11月2日から4日の3日間、佐賀県唐津市で開かれた、唐津神社秋季例大祭「唐津くんち」を見てきました。併せて、お城好きの私が行かない筈がありません、「唐津城」にも行ってきましたので、ご紹介させていただきます。

唐津駅前の様子

佐賀県は、お茶や唐津・伊万里・有田などの古くからの陶磁器の産地として有名で、玄界灘と有明海の2つの海に接しムツゴロウやワラスボなど、ユニークな海の生き物を使った郷土料理など、海の幸に恵まれた場所です。

今回の旅先は、唐津市。
まずは、JRで博多駅(福岡県)から唐津駅まで行く方法をご説明します。
私はいつもJRの切符を購入するのは、JTBさんを利用していますが、「博多駅から唐津駅までは、博多駅に着いてから自動切符販売機で自分で買ってください。」と言われ、改めて路線図を確認しました。
すると、博多駅から地下鉄の「福岡地下鉄空港線」を乗り継いで、唐津駅へ繋がっています。つまり、福岡駅から姪浜駅まではJRではないのです。
ただ、切符の購入は(福岡駅~唐津駅)1枚で購入出来ます。
更に乗り換え回数が気になり時刻表を見ると、朝の9時前頃までと、夕方17時以降は、(福岡駅~西唐津駅)の直通電車がありましたが、それ以外の時間帯は途中の(筑前前原駅)で1回乗り換えが必要になります。
(※ご利用の際は、時刻表にてご確認下さい。)
・(直通の場合)博多駅発~(西唐津駅行の列車)~唐津駅着 約1時間20分。
・(乗り換えが必要な場合)博多駅発~(筑前前原行の列車)~筑前前原駅着。筑前前原駅~(西唐津行の列車)~唐津駅着 約1時間20分。※途中の乗り換え時間が約2分程度ですので、ご注意下さい。
料金は、大人1名、1160円でした。
また、筑前前原駅から西唐津駅までの区間は、単線です。列車到着時間に遅れが生じる場合があるようですので、ゆとりを持ってお出かけ下さい。

唐津駅ホームに立つと、窓ガラス越しにお祭りで賑わう多くの人が目に飛び込んできました。駅前ロータリーから道路に面した歩道に、たくさんの出店が並び、それ以上に「唐津くんち」を見物に来た人が埋め尽くしていました。それを見て改めて、ようやくコロナ明けたんだなと感じました。

唐津くんちの様子
唐津くんちの様子

私の身長は174センチ、現代では普通レベルの高さです。この写真は背伸びをし、痛い50肩を我慢し精一杯万歳をしてシャッターを切った、渾身の1~2枚です。(残りの写真は、的外れでした。)
山車を引いている人たちの笑顔が、とても印象的でした。山車が近付くと観衆からワァ~と声が湧き上がり拍手で見送る、活気あるお祭りでした。

ここで、「唐津くんち」について少々解説をしておきたいと思います。
「くんち」とは「供日」とも書き、収穫感謝の意が込められたお祭りなのだそうです。
「曳山(やま)」と呼ばれる一番から十四番の種類の山車を引いて町を練り歩きます。上の写真は、「十一番曳山(米屋町)酒呑童子と源頼光の兜」だったようです。
詳しく知りたい方は、「唐津観光協会 唐津くんち」のホームページをご参照下さい。曳山の一番から十四番までの写真や動画など詳しく紹介されています。
旅Karatsu 唐津観光協会|唐津くんち (karatsu-kankou.jp)
https://www.karatsu-kankou.jp/feature/karatsukunchi/

お祭り会場を後にし向かった先は、「唐津城」です。

唐津城

唐津駅から徒歩で15分ほどの場所に「唐津城」があります。
私はこれまでにお城を十数か所見てきましたが、ここは一見の価値あります。何と言っても、「お城が海に囲まれている」ということです。非常に珍しいです。普通は、敵からの攻撃を難しくする為に、川のそばの山の頂上に建てるものなのです。川が無い場合は堀を作って防御策します。
そういった意味では、この唐津城は、周りを「海」というお堀で囲む事で、敵からの攻撃を防いでいたのでしょうか。いろいろな想像が湧いてきて面白いお城だと思います。

唐津城
唐津城

石段を登っていくと天守閣が見えてきます。
毎回お城に来ると、普段から摂生し体重を落とし運動していれば、と反省しながら登ってます。頂上に着くと呼吸を整えるためにベンチで休みました。(エレベーターもあるようですので、ご安心ください。)

天守閣の前には広い庭園があり、多くの桜の木が植えてありました。訪問した日は11月でしたが、春に訪れると満開の桜とお城の写真が撮れるのでしょうね。
天守閣の横に隣接して、休憩所(飲料自動販売コーナー等)があり、ゆっくりとくつろぐ建物があります。
天守閣内部には1階にお土産物、2階に歴史的な資料の展示、3階に唐津焼の展示、4階は休憩フロア、5階頂上は展望フロアとなっています。
唐津の町並みや虹ノ松原が一望できます。

以上で今回の旅は終了です。
今回は「唐津くんち」から「唐津城」と見てきましたが、唐津市には他にも、「旧唐津銀行 辰野金吾記念館」、「虹の松原」、「鏡山展望台」、「さざえのつぼ焼が名物の「波戸岬」」などの観光スポットが満載です。
唐津くんちが無い季節でも観光に訪れてみてはいかがでしょうか。

それでは、この辺で。失礼します。

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