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新潟、史上最大の危機を乗り越えて

【ALB Link Vol.1 -2020.6.27 甲府vs新潟-】
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2020年2月。アルビレックス新潟は3-0で開幕戦を飾り、最高のスタート。今年こそJ1に昇格すると信じさせてくれる試合でした。

ところがその翌週から、新型ウイルスによる影響でJリーグは中断。出口の見えない長く重苦しい戦いが全国で続くことになり、その影響はアルビレックス新潟にも及びました。

経営危機にあった2019年に是永大輔氏がアルビレックス新潟の社長に就任。J1昇格こそ果たせなかったものの、経営面では過去最高益を記録して危機を乗り越え「さあ今年こそ!」という2020年シーズンが進んでいくはずでした。

試合ができない、人が集まることができない。自粛を余儀なくされる中、【新潟はこのままだと秋にはキャッシュが底をつきる】という記事まで出る事態となりました。

アルビレックス新潟史上最大の危機。それでもクラブ、サポーターが一丸となりこの危機を乗り越えようと動き続けたのです。

5月に始まったクラブ緊急支援特別募金。わずか1か月で2,000万円を超える金額が集まり、あらためてアルビレックス新潟サポーターの新潟愛が示される結果となりました。

また、試合を行うことができない中で少しでもアルビレックス新潟を通じて人と人をつなげようと、選手やクラブも活動してくれました。選手が歌ってくれたチャント動画は心に響きましたね。

4月から始まったアルビオンラインスタジアムは、自宅でもアルビレックスを楽しめる新たな形を私たちに提供してくれています。

そして是永社長も自らInstagramでのインスタライブを通じて、3月から毎週のようにサポーターとともに過ごす時間を作ってくれました。元新潟の選手である野澤洋輔さんや木暮郁哉選手、Jリーグ副理事長の原博実さんなど多くのゲストとのコラボも。試合のない中で私たちサポーターに活力が与えられたのではないでしょうか。


Jリーグ中断からのアルビレックス新潟の活動を振り返ってきましたが、#stayhome を含めた長く辛かった我慢の時期を経て、ようやくJリーグ再開までこぎつけることができました。

再開以降もリモートマッチ(無観客試合)、入場数制限のある試合とまだ今までどおりのJリーグというわけにはいきません。それでもアルビレックス新潟が史上最大の危機を乗り越えて、再び上を目指すためのスタートを切ることがようやくできます。

私たちみんなでこれまで以上に多くのサポートでアルビレックス新潟を支える。そしてシーズンの最後には最高の結果を掴み取り「2020年は苦しいこともあったけど良いシーズンだったね」と振り返ることのできる一年にしていきましょう!

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