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平和な時間の儚さを改めて感じるとき

6年前に机を並べて勉強していた友達二人。

暫く家族との連絡が取れず、危険を承知でキエフに戻った。
ベルギーで学位を取り安定した職を見つけた彼女、
家族を呼び寄せられるよう準備を進めている。
SNSではウクライナへの支援を呼び掛けている。

フリージャーナリストの彼は、
ウクライナに赴き戦線の取材をしていた。
一年の取材を経て、しばらくリラックスしたいと祖国に戻ったところ
一週間後の10月7日にハマスの無差別攻撃が起こり
イスラエルは戦争突入を宣言した。

中国の大衆系メディアは米国(=イスラエル)の敵は味方、の構図のもとに
ほぼ全面的にパレスチナの支持の世論を日々煽っている。
イスラエル人の友人のWechatへの投稿。
自分には何かできるのだろうか?
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我々(パレスチナとイスラエル)の衝突は今に始まったことではない。
長い歴史があって、僕が母語を使っても正確に説明するのが難しいくらいだ。現代の世界にいる我々は、あらゆる方面からフェイクニュースとプロパガンダに影響を受けている。もう何が真実がを判断することなんてできない。

どうか、あなたたちはマスメディアの被害者にならないでほしい。どんな時でも、何らかの記事を読んだからとか、どこかのニュースで言われていたから、状況を分かった気にならないでほしい。様々な異なるソースから情報を取得することが不可欠なんだ、中国のニュースからだけでなく。

もし興味があるなら、僕に連絡してくれてもいい。イスラエル人としての観点を簡単に紹介することもできる。この世界は憎しみに溢れてしまった、でもどうか憎しみに屈服しないでほしい。自分自身の知性を発揮して、憎しみという感情と闘ってほしい。
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