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「プロダクト開発の“精神的支柱”」を目指して。wevnalのシステム基盤を支える1人目SREの想い

2023年7月、wevnal(ウェブナル)に1人目のSREエンジニアとして入社した今岡祥。これまでに8つの会社を渡り歩き、前職ではオンライン商談サービスのエンジニアとして活躍してきました。

現在は、wevnalが提供するプロダクト「BOTCHAN」におけるサービス基盤周りの整備に取り組んでいます。

貪欲なインプットと謙虚な姿勢を大切にしながらも、これからのチームづくりに熱き想いを持っている今岡。wevnalに飛び込んだ動機、そしてその先に見据える未来を聞きました。


とにかくアウトプットを出す。1人目SREして全プロダクトに携わる

──まずは、これまでのご経歴を教えてください。

wevnalに入社するまで、8社で働いてきました。前職はオンライン商談サービスを手掛ける会社で、主に社内開発環境のDX化およびSRE業務に従事していました。

さまざまな業界で働いてきましたが、wevnalのことはまったく知りませんでした。とある求人媒体で送られてきたスカウト文面に惹かれたことがきっかけでwevnalのことを知り、現在に至ります。

──スカウト文面に惹かれた、とは?

ピープルマネジメントの経験に着目してオファーをいただいたことですね。

エンジニアという職種だからこそ一般的には技術的なスキルが評価されやすいのですが、wevnalだけがマネジメントスキルについて触れていたんです。

私もこれまで働いてきた経験を踏まえてチーム作りや人材育成に興味があったこと、またCTOの鈴木さんとお話しする中で人材育成への価値観が一致したことが入社の決め手になりました。

──現在の業務内容を教えてください。

現在は1人目のSREとして、全てのプロダクトにおけるシステム基盤の向上に取り組んでいます。

鈴木さんからの依頼や各プロダクト担当者からの相談もあれば、自分で気がついた問題点について提案することもあります。

これまでの職場でも横断的に社内メンバーと連携して進めていたので、その経験は現在も活かされていると思います。

ただ、wevnalの場合は各プロダクトによってシステム基盤が異なっているので、それぞれの状況をキャッチアップしながら同時に進めていく難しさはありますね。とにかく最初は間違えてもいいから自分で考えて、提案して、練り直して……を繰り返しています。

「まるで全部で1つのプロジェクト」 wevnal入社直後から感じた心理的安全性の高さ

──1人目のSREとして入社する不安はありませんでしたか?

そうですね。これまでと開発環境が異なっているので不安はあったかもしれません。また、他の人たちが進めてきたプロジェクトに後から加わることには一定の心理的ハードルがあります。

ただ、wevnalは各チーム、各プロダクトがまるで全部で1つのプロジェクトだと思える感覚があるというか……心理的安全性が非常に高いんです。

チームを成功させるための考え方として「HRTの原則」という言葉がありますが、まさにこの文化が全社内に根付いているように感じています。

※「HRTの原則」
書籍『Team Geek Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』内で提唱されている、チームを成功に導くために必要な要素のこと。「Humility(謙虚)」「Respect(尊敬)」「Trust(信頼)」の頭文字を取って「HRT(ハート)の原則」と呼ばれている。

▲オンラインでのMTG風景

──具体的にはどのようなコミュニケーションがおこなわれているのでしょうか?

ポジティブなフィードバックが活発ですし、全社横断の取り組みにも積極的に関わってくれる視座の高いメンバーが多い印象です。

例えば、wevnalではメンバーそれぞれが個人的なSlackチャンネルを持ち、自由につぶやく「times」を設けているんです。

その中で私が呟いた困りごとに対してメンバーが解決策を提示してくれたこともありましたし、逆にメンバーのtimesから各プロダクトの状況や課題を把握できるきっかけにもつながっています。

──業務を進める中で、意識されていることはありますか?

他部署の方との連携が欠かせないので、日頃からエンジニアやPMの方を中心に多くの方とコミュニケーションを取るようにしています。その上で大切にしているのは、プロジェクトメンバーの意見を尊重することです。

能動的なキャッチアップを続けながらも、メンバーに対して「一から教えていただく」という姿勢は崩さず、その上で自分なりの提案をおこなっています。

1人目SREとして入社2ヶ月が経った今、メンバーから積極的に相談してもらえる環境がとてもありがたいです。信頼していただいている分、責任も感じていますね。

SREは開発における「最終防波堤」

──SREという役割を言い換えるとしたらどんな言葉が思い浮かびますか?

開発における「最終防波堤」ですね。各プロダクトチームでは対応できなかったシステムの課題を、SREはすべて解消できる存在でないといけません。そうしたSREがいてこそ、各チームが積極的な開発を進めることができます。

ただ現在は1人だけなので、社内にとって開発の精神的支柱になるためにまずはチームを育てていくことが直近の目標ですね。

──現在の環境や課題を踏まえると、どんな方がマッチすると感じますか?

プロジェクト単位で動くので、まずはさまざまなメンバーと臆せず積極的にコミュニケーションができる方。そして、新しい知識や技術に好奇心を持ちながら、自分なりの解決策を提示できる方が望ましいですね。

学んだことを即実践できる面白さがあると同時に、望む結果を得るために貪欲に知識を吸収する姿勢が求められています。

社内メンバーからさまざまな相談を受ける中で主体的に取り組んでいける方にとっては、ぴったりの環境ではないでしょうか。

──最後に、今岡さんが目指す未来を教えてください。

SREとして、究極的な理想は「何もしなくていい」状態です。完全な環境を作り、インフラを監視して問題が起きたときに対処する、というのが最終的な正しい形ですから。

そこに行き着くにはまずチームメンバーが必要ですし、着手すべき課題もたくさんあります。難しくはありますが、なるべく早く、でも確実に「最終防波堤」に向けてチームを育てていきたいと考えています。


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